トップモノ語り

ザ・ジャパニーズスタンダード

山口さんからのクリスマスプレゼントその2
EUFLEX EX763 7'6" #3 2pcs : TIEMCO
Alltmor 100D : DAIWA

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 2006年12月に山口さんから頂いたクリスマスプレゼントです。山口さんは管理釣り場で使う感じのたいしたものじゃないと仰っていたのですが、決してそんなことはなく、実は良いモノでした。

 ロッドはEUFLEX(ユーフレックス)です。オービスやループなど海外の有力メーカーのフライロッドを扱ってきたTIEMCOが自社ブランドで売り出した初期のモデルEXです。
 EUFLEXが発表された時に雑誌で特集記事が組まれていました。インタビューではブランク(竿の本体部分)を社外から調達しているが、いずれは自社生産したいとのことでした。その後モデルチェンジしたEXVシリーズから自社生産になっているそうです。
 このEXで聞いた評判は、初心者から上級者まで使いやすいというものだったと記憶してます。おそらくこのEXシリーズで後のEUFLEXの発展の礎を築くことができたのでしょう。今や日本を代表するフライロッドシリーズになったと言ってもいいんじゃないでしょうか。

 山口さんもフライフィッシングをやってみようと思って、釣具店で相談しながらこの竿を購入したのでしょう。7フィート6インチ、3番でキャリアをスタートさせた人が結構いるんじゃないかと思います。
 一昔前、渓流のフライフィッシングにエントリするなら4番、というのが定番だったのですが、現在は3番という意見の方が多いかと思います。フライフィッシングだけに留まりませんが、性能向上に伴って、道具が軽く繊細になる傾向があるようです。
 ところが僕は渓流ではなくブラックバス向け7番からフライに入門したため、3番や4番といった番手に縁が薄かったのですね。
 とはいえ最近は川での鱒釣りにも力を入れ始めたので、やっぱり安心して扱える3番が一本欲しいなぁ、と思っていたところだったので、今回のプレゼントはピッタリのタイミングでした。

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ネーム部分

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グリップは細身のハーフウェル

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リールシートはコルクをベースにアップロックスクリュー

 ここいらあたりの仕上げは3番ロッドにしては珍しいチョイスじゃないでしょうか。アップロックだとフードを埋め込む必要があるんでハーフウェルになるのは分かりますが、わざわざコルクのリールシートを使って軽くしておいて、金具が重くなるアップロックを選択するあたりはちょっと不明です。一般的にはリング&リングもしくはリング&ポケットを選ぶのが相場でしょうか。
 ただリールは手に近い方が疲れない気がするので、僕は好んでアップロックを使うことが多いです。Cairnton Brookyも細身で軽い竿なのにアップロックを使いましたし。持った感じは細身のグリップがいい感じです。特にバランスが悪いような印象はありません。

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DAIWAのリール、アルトモア100D

 リールはDAIWAのalltmor(アルトモア)100Dです。ダイワのフライ用品のブランドがアルトモアとロッホモアのラインになって久しいですが、僕の基本的な理解はアルトモア→高い、ロッホモア→手が届くかな?です。あってますかね?
 で、このアルトモア。もう名前だけで高そうという感じですが、100DのDが気になります。これディスクブレーキ装備のモデルなんですね。

 川でヤマメイワナを相手にするフライの道具を揃える際には、フライリールが一番軽視されているんじゃないかと思います。曰く糸を巻いておければいいとか強力なブレーキはいらないとか。
 機能面を見ればこの言葉は決して嘘ではないでしょう。#3~4用リールでリールファイトをする機会なんてないのでしょうから。それでもディスクブレーキを装備してしまう。過剰なまでの機能。それは日本の工業製品の質の高さを誇っているワケで、決してエントリモデルに載る類のものではないハズです。おそらくこれ、僕は買わないと言うか買えない。もっと安くてお手軽なものでいいって言っちゃうでしょう。

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ハンドル側

 竿もリールも今となっては古いモデルになってしまいましたが、販売当時のジャパニーズ・スタンダードのお手本で、これらを揃えて入門できれば文句無しのモノですね。
 リールにキズが結構付いているので、山口さんもかなり使ったんだと思います。それでもフライをやらなくなってしまったのは、性分にあっていなかったのかも知れません。
 使ってもらえればと仰って頂いたのでありがたく使わせて頂きます。なんだか申し訳無いくらいなんですが、安心して長く使っていきたい、それができるモノだと思います。

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