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Old River Kawagoe釣行会

BambooRod Craftsmanの集い

2009-04-19

その2

 お待ちかねのお昼ごはんの時間です。みんなでワイワイガヤガヤ言いながら食べるごはんってどうして美味しいんでしょう?

hayato
みんな美味しい笑顔です

hayato
待ってましたぁ

なんか猫っぽいヤマさん
ヤマさん、かぶりつきの図

 待望のニジマス塩焼きは炭火でじっくり焙られホクホクの絶品でした。かぶりついて2本食べてしまった僕はお腹を抱えて苦しい思いをしました(笑)。

どうしてかな?
火を囲むように集まるのです

 昼食の後はエノさんに弟子入りしてみっちり釣り方を教わります。

hayato
頑張ります!

 エノさん特製のフライを頂き、小さいアタリをそれ!とか当たった!と教わりながら慣れないフライロッドとラインの捌きに四苦八苦していると、とうとう待望の一匹がきました。

hayato
キター!

 ジタバタと暴れる魚を寄せるだけで一苦労です。ラインを引っ張ってごらんと誘導してもらうと無事ネットに入れることができました。

キター!
やったね!

 1匹釣るとコツを掴んだのか、釣果がドンドン伸びていきます。正確には数えてませんが、10匹くらいは釣りました。
 彼女が立った位置から左側の流れにいる魚の方が活性が高いらしいとか、流れのライン(筋)を見てどこにフライを落として流せばよいのか?とか、できるだけフライラインをたるませないようにたぐっておいてシャープにあわせるとか、エノさんに懇切丁寧に教わった甲斐あって、アレコレ試していろいろ分かったことがあったようです。

 離れたところで見ていたフル先生が彼女、絶好調ですねと声を掛けてくれました。水面へのライズが増えてきたな…と思っていたところだったので、後はドライで釣らせてこの釣りにハメたいんですけどねと企んでいると、水面の目印に飛びついてきたよと彼女が報告します。
 ドライで充分出ますよと仰っていた先生の言葉と合わせると機は熟せりと、エルクヘアカディス16番を結びます。

 ちょっと見難いかな…と話し合っていると、ぱくっとマスが出てきて食ってきてくれました。慌ててあわせるもハリ掛かりしません。3回ほどカラ振りして地団駄を踏んでいる様子を見ると、かなりエキサイティングしている様子です…シメシメ。
 数度目のフッキングにしてようやくハリ掛かりしました。やった~と喜び勇んで魚を寄せると無事ネットに入ってくれました。

やったね!
ドライで初物ゲット!サイズもなかなかです

 状況からして大きいサイズのフライでも出そうだったので、エルクヘアカディス12番に替えてみます。見やすくなった上にマスの反応も良くなり、順調に数匹を追加できました。良かった良かった。
 たっぷり堪能してもらったところで僕も改めて釣りをすることにしました。やはりドライフライはやや大きめの方が反応が良いようです。数度のフッキングミスの後ようやく初物を掛けることができました。いや~ボウズでお帰りにならなくて良かった。

hayato
初物釣れました

 もう一匹釣ったら一安心です。ゆっくり休んでいるうちにお昼ごはん第2部が始まってしまいました。肉がいっぱいあるから食べてねって…はい、食べま~す。(笑)

hayato
昼過ぎから風が強くなり、少し肌寒いくらいでした

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キャンピングテーブルの周りにはいつも人が集まります

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遠目に見てもワイワイガヤガヤ

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子供居酒屋店主、ヤマさんの焼き職人っぷり

hayato
お腹が膨れたら、ひょいっと竿を持ってすぐ脇で釣るのです

 さて残されたミッションは無印良品セットへの入魂の儀式のみです。もうドライフライでしかやりません。ジャンキーですから(笑)。
 6X7.5ftのリーダーに6Xティペットを2ftほど繋いで、エルクヘアカディス12番を結びます。

さぁて
コイツに魂を入れなくては、ね

 投げ始めると早々にドライフライに出てきます。ところが吐き出すのが早いのか、じゃれついているだけなのか、なかなかフッキングしません。手ごわいなぁ。
 陽が傾いてきて夕方の雰囲気が出てきました。残り時間も少なくなり、皆めいめいに釣りを楽しみます。フル先生がドライで一投ごとに出ますよというほどの高活性です。なかなかフッキングしないところが憎らしい。

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エノさんにヒット

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フル先生もヒット

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フル先生、ハイペースで釣ってます

mission complete
入魂完了

 頻繁に出るもののなかなか釣りあげられず、結局終了となる17時までに2尾追加したのみですが、やはりドライでこれだけ出てくれると楽しいです。
 自作のバンブーにも魂が入りました。Hardiと同様に胴から放物線状に曲がるパラボリックです。ロールキャストのみならず近距離キャストも試してみました。ストレスや違和感を感じることのない素直ないい竿、という感想です。竿の跳ね返るスピードがゆっくりでのんびりした僕の性格にあっていると思います。
 魚を掛けるとヒキがマイルドというか穏やかというか、竿を通して手に伝わってくる感触が柔らかい、とでも申しましょうか。バンブーロッドは釣り味が良いとよく聞く言葉ではありますが、なるほどこういう感じなのね、と実感できました。

 終了間際のほんの15分程、フル先生のレナードのテーパーの竿を振らせてもらいました。合計4回出たもののいずれもフッキングしませんでした。ティップから曲がる竿なのでキャスティングの感覚の違いが感じられて面白かったです。

 彼女も楽しかった、実際にやりながら教わらないとなかなか分からないことも多かったとエノ師匠に感謝しておりました。
 釣りだけでなく美味しい食事に楽しいお話と良い時間を過ごすことができて、改めてみなさんに感謝です。またよろしくお願いします。

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