トップ釣行記

予定が変わって
試釣に行ってきました

野田幸手園でメーター両ダンゴの特訓

2009-09-06

 道満へら鮒会9月例会は野田幸手園で行われます。6日は当初あった別の予定が無くなったので、一週前の試釣に行ってきました。

 5時30分頃に着くと例会がいくつかあるようで盛況です。受付をすると158番とありましたので、今日もたくさんの人が来ているようです。
 先週参加した市釣連の大会と来週の例会では使用桟橋が違うので、来週の例会を見据えて、奥の桟橋の方へ歩いて行きます。
 とはいえやっぱり混雑の中で釣るのも辛いなぁ…と思っていると、もみじ桟橋の奥が比較的空いています。ずんずん歩いていくと、先の方に事務所向きに左右に3席ずつ空く場所がありました。

結構先の方です
釣り座からの景色

魚の引き合いにはならずにすみそう
先には2人いるだけです

 先週の状況は9時頃まで短竿がサッパリあたらないという異常事態でした。その後台風・雨と気温の低い日が続き、状況が悪化しているのか?今後秋に向かって活性が落ちていくのか?との確認のためメーター両ダンゴで始めます。これで芳しくないなら、来週は最初からウドンセットかな?

 仕掛けは竿がシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、ハリス0.4号20-27cm、ハリ上下ともカイト5号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれ浅ダナ用ハイテクトップ5号です。

 えさは両ダンゴが一向に上達しないのでベーシックの商品を使ってみることにします。先日購入した雑誌に小池氏の両ダンゴの記事があったので、それを参考にオールマイティ200cc:グルダンゴ200cc:粘力スプーン一杯:水130ccで作って、ベーシック100ccで仕上げました。
 仕上がりの感じは柔らかく粘っています。夏前に両ダンゴで良い釣りをした時はこういうタッチが多かったかな…?

 釣り開始は6時30分頃になっていました。えさには圧力を掛けないようにハリ付けして振り込むと、このえさが軽いのか、ウキのトップのナジミが2目盛りくらいと浅く不安になります。とにかく少しでもナジミが出ているので、えさが持ってると信じて続けてみます。
 3投めにサワリが出始めました。よしよし。先週みたいに2時間も押し黙られると大変だし、今日は良さそうだな?と思っていると、ウキがスポン!と沈みました。ハッシ!と合わせるとギュッと糸を鳴らして竿を絞ってくれます。無事取り込むと今日の初物とご対面です。幸先良いですね。

初物釣れました
今日の初物です(6:35)

 続けて釣れるかな?とえさを振り込むとワタカが顔を出してくれました。図らずも初めて釣った魚です。

ウロコの剥がれ易い魚です
ワタカ。初めて釣りました(6:43)

 コイツが釣れるということは、へらぶなが寄ってないってコトだよね?とドンドンえさを打っていきます。2枚めは6時48分。その後へらが寄ってきたようで7時台は6枚釣れました。久しぶりに順調な出だしだなぁ。

魚体が綺麗です
9枚めはおチビちゃん(8:01)

 9枚めのへらはおチビちゃん。幸手園は自然繁殖している固体が多いのか、たまに綺麗なおチビちゃんが釣れるのがいいですね。何だか癒されます。

 今日のイメージは小さいウキで仕掛け全体をふんわり落として誘うです。何と言っても先週の低活性が頭にある上、これから両ダンゴのシーズンは終わりに向かっていきますので。
 ところが表層近くのへらの元気が良いのか、竿ツン、寝ウキ、食い走りが出てきて、もう少しすんなりタナにえさを届けたくなってきました。ハリスを15-20cmに変更すると、落ちていくサワリがそれほど減らないのに、タナに届いてからのアタリが激減したので慌てて戻します。
 やっぱりウキを大きくしないとダメか?と、もうちょっとだけ重くオモリを背負えるかちどきのブラックカッツケ3号にウキを変更します。

このウキが使い易かったなぁ
ウキ変更で14枚めまで釣れました(9:08)

 しかし程なく、時折風が吹くようになりました。しかも強さと風向きがくるくると変わります。さっきまで背中からだったのに右斜め前から吹いてくる、しばらく我慢すると左からの微風になった、と言った具合です。
 こうなるともう少しオモリが重い方が振り込みが楽、とさみだれ浅ダナ用ハイテクトップ6号に替えます。最初からトップのなじみ幅が小さいえさのようなので風の影響を受けにくいよう、えさ落ちを3目盛り出しと深めにセットしました。
 さらにハリを改良ヤラズ5号にします。ハリが若干重くなってウキの動きが落ち着くかな?えさ持ちが良くなるかな?との狙いです。

 これで随分釣り易くなったので、後はえさで何とか乗り切りたい、と工夫をします。作りたてのえさはややバラけ過ぎるのか、ウキがピョコピョコ動くようになります。そこである程度動くようになったら少し手揉みをします。これでへらが釣れるとウキが動かなくなるので、再び手揉みせずえさを打ちます。

えさの付け方を工夫しました
寄せて釣ってで19枚め(9:58)

 10時以降はやや食いが渋くなってきました。少しアタリを待ってしまったようで、11時19分に釣った27枚めはおチビちゃん。どうやらえさ打ちが少なく、へらの寄りが薄くなってしまったようです。

型が小さくなったら要注意です
27枚目。ちょっとピンボケ(11:19)

 えさ打ちのペースが落ちると、作ったえさを使い切れなくて、残り少なくなってくる頃には粘りが出てしまいます。これがへらを寄せられず、ウキが動かなくなる原因です。新しくえさを作り直すことも考えましたが、手直しの練習をと、思い切ってやってみます。
 手水を打って柔らかくしてから、バラけるようにバラケマッハを一掴み入れて混ぜ込んでみます。これでサワリが出るようになりましたが、手水が少なかったようで、まだ硬くカラツンになりました。思いきって水を増やすと柔らかくなって、食いアタリが出ました。

手直しで30分も掛かっちゃった
何とかえさの手直しで釣った28枚め(11:51)

 この後はえさ打ちのペースが落ちないように心掛けると同時に、強い粘りが出る前に早め早めに手直しをするようにしました。手水を打ってオールマイティを差し込み、バラケ性が残るようにします。
 この甲斐あってか、いつもはペースダウンする午後も12時台、13時台ともに6枚ずつとペースを保つことができました。

この時間帯に大きな穴を空けなかったのが収穫
41枚まで漕ぎ着けました(13:54)

 残り1時間になる頃、彼女から電話があり、お散歩がてら野田幸手園まで来るとのこと。ここからラストスパートで、30分程で6枚を追加しました。朝から頑張ってえさを打ちつづけたおかげで、へらの寄りが安定してきたようです。

この時間帯に貯金ができるのが両ダンゴのメリットです
良いペースで47枚めまでいきました(14:33)

 ここで彼女が釣り場まで来てくれたので、最後に珍しく釣り姿を写真に撮ってもらって終了です。

バレるなよ~
キター!

ちょっと加工してみました
あがり一枚です(15:00)

 釣果は49枚でした。日曜の野田幸手園で自己記録の57枚に迫る釣果になるとは思ってもみませんでした。2か月に渡るメーター両ダンゴ特訓の成果がようやく出てきたのかな?と喜んでいますが、肝心なのは来週の例会本番です。このイメージを引きずると大コケするので要注意です。ちゃんとウドンも持って行きますよ。

Copyright (C) びぃ,2009-09-09,All-Rights Reserved.