トップ釣行記

リベンジを掲げて
今週も椎の木湖へ

返り討ちに遭いました。トホホ…

2007-10-20

 先週日曜日に椎の木湖に釣行しましたが、2枚と貧果に終わったので、このままでは終われないとリベンジを果たすべく、またもや行って参りました。

 10時過ぎに家を出て、ちょうど11時頃に椎の木湖に着きました。行程のほとんどが高速道路なので野田幸手園に行くより早く着きました。
 駐車場に車を停めるとダイワの幟が目に入ります。アレ?とよく見ると大会ブースがある…。看板にはダイワへらマスターズ2007とあります。しまったぁ!今日は釣り大会だったか!と気付いてみても時既に遅しってヤツです。トホホ…今日も厳しい釣りになりそうだ…。

 受付で料金を払うとやはり今日は釣り大会があるから2号と3号の桟橋は使えないんです。1号か5号でお願いしますとのこと。とはいえ5号桟橋はほぼ満員のようです。仕方がないので1号桟橋にするしかありませんが、風は後ろから吹くことになりそうですし、日光も背中からになりそうです。意外と悪くないんじゃないの?と楽観しながら、1号桟橋へと歩いていきます。

 ところがいざ歩いてみると意外に人が多く、間に入るのが何か憚られる気がします。自分の技量に自信がないと次第にこんな気持ちになってしまうものでしょうか。ずんずんと奥まで歩いていくと向かいあう2号桟橋は釣り大会の1次予選が終わったためか釣り人がいません。これなら良いかも?と158番の釣り座に入ることにしました。

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158番の釣り座の検量機です

 さっそく準備に取り掛かります。今日は前回の釣行で彼女にバッチリ差を付けられてしまったウドンセット釣りに入門します。
 仕掛けは前回彼女が使ったものをそのまま使います。ミチイト1号、ハリス0.5号10-30cm、上バリ改良ヤラズ7号、上バリ改良ヤラズ4号、ウキはリコーサーバンス社製さみだれシリーズのハイテクトップ浅ダナ用8号です。
 えさも前回と同じで、バラケえさは粒戦:水:GTS:セット専用バラケを50:100:200:200ccで作り、食わせえさは感嘆2です。準備を整えて第1投を打ったのは12時前でした。

 最初の数投でバラケえさの大きさ、固め方でどれくらいウキが沈むのかを確認します。あまり大きく付けてしまうとウキが沈没してしまい、釣りにくくなります。
 ところが風向きが変わって右前から吹いてくるようになり、ウキが左手前へ流されます。あ~釣り難い。

 へらを寄せようとえさを頻繁に打ち返すようにすると次第にサワリが多く出始めます。ウキがアヤしげな動きをするようになったのであわせてみると、魚が掛かりました。

動画

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バレちゃった編 16sec

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 上バリのハリスを10cmと短くしているにも関わらず、バラケの付いた上バリに掛かってきました。う~んイメージ通りにいかない…。
 ウキの動きはさらにアヤしくなり、遂には突き上げられるようになってきました。えさを打ち直そうと思って竿を上げると何やら重い。アタリが分からないままハリ掛かりしていました。

動画

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掛かってた編 1min14sec

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 またもやバラケの付いた上バリに掛かってきました。へらぶなは思った以上に元気があってダンゴに食ってくるようです。う~む。ウドンセットでは分が悪いのでしょうか。

 思い切って釣り方を両ダンゴに替えてみます。ハリスケースから彼女が練習で巻いたアスカ5号+0.5号ハリスを取り出して(勝手に使ってゴメンナサイ)、25-32cmに切り出します。
 えさもガッテン:水を500cc:100ccで作って、ドンドン打ち込んでいきます。

 セットのバラケに食ってくるくらいだから、と思っていたら、ウキがなじんでしまうとさっぱりアタリが出ません。なじんでいく途中に少しサワリがあるくらいです。う~む、やはり先週と変わりないな。
 沖にエサを打つとあまりサワリがありません。8尺の竿先直下が一番サワるようで、更に手前に落としてもサワリは少なくなってしまいます。
 1ボウル打ち切った約1時間でサワリの状況は分かってきたのですが、ツン!と鋭く引き込むアタリは1回あったくらいです。ここまでアタリが出ないとやはり両ダンゴでは釣り切れないと感じ、またウドンセットに戻します。

 とにかく変わったことでもしてキッカケを探さないことには何時まで経っても釣果が伸びないと、25-32cmのハリス長のままウドンを付けたり、上バリにセットのバラケ、下バリにガッテンのダンゴを小さく付けてみたりと試してみます。しかし試行錯誤も空しく、釣果を伸ばすことなく淡々と時間が過ぎていきます。

 14時30分を回る頃、釣れねぇ~と嘆きつつ、仕掛けを替えます。上バリを改良ヤラズ7号に戻してハリスを7cmと短くしてダンゴから興味を離すようにするとともに、下バリを改良ヤラズ4号に戻してハリスを25cmにしてダンゴが溶けて落ちていく粒子に近くなるようにします。まぁ普通のセッティングに戻した、と。ここから先は釣果はさておいてウドンセットの練習と割り切ってしまったのです。
 さらにウキを竿先から30cmくらいのチョウチンにします。正面から吹く風でウキが流されてしまうと釣り難いのです。もうこの選択は自分の練習のための都合ですね。

 タナが深くなってもあまり変化があるようではありませんでした。これまでとほぼ変わらず、思い出したようにサワリがあるだけで、なかなかツン!と引き込むアタリが出ませんでした。
 それでも15時を回る頃、へらが少し寄ってきたかな?と思えるようなサワリや少し強めのよさげなアタリが出始めました。そろそろエサをバクッと食うヤツが居ても…と思っていると、待望のアタリが出ました。
 ハッシ!とあわせると久しぶりの魚のヒキが竿と糸を通して伝わってきました。やっと掛かったよ~。

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2枚めが釣れました。遠かった…(15時19分)

 しかしこの日はトコトン運がないらしく、魚が掛かって暴れているうちにウキのトップが折れてしまいました。糸が絡まってギュ~っと締め付けられたようです。次第にウキのトップが折れ曲がり、あれあれ?と思っているうちに、トップがふわっと離れて流れていった時の寂しさといったら…(T_T)。

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2目盛りしか残ってない…

 折れてしまったウキをリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ浅ダナ用7号に取り替えて、釣りを再開します。

 ところが瞬く間に15時30分になり、場内に寂しげな音楽が流れ始めます。え~もう終わりじゃん。
 何とかもう1枚くらい釣れてくれないかな?と粘ってえさを打ち込みます。何とか!何とか!と念じながらウキを見つめると、スポッ!とウキが消し込みました。やった~。これで帰れるぞ~。

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なんとかアガリ1枚の3枚め(15時30分)

 無事上げてみると、これもバラケえさのダンゴを食っていました。やっぱりウドンセットの状況じゃなかったのかなぁ…。
 どうにかこうにか粘ってアガリ1枚を釣ったものの、辺りを見回すと竿を出している人はもういません。そそくさと何食わぬ顔で道具を仕舞い始めます。

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すっかり寂しい景色になってしまった椎の木湖

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戦いすんで日が暮れて…大負けです

 受付で釣果記録表を受け取って自分の釣果を確認します。と言っても3枚だけなので改めて見るまでもありません。全て700~750gの合計2.22kgでした。
 今日こそリベンジだぁ!と意気込んではみたものの、見事に返り討ちを食らってしまいました。

 トボトボと肩を落として駐車場へ向かうと、目の前に広がるコスモス畑が残念だったねと慰めてくれるかのように咲いています。

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ココロを癒してくれるコスモスの花

 帰宅してから椎の木湖のサイトへ行って釣果を確認してみると、一番釣った人で31枚、27.0kgです。これは大会のプレッシャーを受けて食い渋ったとしか言いようが無い貧果です。釣れてねぇ~!
 まぁ今日のトコロは仕方がない、大会があるとこんなモンだろう、と自らを慰めつつも、やはり食い渋った時でもどうにか釣ることができる技量が欲しい…と今日もまた涙で枕を濡らしつつ、次の釣行へと思いを馳せるのでした。

今回の感想と反省

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