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宿題を果たしに再び和歌山へ

たくさんの人にお世話になりました

2009-05-06

今日こそライギョを

 5日の晩は武部くんの家に泊めてもらい、ライギョとチヌは6日に持ち越しとなりました。気になる天気予報はどんどん降水確率が増えていきます。6日の和歌山は雨風ともに強く荒れるとか。おいおいどうなってんだ。
 どうやら南の海上にある台風1号の関係で、本州南部にある低気圧が東から西へ動いているんだとか。そんなの初めて聞きました。その後また東へ向かうという雨の行って来い状態です。とことんツイてない…。

 一夜明けた6日の朝は雨は思ったほど降っていません。これ幸いとのんびり起き出し、昨日の池に到着すると、風は強いものの雨は時折パラッと降るくらいで、太陽が顔を出すこともある程度と、動画撮影にはほぼ問題ありません。

動画

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武部くん編 58sec

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 釣りと撮影を交替しながらルアーを投げては撮影しますが、昨日に比べると魚のアタックがありません。気温が上がったので魚の元気も良くなったんじゃないか…なんて期待をしていたのですが、人間側の勝手な感想だったようです。
 対岸にまで出張って行くと、武部くんが投げて絡んだラインをほどいている間に足元のルアーにガブッ!とライギョが飛びついてきました。残念ながらこれは撮影できませんでした。

 唯一のアタックがまさかの足元だけに、意気消沈して一旦昼食をとることにしました。インド料理店で本格カレーセットを食べていると、スダさんから電話が掛かってきました。
 スダさんは船に乗ってタイを狙った後、池に来たそうです。ちょうど昼食で我々が池を離れた際に入れ違いになったようです。

 スダさんの電話ではライギョが寝ているのが見えるよ。チャンスだよとのことです。食事を終えて再び池に戻ると、スダさんが池を覗き込んでいます。どうですか?と尋ねると、あそこだよと教えてくれました。
 アシが幾分倒れて少しスペースが空いているところがありました。アシの根元に巻きつくように横長に黒い影があります。言われてもよく分からないので偏光サングラスを借りてみると、なるほどアレがそうなのか、といった具合です。 

 車に戻って竿を取り出し、釣りの準備を整えて、いざあのライギョを…と元の場所に姿を探すと、いなくなっていました。あらら?
 スダさんが見つけてからずいぶん時間が経っているっていうのに、いざ釣ろうとしたら途端に逃げ出しちゃうとは…。嫌われてる?
 元の寝ぐらにルアーを落としてみたものの結局影も形もなく、千載一遇のチャンスを逃してしまいました。

動画

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ここにいたのですよ編 56sec

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 その後、池の奥の方に良さそうなポイントがあるよ、とスダさんに教えてもらって移動します。護岸の脇に水草や竹などが風で打ち寄せられた場所がありました。うむ。良さそう。

懇切丁寧に攻略法を伝授して頂きました
スダさんと僕

 しかしながら、かなり念入りに丁寧に探ってみたのですが魚のアタックもありませんでした。昨日の方が良かったくらいです。

 ライギョの釣り方の基礎をいろいろと教えて頂いたスダさんは一足先に帰宅されました。その後も少し釣ってみたのですが、結局魚からのアタックはなく、夕方からのチヌに期待するしかないね…と肩を落として引き揚げました。

せめてルアーでチヌだけでも

 相方の武部くんは夕方から晩にかけて別の用事があるため、一人でチヌを狙いに昨晩のポイントへ出掛けました。
 まだ明るいので少し仮眠します。あたりが暗くなってきた頃、準備を整えて釣りスタートです。今日は最初からチヌボンボンを使います。

 小雨がパラパラと思いだしたように時折降るのでカッパを着込んで、キャストを続けます。昨日と違ってやや早めに巻くとココン!とバイトがあるものの、ハリ掛かりしません。
 合計5バイトあったものの、即アワセでも掛からず、送り込んでものらず、でした。小さい魚が突いているだけなのかも知れません。こちらも収穫無しで終了の時刻を迎えてしまいました。

 この日の晩は用事を終えた武部くんが来月挙式予定の婚約者を連れて迎えに来てくれ、3人で夕食です。昨年に引き続きですが何度も釣りのためにわざわざ和歌山に来るなんて…と呆れておられることでしょう。しかも2日間やって釣果なし。ええ、ワタシも呆れていますとも(笑)。彼女からはお土産で美味しい蜜柑を頂きました。気を遣わせてしまって申し訳ありません。

 今回出会った人達にはたいへんお世話になりました。ライギョを釣ったコトがないので釣ってみたいという、ごく単純かつ平凡(?)な発想から繰り返しているライギョ探しの旅ですが、行く先々で過分なおもてなしを受けてしまっています。釣り人の輪の繋がりをありがたく感じつつ、皆さんに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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