ようやく一匹釣りました
2006年7月9日、房総のTダムに行ってきました。2週間前に小野川へ行き、フィリプソン+フルーガーで何とか1匹釣って魂を入れてやろうと思ったものの、1バラシで終わってしまったので今日こそはと意気込んでいました。
現地に着いたのが午前5時頃。ここへ来るのは10年振りくらいでしょうか。車を停める場所も少し変わっていました。先行者3人組が居たので話を聞くとエントリポイントは変わっていなかったのですが、道を間違ってしまい、入水する前から大汗をかいてしまいました。
早速入水するとチビギルがわらわら寄ってきました。ガマカツB10Sの#2フックに巻いたバスバグを投げるとこのチビギルがチュパチュパつついてきて、勿論釣れないながらも、ひとまずは癒しタイムとなりました。
さて肝心のバスですが、ほぼ満水状態でしたので湖面にかぶさる木の下、オーバーハングの陰にバスバグを撃っていくのですが、ウンともスンともいいません。
入水したワンドから本湖筋に出て、オーバーハングの他、水の染み出している岩盤なども集中的にコルクヘッドポッパー、ダイバー、フォームポッパーとアレコレ撃ってもバイトすらありませんでした。
今日は12時には上がらなければならないのですが、延々撃てどもノーバイトのまま11時30分となり、そろそろ上がらなきゃ…と思い始め、バスバグを流しながらゆっくり漕いでいると、パシャ!と初のバイトがありました。慌ててアワセてもすぐに外れてしまいました。
あれ?もしかしてオーバーハングの下ではなく、アウトサイドに出てるの?との疑いがアタマをもたげてきました。
湖面にかぶさっている木の沖側で魚がバシャバシャやっている(ヘラかと思ってました^^;)あたりに、水を吸って半沈みになってきたバスバグ(フルーツカクテル#2)を投げて、ポップ音を出さないようにゆっくりゆっくり一定のペースで引き波を出すように引っ張ってくると一発でガボン!と出ました。
わ!ホントに出た!と驚いたのは僕の方で、バスはぐいぐい元気に引っ張っていきます。結構いいサイズなんじゃないか?と思わせる強い締め込みを何度か耐えて、ようやく上がってきたのは40cmを超えるグッドサイズでした。
そろそろ上がろうかと諦めかけていたところに思いがけないキッカケからまさに乾坤一擲の1匹となってほっと一安心です。しかもフライでの自己最大サイズ。ようやくこのタックルに魂を入れることができたばかりか強いヒキも堪能できました。
しかし最初に目を吊り上げてオーバーハングの下を一生懸命撃っていたのが阿呆みたいです。初めからアウトサイドと分かっていれば釣果も違っていたのでしょうが、観察と工夫が足りないということですな。
その後はアウトサイドをじっくり攻める時間もなく、自作ワカサギフライのテストをしながら上がることとしました。しかし得ることも考えることも多かったので、また機会を作って来て、今度は50cmUPといきたいところです。
Copyright (C) びぃ,2006-07-09,All-Rights Reserved.