彼女がまたへらぶな釣り行きたいと言ってくれました
去る9月24日に椎の木湖で行われた上州屋&VARIVASペアへら大会に参加しました。その後彼女が大会じゃない普通の日に椎の木湖で釣ってみたいと希望したので再び椎の木湖へ釣行してきました。
当初は8日(体育の日)に釣行予定だったのですが、あいにくの雨の予報で残念ながら順延となってしまいました。8日はハリと糸を結ぶ練習をして、準備は万端です。
ハリと糸を結んでみよう編 1min26sec
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さらに釣行前の12日には自習で10本を結んだそうです。それもこれも自分でできるようになったらお願いしないで済むし、釣り方とか魚の様子とか、一歩進んだ会話が釣り場でできるからとのこと。う~ん向上心に溢れてるなぁ。お兄さんは嬉しいよ。
小物結びです 2min12sec
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前回大会に参加した日は6時集合でした。釣りは早起きというのは半ば世間の常識でもあるようですが、普段釣りをしない人にとってはいささか辛いところでしょう。今回はゆっくり10時に集合としました。
椎の木湖に11時頃に着くとちょうど半日料金になります。お客さんの入りは3、5号桟橋はほぼ満員。2号桟橋は少し空きがあるかも知れない、1号桟橋は空きがほとんど、という状況でした。
釣り座は、空きの多い1号桟橋の、入り口に近い117,118番に入りました。検量機に貼られたシールをみると水深は3.1mとのことです。
さっそく準備に取り掛かります。彼女は8尺の竿でウキ下1mのウドンセット釣りで始めます。前回の大会で初めてやってみたウドンセットは、上バリのバラケで寄せて下バリのクワセで食わせる役割分担がハッキリしているため分かり易いとのことでした。
仕掛けは大型で強いへらぶなに備えてミチイト1号、ハリス0.5号10-30cm、上バリ改良ヤラズ7号、上バリ改良ヤラズ3号、ウキはリコーサーバンス社製さみだれシリーズのハイテクトップ浅ダナ用8号です。
バラケえさはボーバー20号の記事を参考に、粒戦:水:GTS:セット専用バラケを50:100:200:200ccで作り、食わせえさは感嘆2を使いました。
準備がすんで、さぁ!という前に正午も近づいてきたので、まずは腹拵えです。
腹拵えをした後、いよいよ釣り開始です。僕がビデオ撮影をしようと構えると彼女がまだまだ釣れないよと暢気に言います。じゃあ、と自分の仕掛けを作り始めると、なんとまだ4、5投めくらいなのに鋭くあわせているではありませんか。
あれよあれよという間に第1号をゲット。まだまだ釣れないって言ったじゃない~。
一旦取り掛かった仕掛け作りを途中で投げ出すわけにもいかないので、一応手の離せるところまで作ろう…と続けると、またまた彼女が釣り上げてしまいます。ちょっとぉ~ペースが速すぎるんじゃない?
やっと自分の仕掛けを作ったので再び動画撮影に戻ります。すっかり2回の撮影チャンスを逃してしまったので、もう騙されません。張り付きでいきます(笑)。
ところが撮り始めるとウキのトップが沈没するかしないかまでなじませる釣り方なので、ビデオのピントが合いにくいのです。ときおり見失ったりしてなかなかいいシーンが撮れなかったのですが、いくつかご紹介。
ウドンセット編 1min
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前回の大会で教えてもらった誘いを試してごらんと勧めると、直後にアタリが出ました。少しずつ前回の注意点を思い出していったようですね。
ウドンセット編2 1min6sec
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次第にへらぶなが寄ってきたようです。ウキの動きがモヤモヤしてきました。あと少しで釣れそうです。
ウドンセット編3 1min15sec
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3枚めのへらぶなを釣り上げました。今度はへらぶなが充分に寄ってきたようで、アッという間にえさにかぶり付いてきました。
ウドンセット編4 いいアタリで釣れました
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4枚めのへらぶなは誘ってなじんだところでツン!といいアタリが出たところを捕らえた理想的な形で、無事釣り上げました。
彼女の釣りが軌道に乗ってきたし、撮影としてもいいシーンが撮れたので、そろそろ自分の釣りの準備をします。
せっかく大きくて強い魚が揃う椎の木湖ですので、9尺の竿でチョウチン釣りをやってみます。狙いは深いところから型物をぶっこ抜く釣りです。目指せ1kgオーバー!
仕掛けはミチイト1号、ハリス0.5号20-27cm、ハリは改良ヤラズ5号で作り、ウキはリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ浅ダナ用8号です。ウキ下の位置は竿先から30cmくらいのところにあわせたので、水深約2.5mくらいを狙うイメージです。
えさは天々:ガッテン:バラケマッハを2:2:1で混ぜ、水を1(単位は100cc)で作ります。
できればなじみ切ってしまう直前にズドン!とウキが消し込む早い釣りになってくれればいいなぁ、と淡い期待を寄せて、えさを打っていきますが、なかなかサワリが出ません。
ようやくサワリが出てきたな…といういく頃に、ツン!とキレのいいアタリが出たので、ハッシ!とあわせると、ギュン!とへらぶなが竿を絞り込みます。
その後次々とへらぶなが…といきたいところですが、ウキがなじみ切って、いわゆるえさがぶら下がる状態になると、さっぱりサワリもアタリも出ません。ハリスが短いからかな?と思っていると、なじむ途中のサワリも無くなってしまいました。
これはハリス長が云々…というよりタナが合っていない?とみて、50cmほどウキ下を下げて水深約2m付近に狙いを変えてみます。
ウキ下を下げると先程よりもサワリがあります。やっぱり今日のへらぶなは浮き気味なのかな?と好感触なウキの動きに集中すると、ズバッとウキが消し込みます。
右に左に走られてようやくあげたへらぶなは先程よりもやや小ぶりでした。
このタナが良いのかな?と続けて釣るのですが、後が続きません。さらにウキ下を下げて水深1.5m付近を狙いますが、ウキはふかふかとサワリが出るものの、ツンと落とすアタリは2回ほどしか出ませんでした。
この頃、時折陽が差してきます。風は微風で、釣りに差し障りが出るほどではありません。天気があまり良くないとの予報でしたが、なかなかの釣り日和になってきました。良かった良かった。
ところが次第に彼女にもサワリが少なくなっていったようです。途中で様子を聞いてみると、あまりウキが動かなくなったとのこと。ここでハリスを45cmに伸ばし、ハリが張り切るように改良ヤラズの4号に替えます。
すると効果があったのか、しばらくしてアタリが出始めて、無事5枚めを釣り上げました。だんだんとへらぶなの元気がなくなって、より漂うようにした仕掛けに反応したようです。
彼女の5枚め。僕にはとっても追いつけないペースです(14時2分)
一方の僕はといえば、ここまでおよそ1時間ほど釣って2枚きりです。14時を回った頃、早めに打開策を打とうと15尺の竿に変更します。2ボウルめの天々+ガッテン+バラケマッハのえさが少し残っていたので、振込みの練習台にした後、ずっとやってみたかったペレ宙に変更しました。
えさは雑誌裏表紙のマルキュー広告に載っていた熊谷氏のおすすめブレンドです。ペレ道:水:白べら:浅ダナ一本:軽麩を各200ccで作りました。ハリは改良ヤラズ5号、ハリスを30-40cmとして、ウキ下を約2mにセットしました。
やはり15尺は振込みが難しいです。道糸が長すぎて扱いにくいので、釣り座で膝立ちになって振り込みます。とにかくドンドンえさを打ってドンドン魚を寄せて…ってウキが全然動かないぞ!
ウキ下を1.5mまで上げてみましたが、たまにモヤッとサワリが出るだけです。ウキをツン!とはっきり引き込むアタリは1回きりでした。
一方で隣の彼女もやや苦戦しているようです。よくみると振り込んだ後、ウキが沈没するケースが増えてきました。ウキがなじんだ後の返りもゆっくりです。どうやらバラケえさに混ぜたGTSが粘りを出してきたようです。
今日の彼女は釣った数と同数ほどバラしています。何故だか掛かった…あ、逃げちゃったというケースが多いのです。二人で何故かなぁ?と首を傾げつつも、6枚めのへらを掛けます。
6枚めのへらぶな。同じ数ほどバラしたけど頑張りました(14時45分)
15時を廻り、例会を行っていた3、5号桟橋の人がゾロゾロと引き上げていきます。桟橋を歩く音が騒がしいのか、あれだけ桟橋脇に居てパクパクとえさを食べていたへらぶなの姿が忽然と消えてしまいました。
15時15分頃、彼女のバラケえさが無くなってしまい、僕のペレ宙用えさを付けて釣ることにしました。ウキの動きはフカフカとサワリが出るようになったようですが、ツン!と落とすアタリが出ないようです。なんかダンゴをつついてるみたいと言いますが、僕のダンゴは全然つつかれません(泣)。
とうとう納竿時刻の15時30分になりました。そこを何とか!とかひとつよろしく!など言いながら粘ってみたのですが、へらぶながサービスしてくれることはありませんでした。キビシーッ!
後片付けを済ませてクラブハウスに行き、検量結果を出力してもらいます。係りの人が特別だよと言って名前を入力してくれた釣果記録を見ると、彼女は6枚4.11kg、僕は1枚が検量ミスだったらしく1枚0.91kgの322位でした。トホホ…。
ボウリング場みたいに釣果を紙に印刷してもらえるのは楽しいね、と二人で交互に眺めながら、椎の木湖を後にしました。
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