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エノさんと清遊湖へ
行ってきました

今季初の浅ダナ両ダンゴは撃沈

2010-05-22

 来週30日に清遊湖で行われるギャラリー山サ竿春の三周年記念釣り大会に向けて、一度釣りをしておきたいというエノさんの希望を頂きました。
 一方の僕は水深のある清遊湖なら先週の神扇池釣行で使い損ねた15尺竿の入魂の儀式ができるかな?と思惑が一致し、いざ行ってきました。

 到着したのは入場待ちの行列も一段落しただろう6時15分頃でした。どこにしようか?と中央桟橋に上がると、エノさんの足が止まります。もう奥まで行かないで、ここでやらない?と入り口から10席くらいで釣り座を決めてしまいました。

景色は渡り桟橋まであまり変わりません
釣り座からの景色です

 とりあえず今日のお目当てのダイワ二天粋渡月15尺を継ぎます。道糸0.8号で仕掛けを作って、手持ちのハリスを目いっぱいの長さで底を取ると、ちょうどチョウチンで届いたのでよっしゃ!底釣りに決定(笑)です。
 そんなワケでハリスは0.4号58-65cm。ハリは上下とも改良ヤラズ4号。ウキは花水樹工房の底釣りタイプパイプトップNo.2の14号です。
 えさは事前にペレ道:つなぎグルテンを1袋ずつ混ぜ合わせたものを粉100ccに水50ccで作りました。

 釣り開始は7時30分になっていました。いつも仕掛け作りから始めるので遅くなってしまいます。事前に作っておけば良いのですがね。
 えさを打ってみると3投ほどでモヤモヤとしたサワリが出ます。好感触?と思っていると、初アタリが出ました。これは残念ながら空振りだったものの、その後もサワリが出ます。
 期待しながらえさを打っていくと、サワリばかりでなかなかアタリが出ません。おや?と思い始めた頃、ウキの動きがさらに激しくなっていき、スレ掛かりが出始めました。あちゃ~。

 ハリスが絡んでしまったので、10cm短くして48-55cmにして、ハリを改良ヤラズ5号に替えます。しかしながら一度上ずらせてしまった魚の頭を再び下へ向かせることは叶わなかったようです。打つほどにウキが返ってからのアタリが少なくなってしまい、とうとう4連続スレ掛かりでえさがなくなったのを潮時と底釣りを諦めることにしました。

 宙釣りへ方針転換と決めましたが、先程まで引っ掻きまくった底チョイ切りのタナが気になります。ウキの位置を下げて15尺チョウチンにするか…?未練が残りましたが、浅ダナ両ダンゴの練習もしないとねぇ?と8尺メーターの釣りに切り替えることにしました。

 竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、ハリス0.4号20-27cm、ハリ改良ヤラズ5号、ウキはリコーサーバンスさみだれハイテクトップ浅ダナ用5号です。
 えさはオールマイティ:グルダンゴ:粘力:水を150cc:150cc:1杯弱:100ccにベーシック100ccで作りました。

 えさ打ち数投でうっすら見えるあたりにへらぶなの姿が現れました。この魚が手強いのよね…と、しっかりナジませた後に、ツン!と鋭いアタリが出ました。およそ半年?ぶりのメーター両ダンゴでようやく今日の初物が釣れました。

あ!ストラップが写っちゃった
ようやく初物釣れました(10:09)

これでイケるかな?
2枚めは10分後でした(10:19)

 2枚釣れたところでお手洗い休憩です。ついでに…と事務所でタバコとベーシックの新製品単品爆釣!両ダンゴAを購入します。そういえば第4土曜は小池氏のえさ教室の日。聞くと中央桟橋渡り奥でやってますとのこと。行ってみよっかな?

 席に戻って単品爆釣!両ダンゴAを使ってえさを作ります。少しボソっぽく寄せ効果があった方がいいかな?と粉200cc:水100ccで作ってから粉200ccを追加して仕上げました。
 前のえさが無くなる前に少し混ぜて使ってみたのですが、カラツンばかりでハリ掛かりしません。このえさだけで打ち始めたら、ようやくハリに掛かりました。

このえさが良かったか?
単品爆釣!両ダンゴAで3枚め(10:32)

 しかしながら、その後はカラツンばかりでなかなかハリ掛かりしません。さらにはガサベラが水面直下に群がってきて落ちるえさを攻撃し、寝ウキアタリが出てきました。ウキをさみだれハイテクトップ浅ダナ用6号に変更します。

 釣果を伸ばせず11時になったところで、入場の際に注文したお弁当を取りに行きます。

なかなか旨かったですよ
清遊湖のお弁当をいただきます

 少し早いお昼ゴハンの後は釣り再開です。えさは引き続き単品爆釣!両ダンゴAを使いますが、粉400ccに水100ccで作りました。水面直下のガサベラに攻撃されるので、粘りでタナまでもたせる作戦にしました。

えさを作ってすぐに釣れました
4枚め釣れました(11:38)

 単品爆釣!両ダンゴAはかなり粘ったえさに仕上がるようです。作ってすぐはまだ麩が水分を吸っていなくてバラけるため、魚を寄せることができるようですが、しばらく経つと魚の寄りに不満が出てきます。
 まだ両ダンゴの走りの時季なので早い手返しでたくさんえさを打たないといけないのでしょう。そんなわけで5枚めはえさを作り直した約一時間後となってしまいました。

む~。全然いいペースにならない…
5枚めまでは間が空きました(12:21)

 28分には6枚めを釣ったものの、やはりウキの動きはイマイチになってしまいます。手水を打ったり、ハリへの付け方を替えたり、早めに打ち返してみたりと工夫しますが、49分に7枚め、8枚めは30分経った13時29分、9枚めは41分、とおよそ浅ダナ両ダンゴとは思えない遅いペースでしか釣れません。もっとカラツンが出まくって、なかなかえさを合わせられなくてハリ掛かりが少ないってのがこれまでイメージなんですけど。

ウキがあまり動かない中、たまにいいアタリが出る、と。
9枚めが釣れました(13:41)

 さらに水面直下のガサベラの攻撃が勢いを増してきました。またもや寝ウキアタリが出たので、ウキをさみだれハイテクトップ浅ダナ用7号に変更します。
 さらにえさ付けを丁寧にして、少しバラけるのを抑えたところ、水面直下には浮いてこなくなりました。

 ところがこれがいけなかったか、はたまた活性が落ちてしまったのか、タナに入ってからアタリが出なくなってしまいました。どうやらやはり1mのタナにへらが少ないような気がします。
 手水を打ってベーシックを追い足してバラケるように手直しするもアタリは出ず。柔らかくしたらガサベラにやられてしまいますし、どのようにすればいいのかサッパリ分からなくなってしまいました。気がつくと時間は瞬く間に経ってしまってなんと2時間釣果なし!です。平気でこういうことが起きるからまだまだ未熟です。

 なんとかアガリ一枚を釣らねば、このままでは帰れないなぁ、と終了時刻が近づいても粘ってしまいます。エノさんも帰り支度が進んでいるし、ヤバいなぁ…と思っていたら、ようやくツン!と力強いアタリが出ました。待ってました!とあわせるとギュン!と魚のヒキが伝わります。やった~。これで帰れる(笑)。

2時間ぶり~
なんとかツ抜けのアガリ一枚です(15:41)

 なんと2時間も釣果が伸びない時間帯が続いてしまいました。いや~辛かった。終わり良ければ…とこれにて終了です。

 やはり心残りは底釣りでスレ掛かりしてしまった魚です。底をちょっと切ったタナにいた魚の方が素直に食ってくれたんじゃないかな?と思ってしまいます。底近くの魚は良型が揃ったりすることもあるし、とにかく1m以浅のガサベラを相手にしてしまうと大変釣り難いし疲れます。
 不精しないで13尺を出せば良かったかな…?せめて15尺竿のままでもウキだけ動かして様子を探っても良かったかな…?と後悔が少し残ってしまう釣行でした。

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