道満河岸釣り場でへらぶな釣り
昨日27日に彼女と羽生吉沼へ行ってきたのですが、のんびりしていたら現地到着が14時30分になってしまい、今日は15時までなんですと言われて釣りそびれてしまいました。結局以前から椎の木湖へ行く途中に見かける看板が気になっていたさいたま水族館へ行き、秋の一日を有意義に過ごすことができました。
けれどやっぱり釣りもしたいなぁとの思いが断ち切れず、28日(日)に道満河岸釣り場へ行って来ました。
少し出遅れてしまって6時30分に釣り場に到着しました。事務所で料金を払って中央桟橋に乗ると、見える範囲では釣り人が結構入っています。さてはていつも悩む釣り座選びです。
空を見上げると降り出しそうな雲に覆われています。今日は午後から車検があるため午前中しか釣りができません。東か南側に入っておけば、不意に陽が差しても問題は無いでしょう。中央桟橋には北側から少し風が吹いていますので、向かい風になりそうな南桟橋は避け、東桟橋に入ります。
人がまばらになっていた第一水車の前辺りに釣り座を構えることにしました。いつもこの辺りで釣りすることが多いし。
準備に取り掛かります。竿はシマノの慶匠8尺、道糸0.6号、ハリス0.3号11-18cm、ハリ改良ヤラズ3号、ウキはカチドキのブラックカッツケ2号です。天気も曇っているし、行く夏を惜しんでのカッツケ?超浅ダナ?のウキ下60cmにセットして、目指すは短時間の数釣りです。
えさを浅ダナ一本:バラケマッハ:水を2:2:1(単位は100cc)で作り、第一投を振り込んだのは7時過ぎでした。
ウキは10投くらいするとサワリが出てきましたが、強く落とすアタリが出ないところをみるとジャミが寄っているだけのようです。フカフカ動くだけが続くとえさが持たないようです。えさをしっかり練って持たせて、ウキになじみが出るようにしていきます。
アタリが一向に出ないのでへらが寄ってないと判断し、7時30分ハリを改良ヤラズ4号に変更、大きめにえさを付けて寄せに掛かります。
8時を過ぎてもジャミがサワるのみで、まだアタリが出ません。まずはウキをリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用5号に変更し、ウキ下を10cm深くします。へらがジャミの下でウロウロしているのか、少し深くすることで釣れるという経験を何度かしています。
同時にハリスを5cmずつ伸ばして16-23cmへ変更します。これでアタリが出るかな?と思った第1投、ウキがズボッと沈んで1枚めが釣れました。
やはり真夏のようにガンガン高活性とはいかないのね…と続けてえさを打ちますが後が続きません。やっぱ寄せが足りないのかなぁ?ウキの動きが静かになって、ジャミがさわり始めて、それでもえさを打つとジャミがおとなしくなってきて、いきなりアタるという感じで2枚め・3枚めが釣れました。
水深が浅いのでへらをゴッソリ寄せることができないのか、はたまた1枚掛けると魚が散ってしまうのか、アタリが続かないんですよね。道満でアタり続ける、釣れ続けるというのは閉店間際になって人が少なくなった時にしか経験がありません。やはり警戒されてしまうのでしょうか。
ポツポツと拾っていくしかないのかな?と思いつつ、間が空いてしまいます。小さいジャミかな?と思うアタリに手が動くとへらが掛かってきました。うむ~。ジャミだと思っていたアタリも実はへらかも知れないなぁ。
とにかく小さくても鋭くアタるものはアワせてみようと、えさを振り込んでいきます。するとジャミではなくへらっぽいサワリになってきました。どうも思う通りに行かないものだな…と思っていると、分かり易いアタリで5枚めが釣れました。さらに5枚めの次の振込みは鋭いアタリが出て、今日初の連続ヒットです。そうそう、こうでなくっちゃ!
へらのサワリから強いアタリが出た良い雰囲気の5枚め(9:31)
この後はこれまでと違ってサワリが出続けます。アタリも出るんですがカラツンでハリ掛かりしませんが(笑)。しっかりへらを寄せることができたのかな?とえさをやや小さめに付けると、7枚めが釣れました。
ところがここで釣り込んでやろうとえさを小さめに付けたことが災いしたのか、へらが釣れなくなってしまいました。小さいアタリでもへらかも知れないとあわせていったために気が付かなかったのです。ず~っとジャミがさわるのをカラツン対策としてえさを小さくし、ウキがなじまない時はえさを練り込んで対応したので、へらの寄せ不足になったようです。
結局10時台は1枚も釣ることができずに過ぎ去ってしまいました。ツンツンつつくジャミは気にしないでへらを寄せれば自然と消えると昨年の入門以来学んできたことなのに…また振り回されてしまいました。
釣れない~と集中力が途切れたところでふと振り向くといつの間にやらネコが後ろに座っていました。そんなに前のめりになっていたのかしらん?
えさを打ち切って新しく作ったタイミングで頭を切り替えます。もう11時を過ぎているので、終わりの時間も近づいているし、思い切ってやらないとジリ貧のままです。
再びへらを寄せることに立ち返り、ジャミを振り切る方向へ変更します。ウキをリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ浅ダナ用6号に、えさを浅ダナ一本:バラケマッハ:水を200cc:200cc:90ccで作った後、軽麩を一掴み掛けて仕上げます。これをドンドン打っていきます。
5投くらいでジャミがサワり出したので今度は練り込まず、えさを大きめに付けることでウキになじみが出るようにします。ジャミがさわっても我慢!と打ち始めた10投めほどでいきなりズドン!とウキが沈みます。コレ!とばかりにあわせるとへらがギュン!と竿を絞ります。やっぱコレが基本なんだな。うん。
問題はこの後なんです。やっぱり後が続きません。大きめのえさを打ち返しているので、たぶん(きっと)ウキの下にはへらが寄っているはずなんです。でもモヤモヤとウキが動くだけで強いアタリが出ません。11時45分になりえさを打ち切ってしまったところで終了にしました。
う~ん、やっぱり10時以降が問題です。この時間になると食いが落ちてしまうことが多いようです。ここをどうやって乗り切るか?えさを打ってもアタリが続かないのでトロ掛けなどの手を打つようにしてきたのですが、今日はジャミに振り回されてしまいました。もっての他です。
しかし今回もツ抜けならず。手を打とうとあれこれ考え始めると、却って釣果が落ちていくような気がします…。
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