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菅沼釣行会に行ってきました

とても楽しいイベントでした

2006-09-03

その3

 集合写真やインタビューを撮った後、午後の釣りスタートです。午前の最後に2本獲った岬の沖合に入ると、風向きが逆になっていました。
 これは午前の状況が変わっているかな?と思ったのですが、ちょうどここで取材艇が後ろからやってきました。水面をよく見ると風向きが変わって、出船場所側の浅い岸際からの虫がたくさん流れてきているラッキーチャンスでした。

 後ろからゆっくり取材艇が近づいてきた時に、ぽっかりマスが浮かんでいるのが見えました。取材艇のスタッフさんにあれ、サイトで取ります!と宣言してフライをキャスト。50cmほど離れたところにエルクヘアカディス#14が着水するとマスがすーっと寄ってきてパクッと食いつきました。

 おおー!と取材艇から声が上がり、取り込むところ撮りますのでこっちに回して下さいの指示に、船首をぐるっと回らせて取り込むと、カメラマンさんが寄ってきてバッチリ撮ってくれました。
 その後インタビューからリリースシーンまで撮って、撮影に貢献できたようです。

 しかしこの後脇でキャストも撮りますのでと言われて緊張の撮影シーンになってしまいました。アラがバッチリ映ってるんだろうなぁ~とかなり緊張していると、ずーっとカメラを回しますから釣っててくださいと言われて浮かべたフライを撮っていると、フライの下にマスが寄ってきているのが見えました。
 小声でカメラマンさんに来てる来てる!魚付いてる!と言った途端、バゴッとマスが出ました。ところが痛恨のフッキングミス!悔しがるところまで撮影に貢献してしまいました。(;_;)

 こうして撮影が終わって取材艇が他の参加者の方へと行ってしまったのですが、まだまだラッキーチャンスは続いています。そのままエルクヘアカディス#14を浮かべると、またもやパクッとマスが出てきました。

いい出方で食ってきた一本。
これも40cmくらいでした。

 この場所で釣れるマスはプロポーションも良く、引きも強いものばかりでしたが、ラッキーチャンスタイムが終わってしまい(岸から吹き寄せられた虫が沖へ流されてしまった)ので、再び道路側を奥に向かって船を風に吹かれて流して狙って行きました。しかし風が変わってもこちら側の反応は良くありませんでした。

 一番奥まで船を進めていくと、ようやく岸際で一匹フォームホッパーに出てきました。

やっぱり岸際はスリムなのかな。
これもやはりスリムな1本でした。30cmちょっと。

 奥も状況が良くないのと、風向きがまた変わって奥から出船場所へ向かって吹き始めました。エレキのバッテリーがそろそろ少なくなってきたことと、風の変化で状況が変わっていることを期待して、再びラッキーチャンスポイントへ戻りました。

 午後イチの状況ほどではないものの、やはりこの辺りには魚がいるようです。ポツポツと虫が流れてくるとマスがボコンと食ってきます。サイトで仕留められる状況ではありませんが、フライを浮かべているとボコンと食ってきました。

こいつもいい引きでした
40cmちょい。コイツの鰭も綺麗にピンとしてました。

 やはり岸際の魚はスリムで餌にありつけていないのでしょう。湖を広く虫を探してウロウロしている魚の方がコンディションが良いようです。

 1本獲って一服していると、パラシュートアンカーを使っているYさんが風上からゆっくりやってきました。より岸際を流してドライを浮かべているとドカン!
 出た!と言った僕の声からさらに一呼吸置いて遅アワセで竿をあおると見事フッキング。目の前でいいお手本を見せてもらいました。

ええ出方しましたわ~
Yさんのジャストフッキング

 夕方に近づいて活性が上がるかと思ったらイマイチの状況が続き、あがりの17時が近づいてきました。奥にいた他の参加者も出船場所に近いところに移動してきました。

 そろそろ終わりかな~と思っていたら、さきほどお世話になったカメラマンさんがゆっくり近づいてきました。後ろからどうですか~?と聞かれた途端に浮かべていたエルクヘアカディスがガボッと食われました。
 無事取り込んだらその魚撮らせてくださいと言われて、もう一度撮影してもらいました。カメラがやってくると釣れるのでしょうか?いいジンクスでもあるのかしら。
 この魚のリリースまで撮ってもらうと16時30分頃だったので、アガリ一本として早めにあがることにしました。

 ドライで押し通しましたがサイトでも獲れたし、宴会も楽しくてとても充実した釣行でした。ffmediaの皆さんに感謝です。

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