もっと鱒を釣りに行きたくなっちゃった
ECHO CLASSIC 480-4x 8' #4 4pcs : ECHO
PH-2 : PHOS
この竿は2006年9月にアメリカのイエローストーン遠征に行った記念に購入しました。フライロッドが12本ある中、#4指定の竿を1本も持っていないという異端の道を歩んできた僕が、川でのライズの釣りの聖地にいきなり行って入門してしまう、という暴挙に出たわけです。結果は川での鱒釣りをもっとやりたいと思う素晴らしい旅を経験できました。
そこで今後日本国内でも川へたくさん出かけていきたい、ついては相棒を…というわけで、ガイドの河合さんお勧めのECHOの8フィート#4を購入したという次第です。
この竿はサイトで確認すると標準希望小売価格が$139.95ですから、$1=130円としても18,000円余り。もちろん米国内で買えば修理の際にも支障が出ますし、輸送に掛かるコストが無いので、日本国内の値段とは単純に比較できませんが、このお値段でこの作りはお買い得です。旅の記念としてはピッタリでした。
ECHOはG.Loomisでロッドデザイナーをしていたティム・レイジェフ(トーナメントキャスターとして有名なスティーブ・レイジェフの弟)が立ち上げたメーカーです。
日本では2006年夏にLiftという会社に代理店が決まりネットで販売されるようになりましたが、アメリカでは既に数年前から市販されています。
アメリカでは近年、ECHOの他、Redington、Temple Fork Outfittersなどのメーカーから次々と価格破壊というかリーズナブルな竿が発売されており、値段に比べると随分と出来がいいと評価され、注目されているようです。
さて竿を買ったら相方は?ということで、旅から帰った9月末に購入したのがこのリールです。当初はOrvisのBATTENKILL3-4の替えスプールで対応しようと思っていたのですが、既に廃盤となってバーストックに代わっていたので替えスプールはメーカーに相談して取り寄せになると言われました。
それなら新しいリールでもいいかな?と思い、上野サンスイでぶらっとショーケースを見ていたら、コイツを見つけました。PHOSのPH-2です。
ちょうどセール対象品だったようで28,000円程度の値札から14,000円程度の値段に書き換えられており、これはお得感バリバリだよね?と目が止まったのです。
ラインキャパはWF-6+20ydとあり、DT-4ならちょうどいいんじゃないですかね?とのこと。デザインも伝統的なスタイルで好感が持てます。淡い銅(コパー?)の色合いもなかなかヨイです。
一方裏(?)側には、まるで大型のソルトウォーター用かと思うほど大きいツマミがついています。いかにもブレーキ効きまっせ!と言っているよう。DT-4を使う釣りでこれほどブレーキを重視する必要もないのですが、かえってデザインがシンプルになっていて、これも自分の好みですね。
唯一気になるのが音です。巻き取るときにやや低めのラッチ音がするのですが、ガラガラという印象であまり好きなタイプじゃありません。しかもラインが出て行く時には無音です。それなら全部無音がいいです。せめてラインが出て行く時だけ音がするのだったら、まだ良かったのに…と思います。
ちょっと大きいかなぁと思ったのですが、ロッドに付けてみると案外似合っています。ちょっと重いかな?と思って握ってみるとちょうどグリップの中で水平バランスがとれました。あら?意外といい感じ?
コイツを持って2007年シーズンはアチコチ行きたいなと思っていたところ、早速1月1~4日のニュージーランド釣行で使うチャンスが訪れました。
振ってみた感じは思った以上にしなやか。アメリカ製ロッドってもっと先調子でパワフルなのかと思ってましたが、想像以上に使い易く、マイルドです。
20インチupのブラウンをランディングして魂を入れることができました。すっかり縁起のいい、お気に入りのタックルになりました。
PHOSのPH-2はやっぱり4番ロッドと組み合わせるには重さが気になりました。ORVISのBattenkill3/4がWellnerの処分に伴って空いたので、ECHOはBattenkillとコンビを組むことにして、このリールはffmedia懇親会の持ち寄りオークションに出品し、処分しました。
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