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伊佐沼釣行記

バス釣りのはずが猛暑でテナガエビに転進

2003-06-22

 若林くんと荒川へまたもや行くことにしました。前回台風の最中に突撃した荒川と入間川の合流点の辺りです。今回はさすがに二人とも『もしかしたら桃源郷かも?』なぁんて甘い期待を抱くことも無く、ふつーに『釣れればいいねぇ』くらいの落ちついたテンション。やっと二人も大人になりました。(^^;)

 さて荒川の出船場所ですが、前回見かけたスロープ状の地形は、その後僕がフローター試乗会でチェック済みです。もう勝手知ったる道順で細い道をずんずん進むとなんと先行者がいます。
 様子を覗ってみるとジョンボートを降ろす2人組がいました。若林くんが声を掛けて情報収集してみると、どうやらツラい釣り(笑)をされるお人達のようで、バッテリー・エレキを積んでました。

 はっきり言えば我々カヌーの方が準備は早いのですが、先に出ちゃうのもなんだし、ゆっくり準備して先に出てもらったのですが、すると後からアルミを積んだ車がまた1台やってきました。若林くんと二人で『どうやらメジャーポイントになってるらしい』『前回人がいなかったのは台風のせいで、これぐらいが普通なのかも?』とすっかり桃源郷気分は吹き飛んだのでした。

 さてはていざ出船。入間川を遡りながら岸近くを撃って行きます。やっぱせっかくの朝イチなんだからトップを投げて…と庚辰や辛巳、若林くんの10何年振りかに投げると言うお手製クランクなど、とっかえひっかえ試してみるもののダメ。この時点ですっかり日が高くなってしまいました。

 じゃあ、ということでとって返して下流方向を探検。こちらは割と広々とした風景のテトラやガレ場のある川岸で、若林くんは下流側の方により好印象を持った模様。テトラや石積みをワームやラバージグなどで撃って行くことにしました。
 ところがこのあたりから風が強く吹き出してカヌーの操船が結構辛くなってきました。この日は上流から下流へ向かって吹く風で、風に乗せて下りながらルアーを投げて行くと、ドンドン船が進んで行くのです。そのせいもあってなかなかじっくりルアーを入れて釣りをすることもままならず、投げて落としてすぐ上げる、という忙しい釣りになってしまいました。

 下流へ降りて行く途中のテトラで僕のドゥードゥルビーバーの尻尾が齧られて、あわてて逃げて行く魚を視認したくらいで、もうウンともスンとも。結構下流に下ったところにあった浄水場の放水口のやや下流まで下って、また上流に引き返すことにしました。

 が、この上流行きがもう大変。強い向かい風の中、エッチラオッチラ漕いで昇るのは大変でした。なんとか出船場所まで戻ってきた時にはAM11:00前じゃなかったかと思いますが、もう二人とも疲れてしまってチカラが残ってませんでした。
 ひとまず上がって一服すべぇ、そうすべぇと上陸することにした休憩中の様子がこちら。

やっぱメジャーポイントですね
後の車が僕ので、両サイドに他の車があります。
映ってないけど他に2・3台あったはず。

上げ下ろしはラク
ちらりと見える水のトコロがスロープ状になっています。

暑い日でした
『いや~まいったまいった』二人の口からはこれしか出ません。

 さてはて体力を使い果たして風が強く吹いてきたので、今後の続行は困難です。どうしよう?と相談したところ、若林くんから「近くの伊佐沼に行ってテナガエビ釣ろう」とのアイディアが出ました。僕はテナガエビを釣ったこと無かったので、興味を示して同意です。途中で昼食タイムを入れる事にして伊佐沼へ転進しました。

 途中ハンバーガーなどを食し、伊佐沼のほとりにある商店(食料品などの他に釣道具を気持ち置いてある)でエサ・ハリなど購入します。船着場などで探りを入れた後、若林くんの野生のカンで釣り場を選定します。さっそくやってみると早々に若林くんがエビをゲット。

見えるかなぁ?
エサ箱の横に白いのがいるんですけど。

 ここは頻繁にアタリがある、なかなかいい場所でした。ピコピコ動くウキに久し振りにエキサイトしてしまいました。なかなか釣れないところが憎いぜ!コンチキショウ!って感じで結構アツくなりました。
 しかしお日様の方がばっちり暑くて、もう日差しで手足がジリジリ焦がされます。僕は1匹釣ったらもうギブアップで車に退散してしまいました。

 結局二人して夕方まで車内でお昼寝しました。夕方、荒川に戻って夕マズメをおかっぱりで少し釣りして帰りました。もちろん夕方には釣れず。最近全然お魚釣ってません…。

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