災難ばかりが降りかかるDHフライロッドへの道
先週失意と落胆の内に終わった新潟・荒川への桜鱒釣行ですが、負けじと4月10~11日にかけて、2度目の挑戦をしてきました。
4月7日関東南部に降った雨は、新潟でも降っていたようで、8~9日は晴れの予報でしたので、出発前は川の増水・濁りがとれてイイ状況かも知れないとかなり期待していました。
ところが10日土曜の出発が仕事の関係上AM3時になってしまいました。これでは朝マヅメの一番イイ時間は諦めざるをえませんでした。
関越道を走って一時間半、奮闘空しく眠くなったので途中赤城高原SAで仮眠しました。目が覚めてみるともう明るい時間のAM6:30頃。現地到着はAM10:00前でした。まぁ仕方無いです。安全が第一ですから。
現地に到着すると先週お預けを食ったフライの準備をします。
金属用接着剤を使ってリールフットを止めたリールを握り締め、先週釣りをしようと準備したところからダブルハンドロッドを持って川の中にザブザブ入って行きます。
流れる川の中でのDH実釣は始めてです。まずは川の流れにラインを乗せて、リールから出して行くとランニングラインのクセが強いことに気付きました。
絡んでしまう前に面倒がらずに少しずつ両手で引っ張ってクセをとります。ようやくキャストの準備が整うまでに5分以上は掛かったでしょうか。フライって時間と手間の掛かる釣り方だよなぁと改めてシミジミ感じてしまいました。
さてラインのクセも取れていざ第1投です。投げてみると芝生の上の練習と違って距離が伸びませんでした。
膝上くらいまで立ち込んでいて、足元が川の流れで不安定であるため、キャストがスムーズにできていないようです。これは実践あるのみだ、今日はキャストの練習だけでも成果をあげようと続けてキャストします。
ラインハンドリングも始めて、流水のリトリーブも始めてです。一連の手順に結構戸惑いながら5投目を投げようとするとイキナリバキッ!と音がしました。
慌てて竿を見るとティップがブラブラしています。竿が折れちゃった…。
穂先から2本目の先に近いところで折れました
どうやらバックキャストで後ろの陸の木の枝かなんかを引っ掛けたようです。そのままフォワードキャストに移ってティペットが切れずに竿が負けて折れてしまいました。しばし呆然です。
今回は投げまくって手繰りまくって曳きまくってDHの釣りに慣れるという今回のテーマも5投で終わってしまって大ショックです。これまでどんな竿でもキャストやファイトで折ったことなんて無かったんですが。
それにしても14'6"の#9-10DHロッドを折ってしまうとは侮り難し3号フロロラインです。次回からはティペットを2号にすることを固く心に誓ったのでした。
仕方無いのでこの後はいったん昼飯を食べてから、ルアーに交換して釣りをしました。
先週ストッパーが壊れてしまったDAIWAのTD-X3000iAが修理中ですので、DAIWAのTD-S2500iAにPE1号を巻き、リーダーにフロロ3号を使いました。
これで12~24gのスプーンを上流に投げて、流れに乗せて底をゴロゴロと流してみました。PEラインが高感度なので、底を転がっていく様子がよく分かりました。これですと集中力が切れなくっていいですね。
夕方まで右岸をじっくり釣り下って行きました。しかしまるっきり魚の感触を得られず川から上がりました。夕日が落ちてくる頃でやや早めに10日の釣りは終了です。
近くのホームセンターで接着剤とビニールテープを買い、晩飯を食べた食堂から割箸を貰ってきてDHロッドの補修をしました。割箸を削って心棒にし、接着剤を塗って折れた竿を両端に差し込みます。折れた個所に上からビニールテープを巻いて完了です。
なんとか補修してみました
それっぽく修理できましたが、ちゃんと使えるかは分かりません。その後、道の駅胎内の近くにある温泉利用の体育館のような施設に風呂に入りに行ったのですが、営業時間が終わっていて入れませんでした。営業時間21時迄はちょっと早いかも…。仕方が無いのでそのまま駐車場に車を泊めて車内で寝ました。
その2へ続く
Copyright (C) びぃ,2005-01-16,All-Rights Reserved.