トップ釣行記

武蔵の池へ行ってきました

雑誌記事に煽られて短竿ヒゲ天に初挑戦

2009-06-28

 来月11日に武蔵の池で道満へら鮒会の7月例会が行われます。昨年も7月に例会が行われたのですが釣果は芳しくなく、武蔵の池は混雑すると難しくなるというイメージがあるので、試釣をしておきたい、と思っていました。
 ところが来週4日(土)に他の予定があるので前週試釣ができないかも知れません。まだ2週間前ですがやはり一度は釣りをしておきたい、と行って参りました。

 この釣行にあたっては、ちょうど発売中だったへら専科7月号に8尺ヒゲ天(8尺竿を使いトロロを食わせえさにするチョウチン釣り)の特集記事を読んだので、この釣り方を試してみたかったのです。

 釣り場に着いたのは開場の5時30分。30人の例会が事務所前桟橋東向きと中央桟橋のクランクまでに入っていたので、クランクを過ぎた83番の釣り座に入りました。
 左右には意外に人が入らなくて、左には5席ほど空けたところに一人、右には3席ほど空けたところから4人が並びで入ったくらいでした。

 仕掛けは雑誌特集記事を参考にしました。竿がシマノ慶匠8尺、道糸1号、ハリス0.6号7-13cm、上ハリ改良ヤラズ8号、下ハリ同5号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用9号です。

 えさも雑誌記事で紹介されていた配合をそのまま使います。
 とろスイミー:ペレ道:水:段差バラケ:鬼バラ:白べら:バラケマッハ:軽麩を120:60:300:240:240:240:120:360(単位はcc)です。種類が多い!食わせえさはヒゲトロです。

 さて釣り開始…と思ったら、昨晩作った仕掛けの道糸がずいぶん短いことに気が付きました。どうやら切る位置を間違ったようです。やれやれ…と作り直し、自動検量機のスイッチを入れたのが6時11分になっていました。

 8尺の短竿とはいえチョウチンダナではアタリ出しが遅いかな?と思っていると10投くらいでサワリが出始めました。まだまだ明確なアタリが出るまでは…とドンドンえさを打っていくと、ようやく第一号がツン!とアタリを出してくれました。

初物釣れました
本日の第一号!(6:53)

 程なく2枚めを釣ったところで次が続かなくなりました。水面近くにはへらがワサワサ寄ってきているのに、明確なアタリを出してくれません。タナが浅いのかなぁ?
 1ボウルえさを打ったところでウキを替えます。デカいバラケが経時変化で締まってきて、重くなったのか、ウキのトップが沈没してアタリが見難いのです。
 前日上州屋浦和店でえさと一緒に買った980円の鮒集というウキの五号です。逆テーパー(先端が太くなる)のトップが付いているので、デカいバラケえさでも頑張って背負ってくれるだろうとの目論見です。

 このウキに替えたおかげかトップ先端で頑張ってエサをぶらさげてくれるようになりました。8時14分に1時間ぶりになる3枚めを釣り、さらに30分後、4枚めが釣れました。しかしトロ掛けらしくない小さいアタリばかりです。

む~なかなか釣れないぞ
ようやく4枚めです(8:42)

 しかしこの後がやっぱり続かず、5枚めが釣れたのは10時6分と1時間半も穴が空いてしまいました。はっきりしたアタリは少なくウキがモヤモヤ動くだけ、たまにアタればカラツンです。この間やはりメーター両ダンゴにしようか…と何度思ったか分かりません。
 このまま続けようか、それともやめよっか…と逡巡しながら、ようやく6枚めが釣れました。

こんなペースでは…
5時間近くで6枚め(10:59)

 この6枚めを釣ったところで下ハリスが切れてしまいました。結び替えようとした時もしかして下ハリが軽いから下ハリスが張らないのでアタリが小さい?と思いつきました。ここで改良ヤラズの6号を取り出して結びます。両ダンゴでも5号、浅ダナのトロ掛けでは3号でスタートするのに、ずいぶん大きいなぁ…。

 しかし実際に替えてみると、アタリがよりハッキリ出易くなりました。へぇ、6号でもイケるんだ…と新発見です。

それでもアタリは小さいんですけどね
おお、意外とイケる?の7枚め(11:08)

 11時30分になり、昼食の場内放送が掛かりました。お昼休みで右3席隣から4人並んで釣っている人達が席を立っていきました。この時間はチャンスです。他の釣り人がえさ打ちを休んでいる間にせっせとえさを打って魚を寄せようと頑張ります。

 11時39分に8枚め、11時59分に9枚め、12時5分に10枚めとサービスタイムのおかげでどうにかツ抜けに漕ぎ着けました。今日は10枚も釣れないんじゃないか…と弱気だった朝に比べるとサービスタイム様様です。
 この後、他の釣り人が戻ってきてサービスタイムが終わってしまいます。12時56分の11枚めまで釣れない時間が再びやってくるのですが、結局えさ打ちが少ないから釣れないということが改めて分かったわけで、ここは続けてえさ打ちを熱心に繰り返します。

やっぱ打たなきゃダメなんだぁ
頑張ってえさを打った効果が出てきた?(13:15)

 12枚めを釣った後、ふと水面を見るとウキのトップがプカプカ浮いています。あれ?折れちゃった?なんで?いつの間に?

エラいこっちゃ~
トラブル発生です!

 仕方がないのでウキを再び替えます。今度はかちどきのSPTオールラウンド羽根6号にすると、ほぼオモリの調節が不要でした。
 ここからはようやくタナにへらぶなを寄せることができたのかペースが上がっていきました。13時25分の13枚めからひっきりなしにウキが動くようになってきました。ほぼ10分に1枚ずつ釣って14時27分に20枚まで一時間に8枚です。最初に苦労していたのが嘘みたい。

デカっ!
今日一番の18枚め(14:09)

重量が分かると楽しいです
890gありました

よもやコレが最後になろうとは…
最後の一枚になった20枚め(14:27)

 この後はバラケえさが乾いてきたせいか、カラツンばかりになり釣果を上げることができずにそのまま15時になってしまいました。池の終了時刻は15時30分なのですが、ちょうどバラケえさがなくなったことと、ポツポツと雨が降り始めたので終了としました。

今日の釣果です
釣果記録をもらってきました

 今日の釣果は20枚、10.77kgでした。池のトップは66枚、37kgでしたから半分も釣っていません。まだまだ修行が足りないなぁ。
 しかし終盤に少し追い込めたのが一筋の光明というヤツです。一日中曇りの天候だったのに良い時合があった、しかもいつも苦戦する午後となれば、この釣りを斬って捨ててしまうのも勿体無いところです。

 なお7月4日の予定はなくなってしまったので、前週試釣に行くかも知れません。その時はこの日のおさらいをするか?はたまたメーター両ダンゴを試してみるか?どうしようか迷ってます。

総括と展望

Copyright (C) びぃ,2009-06-30,All-Rights Reserved.