トップ釣行記

桜鱒撃沈記ふたたび

災難ばかりが降りかかるDHフライロッドへの道

2004-04-11

その2

 翌11日はAM4:30にセットした携帯電話のアラームで起きて早速川へ向かいました。既にたくさんの人が釣りを始めていました。
 慌てて川辺で準備をしたら使い捨てコンタクトを片方なくしたりして、もうバタバタです。結局スタートがAM5:00過ぎになってしまいました。

今回の道具


 今日一日を考えると朝マヅメは人気スポットに入ってでも、ルアーをなげまくってなんとか一本獲りたいという作戦を立てました。補修したフライロッドを使うなら期待薄の時間帯に回したい、というスケジュールです。

 ルアーロッドを持って遠慮がちに人の間に入れさせてもらってスプーンをキャストします。これまでやってきた場所と違って流れが緩く底が柔らかいようです。
 寒さのためネオプレーンの手袋をする程の風がビュウビュウ吹いていたのでちゃんと底が取れなかったのかも知れません。桜鱒のイメージからすると流れが物足りない気がしました。

 次第に下流へ移動しながら色々と探ってみるのですが、やっぱりウンともスンとも言わなくってAM8時頃に眠くなってきて集中力が切れて中断しました。その頃には川岸で談笑する人も増えて、すっかり雰囲気は情報交換モードです。
 漁協職員の方に聞いても「今日はまだ釣れてないね。昨日は7本あがったよ。」とのことでした。やっぱり昨日は良かったんだなぁ…と昨日の朝マヅメをやれなかったことに思いが残ります。

 トイレを済ませて車に戻って仮眠をしたら起きた時間が昼過ぎになってました。あちゃ~と思ってみても後の祭りです。
 後の時間をどう過ごすか考えてみると、昨日補修したDHロッドを試してみたい気がします。でもいい加減な補修なので被害が更に広がる可能性も充分に考えられます。

 結局ココ荒川では先週今週と、事故が頻発しているのでおとなしく、かつスゴスゴと引き上げることにしました。かなりヘコんでしまったということですね。
 次回以降のためのフライのバックキャストで引っ掛からない川岸の個所とその入川ポイントの確認だけして早めに帰途に付きました。

 帰りに河川敷を走ると桜がイイ頃合に咲いてました。まだ五分咲き程度の木もありましたが、桜鱒の名に相応しい季節になってきたんだなぁ、と思わせる風景でした。

真っ盛りです
荒川右岸の公園の桜。
ここは他より咲いていてちょうど見頃を迎えていました。

う~ん、春やねぇ
同じく荒川右岸の公園。花見の家族客も居ました。

 昼食をとって、日本海東北道・北陸道を走ります。とてもイイ天気で気持ち良く運転していました。ところが関越道は当初順調だったのですが、山に差し掛かる頃に渋滞情報が入ってきました。せっかくの気分も次第に暗雲です。

まだ冬の景色です
関越道、越後川口ICあたり
山に向かって走ると春まだ浅いことを知ります。

 前回・今回と災難続きとも言える散々な結果でした。いくら桜鱒だからってあまりに…と思う程です。腕前や判断の問題もあるのですが、正直結構ヘコんでいます。
 来週はちょっと浮気して海へ行きます。おっきい魚に引きずられて癒してもらってきます。

Copyright (C) びぃ,2005-01-16,All-Rights Reserved.