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精進湖へ行ってきました

3連休初日の混雑は厳しかった

2009-07-18

 精進湖へへらぶな釣りに行ってきました。
 先月行った前回の釣行では短竿で釣りができたものの9尺の極軟竿を忘れてしまったため、心残りになっていました。精進湖なら隣に迷惑が掛かることもないし、へらのサイズも7~8寸が中心なのでちょうど良いのではないか?と思っていたのです。

 朝6時頃に精進湖畔に着くと、さすがに3連休の初日だけあって結構な数の船が出ています。黒岩・コタツロープにボートが並び、ゴザンゲの鼻や葉山下にも岸釣りの人がいて、海大和田や湖畔荘下にもチラホラ。
 さらに車で走りながら見ていくと、大割・小割ロープにもボートが見えます。天神ロープも混雑しているようですが、レーク下ロープには空きがあるようです。

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出典:ダイワ 今月の釣り
浜田 優さんが勧める・夏の山上湖・精進湖のヘラブナ釣り
(リンク切れになってます)

 結局ふじみ荘からレーク下ロープへ出船することにしました。宿のご主人に聞くと8尺から12尺のタナで釣れてるけど結構難しい。両ダンゴならボソだとカラツンばかりになるし、ネバだとアタリが出ない。悩むようならオカメが無難だよとのことでした。

背中は富士山ですが曇って見えませんでした
レーク下ロープから湖畔を望む

 まずは何といってもお目当ての9尺を継ぎます。長いハリスのチョウチン釣りの仕掛けを準備します。道糸0.8号、ハリス0.4号50-65cm、ハリ上下とも改良ヤラズ6号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれ浅ダナ用ハイテクトップ9号です。えさは天々:水:天々を3:1:1の袋書き作りです。

大丈夫かな~
2月の清遊湖で軸を折ってしまった玉置きも修理を終えて復活です

 釣り始めは7時過ぎになっていました。
 ウキがサワられながらナジんでドン!…なんて甘い夢を見ながらせっせとえさを打ちます。しかし全然サワリが無く、怪しい雰囲気が漂います。というのもへらの姿が見えないのです。この時期ならえさを打てば水面直下に黒い影が見えるはずです。
 どうやらタナが深いらしいと11尺、13尺、15尺と竿を延ばして探っていきます。ウキをリコーサーバンスのさみだれPCトップ深宙用12号に替えて、15尺チョウチンでようやくサワリが出ました。
 このタナでなきゃアタらない?と思っているとチクッ!とウキが入って初物1枚が釣れました。

初物釣れました
ようやく釣れたぁ(11:08)

 なんとここまで竿を替えてタナを探ること4時間。ようやくのへらとのご対面となりました。長かったぁ。
 その後もたまにサワるだけで、いよいよ釣れません。早めのお昼ご飯を食べながら、これではイカンと策を講じます。
 そしてお昼過ぎ、18尺を出してみます。底釣りにするか迷ったのですが、角麩の段差釣り(通称オカメ)に初挑戦することにしました。

 道糸1号、ハリス0.4号10-60cm、ハリ上改良ヤラズ8号、下同3号、ウキはリコーサーバンスのさみだれPCトップ深宙用13号です。
 バラケえさは段差バラケ:特S:水を5:1:1です。深いタナまでえさを持たせる目的で特Sを入れてみました。くわせはもちろん一発です。

 底取りゴムで水深を測ると、ちょうど竿いっぱいです。食わせの下ハリが底から30cmほど切れたあたりにウキ下を調整し、デカいバラケを打ち込んでいきます。
 こちらもモヤモヤとサワリがあるのですが、なかなかドスン!と明確なアタリが出てくれません。下ハリが張ってないのかなぁ?と訝んでいると、アタリもないままのカラ合わせに魚の感触が伝わります。あれれ?

アタリが出ませんでした
オカメでの初物(13:32)

 その後もウキはモヤモヤを繰り返すばかりで、一向に大きく明確なアタリを示しません。あれぇオカメって大きく分かりやすいアタリが特徴じゃなかったの?

 15時過ぎ、天神ロープに止まっていた6漕のボートが帰っていくと、うっすらとウキの下にへらの姿が見え始めました。ようやく群れが回ってきたか!これは今日のお題を叶えるチャンス到来!と慌てて18尺を仕舞い、9尺を出します。

 来月の例会に向けて浅ダナの両ダンゴを練習しておきたいところだったので、浅いタナにウキをセットします。仕掛けは道糸0.8号、ハリス0.4号20-27cm、ハリ上下とも改良ヤラズ4号、ウキはリコーサーバンスのさみだれ浅ダナ用ハイテクトップ5号です。えさはガッテン:GTS:水:バラケマッハを2:2:1:1の配合にしました。

 見る見る間にウキの下にへらが寄り、黒い塊になっていきます。これまでの時間は人災に晒されていたんだなぁ、とつくづく思い知らされました。
 この分なら釣れるかも?との思惑通り、ウキがスパッと入って久しぶりのへらが釣れました。

これから本番だね
ようやくの3枚めです(15:26)

 さらに2枚追加し、計5枚釣ったところで極軟竿での釣りに満足しました。ここからは先日中古で購入したシマノ慶匠の9尺に替えます。やはり買ったばかりは使ってみたいのよね~。さらには浅ダナ両ダンゴの練習ですから、来月の例会で使う可能性のある竿でないと意味がありませんしね。

 この頃すでに17時。最後にどれだけ挽回できるか…と頑張りましたが、やはりダンゴのタッチを合わせるのが難しく、5枚を追加しツ抜けに届いたところで終了しました。

コイツを釣るまでは…と粘ってしまいました
あがり一枚のへらです(18:00)

 この時期は19時近くまで明るいものだから、18時までバッチリ釣りをしてしまいました。もちろんボートの返却は一番最後です。たぶん17時あがりなんだろうと思うのですが、一時間も延長してしまったことは内緒(笑)です。

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