釣果と桜は少し寂しいものの恒例の道満です
先週の道満河岸へら釣り場釣行でお花見を堪能したのですが、残念ながらうちの彼女が同行できませんでした。毎年お花見を楽しみにしているので、一週遅いかな…?と思いつつも名残の桜を目当てに今週も道満河岸へら釣り場へ行くことにしました。
いつものごとく13時に最寄駅に集合し、駅前のスーパーでお昼ゴハンを買い込み釣り場へ向かいます。事務所のおじさんにはこれからやるの?と驚かれましたが、はい。お花見に来ましたと元気良く返事して桟橋へと進みます。
想像通り桜はあらかた散っていて、中桟橋の道路向き、すなわち桜の樹の前は、たくさんの花びらが水面に浮かんでいて釣りにくそうです。とりあえず中央桟橋から東桟橋に入ったすぐのところに陣取り、お昼ゴハンと洒落込みます。
釣り場で食べるお弁当が主役です
たっぷりお昼ゴハンを堪能した後、朝から一足先に来ていたO氏へご挨拶です。O氏は対岸第二水車前辺りに釣り座を構えていました。
さすがに釣っておられます
数日前からお誘いを頂いていたのですが、お花見を最優先に考えていたため、他の場所も検討していたのです。しかしながらやっぱり近所で静かなところを、と考えるとやっぱりココに来てしまいました。
O氏に状況を聞くと、朝イチの13尺底釣りはサッパリで宙の方が良い、竿も短くて充分、と10尺浅ダナ両ダンゴで釣っておられました。それではせっかくですから…と荷物を持ってO氏の右隣へ移動してきました。
釣り座からの風景です
釣りの準備を始めます。O氏は両ダンゴとのことですが、残り時間も短いことですし、シーズンはこれからなのでウドンセットを勧めました。
竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、上ハリス0.5号15cm、下ハリス0.4号40cm、上ハリはバラサ5号、下ハリはタクマ4号、ウキは忠相のツアースペック アローGのLサイズです。
バラケえさはペレ匠顆粒:ペレ匠粉末を各25ccに水50ccで吸水させ、麩王:鬼武者を各120ccを入れてかき混ぜてから、速攻かっつけ一掴みで仕上げました。食わせえさは力玉です。
力玉をつけると下から3目盛りめの赤が沈むくらいのオモリ調整をして、彼女に釣ってもらいます。
えさを打ち始めると、O氏があれ?忠相買ったんですか?とニューカマーのウキに気が付きました。うむ、さすがに目ざとい(笑)。
なかなかそのウキいいですよね、などと言っているうちですから、まだ3~4投めでウキがモヤモヤと動きます。魚は居るなぁ、下ハリスが長いかな?などと35cmに詰めた下ハリスを準備していると、キター!と彼女が魚を掛けています。早っ!
これにはO氏も何か特別なモノを持ってるのでは?と褒めてくれました。実際僕よりも釣りますからねぇ。
しかしながら、この日はなかなか後が続きません。モヤモヤとウキが動くばかりで決めアタリが出ないのです。
一向に自分の釣りの準備をしない僕を見かねたのか、彼女が交代しようと言ってきます。僕がえさを打ってみると、やはりウキはモヤモヤと動くのですが、決め手に欠けるようです。
ジャミが多いと見て、バラケを小さく締めて付けて食わせに近づけるようにします。スレで掛かるようになれば、下ハリスを35cmに詰めて、と少しずつ探ってみると、ようやく良いアタリが出て、魚が竿を絞ってくれました。
ようやく釣れました(16:25)
その後再び彼女に釣って貰いましたが、2枚めのへらぶながご挨拶してくれることはありませんでした。終了間際まで頑張ったんですがねぇ。
桜吹雪の中の釣りもまた良き哉
途中で風向きが変わって後ろの桜の樹から花びらが前へと風に吹かれて、まさに桜吹雪の中でのつりとなりました。水面の花びらに道糸が乗ったり、ウキに貼り付いたりと、釣り自体はやりにくかったのですが、この時季だけの風景の中で釣るのもまた一興です。少し変わったお花見を堪能してもらえたのではないかと、釣り場を後にしたのでした。
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