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Old River Kawagoe釣行会

BambooRod Craftsmanの集い

2009-04-19

その1

 寒い時季からOld River Kawagoeのクラブメンバーで釣りに行きたいね、と話していました。さて春爛漫の良い季節となり、いよいよ釣行となりました。
 しかしながら大人数で小さい川へ行ってもみんなで釣りができないぞ?と場所選定に苦慮しました。結局大所帯の受け入れ先なら管理釣り場がよかろう、とリヴァスポット早戸になりました。

 川でのフライフィッシングといえば一年に一・二回がいいところの僕にとっては大変勉強になる良い機会です。せっかくなので彼女にも声を掛けると同行するとの返事。
 使うだけでは飽き足らず、遂には作り始めてしまったバンブーロッドジャンキー達が釣りをすれば即ち先生なワケで、我流で覚えた僕がフライフィッシングを教えるのも心許なかっただけに千載一遇のチャンスです。

 8時30分にエノさんと合流し、リヴァスポット早戸に到着したのが10時30分頃。フル先生一行は一足先に到着して準備に取り掛かっていました。
 場内は既にたくさんの車が停まっており、かなりの人出で盛況です。紹介・ご挨拶の後、お昼ごはんのバーベキューの準備に加わります。

準備が大事
快適な一日はサイトの設営から
(横長の写真はクリックすると拡大表示します)

バッチリ!
椅子やテーブルも充実!です

 準備が落ち着いたらもちろん釣り開始です。

hayato
フル先生の弟さんと奥様。右側はエノさん

やったぁ
エノさん、早速ヒット!

hayato
釣れました!

hayato
お!ヤマメ?

 ヤマさんは8時から釣りを始めていて、既に10本以上の魚を食材として確保して頂きました。おかげでスムーズに魚の塩焼きに取り掛かれました。イッキに洗い場で捌きます。

なるほど~
フル先生の速攻腹裂き術、実演の図

 軍手を着用し豪快に捌くやり方は参考になりました。手早く大量に処理できる便利テクです。

お腹すいた?
みんなお昼の準備中

 捌き終えたら串を打って炭火を使った炉端焼きセットに並べます。

うまそー
美味しく焼きあがるかな?

 焼きあがるまで様子を探るべく少し釣りをしてみることにしました。
 先週完成させたバンブーロッドを使うチャンスです。もちろん他のみなさんはテーパーの削り出しから手ずから行った自作の竿を使うことでしょう。僕はおいおい…(笑)ってことで。

無印良品
無印良品セット

ROD: 自作 7ft #4(KawaiRod N-Seriesブランク)
REEL: ハンドメイドリール(つくばの職人さん作)

 俺が俺がのご時勢に、珍しく名前どころか文字さえ一切入ってない控えめなタックル。名付けて無印良品セット(笑)です。

品質保証
品質保証セット

ROD: Hardi 704 Para 7ft #4(Le Grand Soir)
REEL: Model700(KINEYA)

 こちらはちゃんと名前が入ってます。逸品との評判も高い品質保証セット。大阪在住のビルダーの竿と京都の職人さんのリールが、大阪生まれの釣り人の元にやってきたはずなのに、なぜだか埼玉で出会って神奈川でデビュー(笑)です。

 フライフィッシング初体験に近い彼女には申し訳ない(?)けど、このどちらかを使ってもらいましょう。何せBambooRod Craftsman達の集いですからEUFLEXECHOは家に置いてきました(笑)。
 どっちがいい?と聞いたら品質保証セットを選びました。決め手は僕が作った竿を折ったら申し訳なさ過ぎて切腹ものだからだそうです。そんな簡単に折れやしませんて。

 まずは手堅く一匹を…とインジケーターを使ったニンフの釣りをやってみることにしました。ロールキャストしかできない彼女が他の釣り人の邪魔にならないように…と上流へと歩きながら空いている場所に入って釣りを始めますが、全然釣れません。

 実はこのインジケーター&ニンフの釣り、僕は鹿留と湯川で一回ずつの計2回しかしたことがありません。サーフェスジャンキーの僕は普段やらないので、はっきり言ってよく分かってないのです。あれこれ場所を換え、フライを換え、ショットを打ったりしましたが、一匹引っ掛かってバラしたのみ。これではイカン!と4ヶ所ほど回ったところで13時前になってしまいました。

 ここはお昼ごはんを食べに戻って師匠たちに弟子入りして教えを請うてみようとキャンプサイトへの撤退を余儀なくされてしまいました。さてはてフライフィッシングで初めてのマスを釣ることができるのか?先は厳しいなぁ。

 その2へ続く

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