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清遊湖へ試釣に行ってきました

何やかやと理由を付けては出掛けるのです

2008-02-02

 へらむぎさんの所属する道満へら鮒会の2月例会が9日に清遊湖で行われます。これにゲスト参加させて頂くことでお願いしており、へらむぎさんと彼の会の先輩にあたるHさんとの3人で一週間前の試釣に行ってきました。

 当初へらむぎさんは風邪気味で欠席の可能性が高かったのですが、体調が回復してきたとのことで参加されました。清遊湖に到着した6時30分にお電話を頂き、既に桟橋上にいらっしゃるとのこと。中央桟橋を奥へ歩いていくと無事へらむぎさんと再会でき、奥の方へ釣り座を確保しました。

こんな感じです
釣り座から入口方面へ

寒いです
釣り座は北向き。対岸の様子

 へらむぎさんが仕入れた事前情報によると段底か両グルテンの底釣り、宙なら10尺ほどのチョウチンウドンセットが良いとのことです。一番奥に座ったへらむぎさんは17尺の両グルテンで、真ん中のHさんは8尺のメーターウドンセットで始めましたので、僕は合間を探るという意味で9尺チョウチンウドンセットで始めることにしました。

 仕掛けは道糸0.6号、ハリス0.3号、上バリ改良ヤラズ5号10cm、下同3号50cm。ウキはリコーサーバンス社のさみだれシリーズ、ハイテクトップ浅ダナ用6番です。
 えさはバラケにパワーX:特S:水を200cc:100cc:50ccで作り、吸水させた粒戦を差し込んで調整します。くわせは力玉で、通常サイズとわらび職人入りと大粒の3種類を準備しました。

 始めてみるとこれがさっぱりで、サワリが出始めるまで1時間程掛かりました。それまでにHさんが2~3枚ほど上げていましたし、へらむぎさんも初物をあげていました。チョウチンだしタナに時合ができるまでは時間が掛かるかな…と思っていましたが非常にツラい状況です。しかもようやくモヤモヤとサワリが出るようになっても食いアタリが出ません。

フライもされるとか
Hさん。短竿で始めて、後で長竿も試されてました

 このままではにっちもさっちも行かないので、まずはハリスを40cmへ詰めてみます。これでようやく鋭いアタリが出るようになったのですがハリ掛かりしません。くわせを吸い込む力が弱い?と見て、下ハリを改良ヤラズ2号に替えると、ようやく初モノが掛かりました。

苦労しましたぁ
2時間掛かってようやく釣れた初モノです(9:01)

 これで釣れ続くかな?と思ったのですが、やはりそうは問屋が卸さないといったところで、サワリが消えてしまいました。ふたたびバラケを打っていって、ようやくサワリが出始めた…と思った後にアタリが出ました。拾っていく感じなのかなぁ?

やはりバタバタとはいきません
2枚めです(9:31)

 1枚釣るとサワリが無くなってしまって、また寄せからやり直し、といった状況のようです。9尺チョウチンダナは魚が薄いのかな?と思い、隣のHさんが長い竿に変更したのをキッカケに、30cm程度ウキを下げて浅いタナを探ることにします。
 すると断然浅いタナの方がサワリが多く出ます。もしかしたら魚が上ずっていたのかもしれませんが、早々にいいアタリが出て、3枚めをあげると尺を超える良型でした。

良型でした
3枚めはさすが清遊湖という良型でした(10:07)

 タナは浅い方がいいのかな?と思い、さらにウキを下げてメーターダナにします。するとこちらも好感触です。9尺のチョウチンダナで始めた時よりもサワリが多くでます。バラケが水面から溶けていくエサを打ちまくった後ですから一概には言えないのでしょうが、この時思わず来週はメーターダナと決めました。
 しかしこの日は風が全然無かったので浅いタナでもウキが流されなかったんですね。来週風が吹くとどうかな?と思います。ほぼ一ヶ月ほど前にきた時は11尺のチョウチンウドンセットで釣りましたが、ウキがなじみきった後のサワリが少なくて、へらはもう少し浅いタナにいるような気がしましたので、この冬の傾向として浅いタナに居るのかも知れません。

 とはいえ浅いタナの魚が簡単に釣れるわけではなく、サワリを多く出してくれる程度でしかないようです。食いアタリがなかなか出なくて、いいアタリと思ってもハリ掛かりしないことが多かったです。途中では4連発カラツンをくらったりしました。なかなか釣果に結びつかないのが悩ましいところです。
 バラケえさのタッチもあれこれ試してみました。パワーXの袋の裏書通りの作り方で、パワーX:特S:水を4:3:1で作り、手水を多めに打って、やや多めに練り込んで特Sの感触が分かる感じにしたものが一番良かったです。Hさんのカラツンの時にはえさを柔らかくする、練る、が基本というアドバイス通りの方向でした。時折ウキが突き上げられるような動きをしたら粒戦を差し込んで落ち着かせるようにするのが、サワリが持続した気がします。
 くわせは力玉の普通のやつとわらび職人入りの黄色とを試しましたが、あまり大きな差はない様子でした。ハリを小さくしてハリ掛かりするようになったので、感嘆2といったもっと軽く小さいえさを試してみるのも面白かったかも知れません。やはり最初に準備しておかないと途中からえさを作るのは億劫がって結局やりません。反省です。

 そんなわけでえさのタッチを工夫しながら続けてサワリが出るようになったお昼過ぎ、パタパタと2枚釣ることができました。ただこの時は隣のHさんがお昼ゴハンで竿を出していなかった時なんですよね。えさの工夫の結果とは言い切れないなぁ…(苦笑)。

3枚めから随分穴が空いてしまいました
4枚めは3節もウキを引き込む強いアタリを出しました(12:18)

これも良型
少し何かがつかめたような気がした(笑)5枚め(12:37)

 5枚めも尺を超える良型のへらでした。へらむぎさんの底では良型が混じることはなかったみたいですから、型勝負で底が有利…という図式は考えなくていいんじゃないかな?と思ってます。僕の場合とにかくサワリが出ないとココロが折れてしまうので、メーターダナでいこうと考えてます。
 風が吹くとツラいんですが、段底や両グルでもやっぱり近眼の僕には長竿の小さいアタリを取るのはツラいので、8尺ないしは9尺の自分に優しい釣り(笑)にします。
 食わせるのが難しい場合は感嘆2や魚信など手を替え品を替えしてみようかな?と。食わせえさの変更だけならそんなに手間が掛からないですから、次回は事前の準備をしっかりしておく、と。

 えさがちょうどなくなってしまった13時に遅い昼食にしました。今回はEPIのストーブを持ち込んで釣り場でラーメンです。前回来た時に食堂は昼食の営業をせずに注文のお弁当だけというアナウンスを聞いていましたし、前回へらむぎさんにご馳走して頂いたラーメンは寒い時期にはやっぱり暖まるものをということを思い出させるのに充分でした(笑)。

あっさりしたスープのラーメンでした
カップ麺って普段ほとんど食べないんです。こればっかりになるから(笑)
新潟・荒川や本栖湖はカップスープで暖をとってました

 食材を取りに一旦駐車場に帰ったのですが、この際に竿を絞っている他の釣り人の仕掛けをなにげに覗いて歩いてました。やっぱり長い竿で穂先に近いところにウキが付いている人ばかりでした。事務所に近い側と奥ではへらの状況が違うのかな?先月一緒にココに来た大塚Aくんは釣り座で釣果が結構違ってくるみたいと話をしていたので、当日の釣り座によっても若干の違いが出てくるかも知れません。

 昼食後、ゆっくり一服すると14時になってしまいました。この後に用事があった僕は、へらむぎさん、Hさんより一足先にあがります。おかげさまで今日も楽しい釣りができました。ありがとうございます。
 ここのところへらに限らず、誰かと一緒に釣りをする機会が増えて、楽しい思いをさせて頂いています。来週もよろしくお願いします。

今日のまとめ

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