シイラ・カツオ・キハダに引っ張られたい
2005年のフライフィッシングフェスタでウエルストンのリールを購入しました。社長の石井さん自らが作るフライリールへの情熱とともに、北海道のサケ釣りや沖縄のパヤオでの釣りのお話しを聞きました。
すぐに行きたくなるような刺激的な話の最後には今度一緒に釣りに行きましょうと強烈な口説き文句を頂きました。すっかりその気になった単純な僕は、新作リールの代金を握り締め、翌日再びパシフィコ横浜まで行って買ってしまったのでした。
青く輝くリールをクルクル回してすっかりのぼせてしまった僕は、ブログで募集された2006年3月の沖縄パヤオツアーに速攻で申し込んだのですが、残念ながら参加者が集まらずに開催されませんでした。その後虎視眈々と(笑)チャンスを窺うこと約1年。再びウエルストンのブログで沖縄パヤオツアーの募集があり、今度こそはと申し込んだのでした。
今回の目標はただ一つフライフィッシングでオフショア(船に乗って沖に出る)のシイラ・カツオ・キハダを一本獲る!です。出発寸前まで悩みましたが今回はジギングロッドを持って行きません。退路を断ってなんとか大願成就といきたいものです。
いよいよ出発の9日がやってきました。8時5分発の飛行機に間に合わせるため早めに出ようと思っていたのに目が覚めたのは6時前。朝の渋滞をなんとか避けて7時15分頃に着きました。
すると飛行機が定刻より約20分程遅れていました。その頃石井さんはチケットを忘れて遅れてしまい、更にはオーバーブッキングで席が無いと言われるピンチになっていたそうです。なんとか席を確保してもらってギリギリセーフ。危うくツアーが中止になってしまうところでした。
そんなこんなで定刻より遅れて11時過ぎに那覇空港に到着しました。お客さんが多かったです。卒業旅行シーズンだからでしょうか。
那覇空港の荷物受け渡し台の前で、今回同行する八木さん、チカさん、レイナさんとご挨拶し、ゲートをくぐったところで長崎から参加の平木さんと合流しました。
初日は午後しか時間がありません。短時間でも…という話もありましたが、望みの持てるパヤオまでは1時間半かかるのだそうです。3時間掛けて往復するだけで釣りのできる時間がとれないのでは…ということで初日は観光になりました。僕の場合遠征に行って観光するのは珍しいので、これはこれで楽しみです。
まずはお昼ごはんということで牧志公設市場へ行きました。途中の商店街を覗いてみても普段目にしないものが並んでいて、とても楽しかったです。
昼食のはずだったのですが沖縄の料理が美味しくて何故かお酒にぴったりのモノが多いので、みんなでバンバン呑んじゃってしまいました。
6人で沖縄の名産に舌鼓を打ちつつ、昼間から飲む酒は旨いね~、どうしてこんなに酔っちゃうんだろうね~、などと言いながらオリオンビールの瓶がドンドン空いていきました。絶対に10本は空けてる。20本行ったかも?とは後の皆の感想です。昼間っから2時間以上も居座ってすっかり宴会モードでした。
もうすっかり出来上がってしまった一行は、雨がシトシト降っていることもあり、億劫になってしまって首里城は目の前を通過するだけにしてしまいました。この日宿泊する万座ビーチホテル&リゾートに向かいます。綺麗なホテルに着いたのは15時過ぎでした。
チェックインして荷物を部屋に置いたら、1階のロビーで一休み。ここで今回のコーディネイトをして下さったANAの吉江さん、そして京都から参加のミカさんとお会いしご挨拶しました。
吉江さんはウエルストンのツアーのコーディネイトをずっと担当されています。今回は病後だったそうですが、それを感じさせない程お元気で、あれこれとご面倒をお掛けしても頼もしく対応してくれました。
ミカさんは昨年秋に忠類川のサケ釣りに参加し見事釣り上げたものの、ほとんど釣りをしたことがないそうです。ドンドン釣りをやってみたいと仰っていたので、夕食までの間、ライトタックルの釣りに挑戦しました。残念ながら潮が引いていて魚っけが無かったので、キャストの練習のみになりましたが、気に入ってもらえたようです。
夕食はホテル内の和食レストランでとりました。皆でわいわいがやがやと楽しい時間を過ごしたらすっかり遅くなってしまいました。部屋に戻って明日の準備をしていると、深夜0時を回った頃、後から合流の岩本さんが到着しました。
様子を見に来た石井さんも一緒になって釣り談義。平木さんと岩本さんは一緒にオーストラリアのウェイパへも行って良い釣りをされたそう。いいですね~。僕も行ってみたい。
あっという間に夜中の2時頃になってしまい慌てて就寝しました。
その2へ続く
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