とても楽しいイベントでした
ffmediaがメンバーへ向けて参加を募集した菅沼釣行会に行ってきました。周りにフライフィッシングをする友人が少ない僕にとっては色んな話を聞く良いチャンスだと、遠征前にも関わらず思い切って参加を決めました。
9月2日午前7時に菅沼キャンプ村に集合だったのですが、途中仮眠をとったので現地に着いたのがちょうどお昼と大遅刻でした。スタッフの皆さんにご心配をお掛けしてしまいました。
到着した頃はいい陽気で半袖シャツに短パン姿がちょうどいいくらいでしたが、聞くと朝の気温が5度。さすがは標高1700m。長袖長ズボンを持って行かなかった僕は奥日光を甘く見過ぎでした。
湖から上がってきたメンバーの皆さんとお昼ご飯を頂きながら情報交換です。
・冷え込んだため活性はあまり高くない。
・岸際にはあまりサイズが大きくないもののマスが付いていてドライで攻略できる。
・魚探を掛けると8mラインをマスが回遊しており、これを攻略できれば数/型ともにあがるだろう。
とのことでした。
午後からの釣りに出ると、出船場所のすぐ沖に中層攻略組のボートが浮かんでいました。写真奥から手前へ向かって風が吹いているので、風上へ向かって奥の方までエレキで進み、風に流されながら写真左側の岸沿いをドライフライで撃っていくことにしました。
出船場所沖から菅沼全景
今回は来週のイエローストーン遠征の練習の意味合いも込めて沈めて引っ張る釣りはやらない方針でいます。あくまでドライしかもサイトで獲れればヨシ。とにかく新調したOrvisのFrequent Flyer#5&LOOPのCLWCの具合の確認だけは必須です。
船で沖に出てみると、沖合いの何もないようなところでも時折魚がライズしています。こういう魚を見るとつい追いかけたくなりますが、だいたい足が速くて…というのがパターンですから、ここのところは無視しておきます。
この#5タックルにフォームカメムシ#12を結んで、岸際の木からポロリと落ちてきたっぽい辺り(オーバーハングの外いっぱい)に投げて浮かべてみます。岸際に近いところに投げると早速チビっこがつつきに来て、これはこれでちょっと癒されます。(笑)
風でドンドン流されますが、流せる区間の半分を過ぎたあたりで待望の初ヒットがきました。
全長は30cmといったところでしょうか。初物を獲れてほっとひと安心です。
新調した竿はティップアクションの表示通りと言ったところ。変にバットが弱いわけでもないようだし、スムーズに曲がるようですので、ひとまずのところ使用に問題はありません。イエローストーンでも充分に使えるのではないかな?と思いました。
最初の一流しで獲れたのはこの一本だけでしたが、ボートが速く流されてしまったので全然投げられなかったスポットがまだまだあります。
もう何本か出るやろ?ともう一度風上から入り直します。あまり警戒されてもいけないでしょうから、#6ロッドにフォームホッパー#8を結んで2流し目です。
頻繁につついてくるちびっ子達が少し邪魔かな…と思い始めた頃、スーッと現れてきてパクッと食いついてきました。
この2本目は40cm近くあったと思うのですが、ビックリするくらいスレンダーなコでした。どれくらいかっていうとこんな感じ。
3流し目は再びフォームカメムシで流してみたのですが、ちびっ子がつつきにきただけでした。#12ではアピールが足りないのかな?と思って4流し目は再びフォームホッパーを投げると3匹目が釣れました。
ここまで他に3回程マスのバイトがあったのですが、いずれもフッキングできませんでした。この後はさすがにもう出ないだろうと対岸へ移動しました。
対岸の岸際は木が覆い被さるような急崖ではなく、ややなだらかな地形でした。1回バイトがあったくらいでマスのライズもなく、あまり良い様子ではありませんでした。
そんなこんなで終了時刻の17時になってしまい、初日の釣りはこれにて終了です。
陸に上がってからは夕食のBBQでした。お酒も頂いて参加者の皆さんと23時過ぎまでフライ談義です。ベテランの方からは初期の銀山湖やレイクトローリング、フライでシーバスの話を聞いたり、オールマイティな方とはフライでシイラの話で盛り上がったり、湖のフライが得意なメンバーからはボトムスキャニングやLLニンフィングといったメソッドについて色々話を聞けたりして、とても楽しい夜が更けていったのでした。
その2へ続く
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