ハッチ・ザ・マッチに憧れてライトライン
Wellner PT7623P 7'6" #2-3 4pcs : Norie
BATTENKILL 3/4 : ORVIS
この竿は初めてサイトの個人売買で入手したものです。98年末から99年頭頃だと思います。
夏には初めてヤマメ・オショロコマを釣って、渓流にもっと行きたいなぁと思っていた頃、色々雑誌を読むようになってきました。
その中でも魅力的なキーワードがハッチ・ザ・マッチでした。水生昆虫に関する知識が無く(今もありませんが)、ぼんやりとフライフィッシングを象徴するこの言葉に憧れていたのでした。
ライズする魚に柔らかくフライを投げ入れ、自然に流して食わせる。そんな光景をイメージしているとやはりライトラインを使ってキャストからドラッグフリーを練習せねばと心に誓ってしまったのですね。(笑)
そんな折、サイトの個人売買でこの竿が出品されているのを見掛けて、ライトラインロッドしかも大好きなパックロッド!と、すぐさま飛びついてしまったのでした。
出品された人と渋谷駅前の喫茶店で待ち合わせをして商品を受け取り、ちょっとしたお話をさせてもらいました。40歳くらいの渋い紳士で最近では海にハマっていると仰っていたのですが、その話の中でやっぱりG.Loomisがいいと感想を漏らしていたのが印象的でした。
いまだにG.Loomisとはご縁が無いのですが、お店やカタログを見るたびにこの時の話を思い出してしまいます。
当初この竿にはAXISCOのAIRRITE 34を付けていました。この組み合わせで99年の夏には岩手へ行き、初めてのイワナを釣ることができました。#14のエルクヘアカディスが失速してターンオーバーしなかったりしましたが、現在でも頻繁に使うお気に入りの竿です。
AXISCOのAIRRITE 34 表面(?)
AXISCOのAIRRITE 34 裏面(?)
翌年にはORVISのBattenkill 3/4を入手して竿とリールのコンビが決まりました。バランスも良く、使い疲れもしません。
前記のようにあまり空気抵抗のあるフライでは少し厳しい場面もありますが、全般的にしなやかに曲がってキャストの感触も上々です。
冬の朝霞ガーデンで6x,7x,8xといった細いティペットを使って釣ることがあるのですが、マラブーを引く釣りでもあわせ切れがなくなりました。#4-5ロッドとパワーが違う前提こそありますが、それでも良く出来た竿というのはこういうものなのかと感じ入ったものです。
ORVISのBattenkill 3/4 裏面(?)
wellnerは次第に出番が無くなってきたのと、ちょうどスペックがかぶるEUFLEX EXが我が家にやってきたので2007年2月25日に処分してしまいました。
BATTENKILL3/4はPHOSのPH-2の処分に伴って相方を失ったECHOとコンビを組むことにしました。
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