21尺竿での釣果を得たくて行ってきました
27日に続いて再び鮎川湖へ行ってきました。何と行っても翼21尺で一匹釣って入魂したいとの目標を掲げての釣行です。
現地の到着は開場となる6時30分を少し過ぎた頃でした。年末の帰省ラッシュのためか関越道の交通量が多く、時折40km/hになったりするような状況でした。もう少し早めに出れば…というところでしょうか。
おかげで堰堤上の駐車場は既に満車で、少し先に行った湖岸の駐車場もいっぱい。S字カーブの先の駐車スペースに停めるより他ありませんでした。車に積みっぱなしだったカートがあったのでゴロゴロと引っ張って行けましたが、カートが無ければ釣り開始前から大変な目に遭ってしまうところでした。
駐車場で整理をしている係員の方も昨日からお客さんが多いですよとのこと。事務所にようやく着いた頃にはボートも出船しており、27日に竿頭が出たという堰堤下桟橋にもへらぶな釣りの人が3人も入って準備をしています。
事務所で料金を払い、東桟橋へ入ると、既に10人ほどの釣り人が準備に取り掛かっています。結局釣り座は34番にしました。31番に人が入っていたため、27日に釣りをした33番と並んで空いていたのですが、一席右にずれました。他に21尺で釣りができそうなところは既に釣り人が入っていました。
ところが荷物をピストン輸送している最中に32,33番に釣り人が入ってしまいました。結局先端29番から6人続けて人が入ることになります。回りを見渡すと年末のせいか20人ほどの釣り人が桟橋上に居て、すっかり盛況になってしまいました。
早速準備に取り掛かります。道具は全て27日と同じで、竿はもちろんシマノ翼21尺。道糸はDUELのSMOOTHへら0.5号、ハリス0.4号30-38cm、ハリ上下とも改良ヤラズ5号、ウキは旭匠17号です。えさはペレ道:ダンゴの底釣り夏:粒戦細粒:水を50:50:15:50(単位はcc)で作りました。
えさ落ち目盛りの確認、底取りの作業を行い、えさを打ち始めたのは7時30分頃でした。
この日は数投した頃に左隣のおじさんに初物が釣れ、幸先のよさそうな感じだったのですが、前回に比べるとウキの動き出しは遅いようです。十投ほどしてウキがモヤモヤと動き始めました。なかなかあわせるアタリが分からないが、今日こそはなんとか見極めて獲物を釣らねば…とあわせると、開始一発目はスレ掛かりでした。これを何とか口に掛けたい!
積極的にあわせながらアタリの見極めを…と思っていると、半節くらいがもぞっと押さえ込まれるアタリが見えました。思わず竿を立てると、ゴン!と岩に引っ掛けたような衝撃の後、ゆっくり魚が動き出しました。何とか口に掛かっていてくれよ~。
ゆっくりと持ち上げるようにへらを寄せてくると、するすると水面を滑るへらの口中央からやや左にハリ掛かりしているのが見えました。やったぁ!
初心者にもハードルの低い長竿だと思います
この調子で…とウキを凝視しつつ、怪しい動きは即座にあわせていくよう心掛けていきます。ところが後が続きません。というのも竿先の糸絡みが頻発したのです。竿先からウキまでが少し余っていたので、やや沖に振り込もうとすると、ウキが竿に絡むのです。
あまりに絡むので上を見ながら振り込むと、高反発で先調子の竿だけに竿先が返ってウキを弾いてしまうようです。
こういうことなんじゃないかな?
穂先に絡んで何度もほどいているうちに道糸がささくれだってきました。こうなるとPEラインは強度の低下が心配になってきます。結局2回仕掛けを作り直しました。
さらに3度目になるとPEラインが風に弱いからいけないのだろうか?と道糸をナイロン0.8号にしてみますが、やっぱり糸絡みが収まりません。
絡んでは解きを繰り返して全然釣りにならないので、もう短竿にしようかと心が折れてしまいますが、ここでやめてしまったら、何時まで経っても上達しません。挫けずに糸絡みと格闘するうちに、お昼を回ってしまいました。
今日のお昼ゴハンは担担麺でした
お昼ゴハンの後になって、思い切って振り切るようにしてみました。するとようやく糸絡みが無くなりました。やはり竿が垂直に近い状態で立った時に、手元を止めるのに対して穂先は慣性が付いていてウキを竿よりも手前に跳ね返してしまうのが原因のようです。手元を止めずに前方へ振り切ってしまえば、穂先に絡むことはありませんでした。当分は竿先への落とし込みか振り切りしかまともに扱えないようです。
ようやくまともにえさが底へ届くようになったのですが、今度は魚の活性が渋くなってしまったようで、ウキにサワリが出なくなりました。
何とかサワリが出ないことにはどうにもならないので、よりバラケるえさに配合を変えます。ペレ道:ダンゴの底釣り夏:バラケマッハ:水を各50ccの一昨日のブレンドに変えると、若干のサワリが出るようになったのですが、今度は食いアタリが出ません。
結局15時までスレ掛かりが数度あったきりで、釣果を重ねることなく終了となってしまいました。周りの人達もこんなにウキが動かない日も珍しいと残念そうでした。
帰りに上州屋川越店に寄って五十嵐さんに振り込みの相談をしてみました。身振り手振りで説明するものの、ちゃんと伝えられなくて状況と原因が分からない様子でした。
虎の子の一枚をあげたので、目標の入魂は果たしたとはいえ、このトラブルが無くならないといつまで経ってもこの竿での釣りが進みません。どうしたものか…と肩を落として帰路に付いたのでした。
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