真夏の盛りの椎の木湖に行ってきました
道満へら鮒会の8月例会は9日(土)に椎の木湖で行われました。この日は夕方から会社の釣り部の例会があり、昼過ぎまでの参加となってしまいますが参加することに意義があると行って参りました。
先週2日(土)に試釣に行ってきたのですが、感想はメーターダナのへらはとても難しい!ということでした。
朝5時30分から入場しましたが、他の例会もあって既に釣り座が結構埋まっています。どこにしようかね~と話しながら2号桟橋の渡り奥、清掃センター向きに陣取り、へらむぎさんの隣、247番に釣り座を構えました。
今日の天気予報は東からの風が午後強くなるとのこと。午後にはあがる僕としてはぜひ西向きに入りたかっただけに一安心です。
釣り方は試釣の結果を踏まえ、短竿チョウチンセットでいきます。食わせえさをウドンにするかトロロにするかで迷っていたのですが、ウドンから入ります。
竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、ハリス0.4号7-25cm、ハリは改良ヤラズ、上6号、下4号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用8号です。
バラケえさは、始めに粒戦:水を50cc:100ccで吸水させます。パウダーベイトスーパーセット:パワーX:特Sを400cc:400cc:200ccで混ぜて、吸水した粒戦をいれてかき混ぜて仕上げました。食わせえさは力玉と魚信です。
第1投を振り込んだのは6時頃でした。5投ほど打つと早々にサワリが出ますが、先週もウキに動きが出るのは早かったのですが、肝心のアタリが出ませんでした。今日のウドンはアタリを出して欲しい!と力玉・大粒をつけると、スパッ!と良いアタリが出ました。
いつもこの1枚めを釣るのに苦労しますが、今日は試釣の甲斐があって上々の滑り出しです。
これでパカパカ釣れるかと思いきや、そう甘くはありません。へらが寄ってきてウキがモヤモヤと動くのですが、良いアタリが続きません。食わせえさを力玉の普通サイズ・魚信と試しましたが、下ハリスが張らないためかアタリが出ないようです。
次第に寄りがますますキツくなり、アゴ・口周りへのスレが3枚続いたところで、ハリスを3cmだけ詰めて22cmにしてみました。これでスレが無くなり、ハッキリしたアタリが出るようになりました。ヨシヨシ。
ポツポツと絞ると言ったペースで枚数を重ねていきます。爆発力はありませんが欲をかいたら1~2時間サッパリ釣れないのが最近のパターンですので。
釣り始めてから3時間経った9時にはどうにかツ抜けまで漕ぎ付けました。
8月の管理池で3時間10枚は寂しい釣果ですが、最近の僕にしては早いペースです。ここは順調と言っておきましょう(笑)。
隣のへらむぎさんはメーターダナの両ダンゴから入って、当然僕を上回るペースで釣っていますが、型が小さいと感想を漏らしています。僕の10枚にも1kg級は混じっていません。椎の木湖は上の方にデカいのがいるイメージがあるのですが、デカいのはどうしたかな?と思っていると、今日イチが出ました。
このサイズが揃うと枚数が行かなくても記録が伸びるのですが、大きいヤツだけ選って釣る方法は見当たりません。
9時を回ると、水面直下のへらの活性が次第に上がってきたように感じます。あまり元気だとえさを落とされるし、糸ズレが増えるので困ります。
そこで左手に付いたバラケえさのくずを水面に落として、水面に湧いているへらを一部でも足元に寄せ、ウキ周辺の魚を減らそうと試みます。磯上物釣りの二段コマセ作戦の真似事ですね(笑)。しかし効果は少しはマシになったかなぁ?程度でした。
磯からのグレ(メジナ)釣りで行われるコマセ(撒き餌)の撒き方で、えさ取りと呼ばれる小魚が群がってきて本命のグレが釣りにくい時に、コマセを2ヶ所に撒きます。足元に撒いたコマセで小魚を寄せておき、もう1ヶ所は沖まで流れ出していく潮に乗せてグレを寄せる作戦です。潮の流れを読む能力が必須であり、磯釣り未経験の僕には当然不可能な高等テクニックです(笑)。
16枚まで釣ったところで、いよいよ水面直下のへらの勢いが止まりません。先週と違って少し潜ってでもバラケえさを追っていく魚が目立つようになってきました。これなら釣れるかも?と10時、メーターダナに変更します。様子見ということでウキ下を1m+αにしたのみで、えさを打ってみます。
早々に1枚釣れてこれはイケるかも?と期待しますが、後が続きません。後から風が吹き出しましたが、アタリは出ませんでした。やはりメーターダナの魚は気難しいようです。
どうも1mより深いタナにへらが薄い気がします。オモリを軽く仕掛け全体をゆっくり落として、上にいるへらをタナまでへらを引き下ろす釣りの習得が必要なようです。両ダンゴでもウドンセットでも落とされないえさ作りが今後の課題ですね。
難しいタナを無理して釣らなくても…と、10時30分過ぎにはチョウチンに戻しました。
ところがこれが釣れなくなってしまいました。上にいるへらの活性が良すぎてえさを落とされてしまい、ウキが全然なじみません。どうも上ずったみたいです。
バラケえさに浅ダナ一本を追加するなどして、どうにかウキがなじむようになった11時過ぎにようやく17枚めのへらが釣れました。
次第に風が強くなってきました。隣のへらむぎさんも浅ダナからチョウチントロロセットに変更しています。どうやら上にいるへらは全般的に元気なのでウドンセットでは釣りにくくなっています。さりとて浅ダナは不安定で難しい。次第に打つ手がなくなってきました。
勢いのあるアタリが出なくなり、12時過ぎに18枚めを追加しましたが、実に1時間ぶりになってしまいました。30分後に追加で19枚めを釣りますが、なかなかペースがあがりません。いよいよ13時が近づいてきました。
なんとかあと1枚を…と粘って、終了直前にあがり一枚を釣ることができました。
例会は続きますが、僕は一足先に終了です。20枚、14kgでした。
この日のトップは100kgオーバー!でぶっちぎりの優勝でした。他の人達の様子を聞くと、僕の14kgはかなり寂しい釣れ具合でした。
とはいえ20枚は椎の木湖での自己最高記録です。僕の腕前なんてまだまだこんなもんです。
先週の試釣よりへらがバラケを追い、ウドンセットよりは両ダンゴの日だったように思います。しかし水面直下のへらをかわして釣る方法が分からないので、最後まで両ダンゴをやりませんでした。いずれどうにかしないといけない課題です。今後少しずつでもいいから、上手になりたいなぁ。
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