野田幸手園に行ってきました
道満へら鮒会の9月例会は野田幸手園が会場です。先月例会以来のへらぶな釣り、1月例会以来の野田幸手園です。試釣もしていませんからまるっきり手探りです。
先週9月3日に上陸した台風12号は、紀伊半島を中心に大雨を降らせ、各地で洪水や土砂崩れ等が発生し、死者68人、行方不明者25人を出す大きな被害となりました。被害に遭われた方々にはご冥福をお祈りするとともに、お見舞い申し上げるところです。
もちろん僕の住む関東地方でも大量の雨が降り、河川は大増水しています。管理釣り場とはいえ影響が出ていることでしょう。ただただ夏の高温低酸素の水が入れ替わって状況が良化していることを祈るのみです。
5時に集合し、受付・朝礼を済ませると6時前から入場です。今日の使用桟橋はアカシア、もみじ、竹桟橋の三本です。O氏と並んでもみじ桟橋の真ん中辺りの事務所向きに座りました。
どうやら一番人気はアカシア桟橋の松桟橋向きのようです。振り返るとアカシア桟橋の真ん中やや先端より事務所向きに雑誌で見かける杉山達也氏が長竿のチョウチン両ダンゴで準備しています。
釣り方はメーター両ダンゴでいきます。仕掛けはシマノ慶匠8尺、道糸1号、ハリス0.5号20-27cm、ハリ上下ともバラサ5号、ウキはCrucian(クルージャン)のSR-2のボディ5cmです。
えさは単品爆釣!両ダンゴA:同B:水を240cc:120cc:120ccで作って、同Aを120ccで仕上げました。
釣り始めは6時30分を回ったところでした。えさを打ち始めるとウキのトップにナジミが出ません。おかしいな?とえさを小分けして練り込んでみます。
10投ほど練り込んでいったところでようやくナジミが出ます。それから数投でサワリが出ますが、アタリが出ません。想像以上に状態が悪いなぁと思い始めた頃、ようやく初物がウキを落としてくれました。
初物までに約30分を要してしまいました。その後もウキのナジミが悪いままなので、2ボウルめのえさは最後の一杯をしめかっつけに変えます。それでもやっぱりウキのトップが入らず、8時過ぎにようやく5枚とスローペースです。
あまりにトップがナジまない状況が続くので、ウキをリコーサーバンスのさみだれPCトップ浅ダナ用の5号に変えてみます。すると今度はトップが入っていくようになったのですが、1目盛残しでフワフワとサワって、そこからドンと入ります。何だかPCトップのウキに変えたのに、パイプトップで出て欲しいアタリがでます。
ようやくツ抜けに達したのが9時過ぎと釣り開始から2時間半経ってしまいました。満足できるペースからは程遠く、試行錯誤はまだ続きます。
結局ウキをパイプトップのクルージャンのSR-2に戻します。サイズをあげてボディ5.5cmにします。
ウキがなじまないのは1mのタナより浅いところにジャミや小べらが居て邪魔をしているような気がします。そこでイメージしたのは、しっかりとしたえさでジャミアタックを突破し、そこからサワりながらタナでえさが溶けて食い頃サイズになる感じです。
えさに重さがあった方が早くタナに届けられるのではないか?と考え、ペレ軽:BBフラッシュ:水を240cc:240cc:120ccとえさの配合を変えます。
この対応は大当たりといかないまでも悪くない、といったところでした。3節ほどのナジミ幅が出て、1目盛り残しでサワらせて強いアタリを待つ、といった形で20枚まで釣果を伸ばしたのが10時33分ですから、10枚釣るのに1時間半掛かっています。少し好転したといったところでしょうか。
この後30分ほど穴があいてしまいます。ペレットを多く含んだえさは経時変化が激しいようで、手直しの感覚がうまく掴めませんでした。
手直しに苦労して11時3分に21枚めを釣った後は、12時8分に30枚まで釣果を伸ばしたので、10枚釣るのに約1時間とペースが上がってきました。
もうちょっとペレットの含有量を増やすことで良型を狙えないか?とペレ道:ペレ軽:水を120cc:240cc:120ccで作ってBBフラッシュ120ccで仕上げます。
この目論みは若干効果があったと見えて、午後からは型が良くなった気がします。ただこの野田幸手園に限らず、武蔵の池でも隼人大池でも、終盤に掛けて型が大きくなるような気がしているので、ペレットの効果かどうかはいまいち判然としませんが。
一方で数はペースダウンしてしまいました。若干穴が空く時間が増えてきて、ここまで10枚釣るのに約2時間です。滅法暑くなって体力が奪われ、集中力が無くなってきた…というのもあるかも知れません。
残り時間30分となったところで検量係を仰せつかっていることもあり、えさが無くなったタイミングで終了としました。
結果は45枚、26.6kgの14位でした。トップはアカシア桟橋の松桟橋向きに入った幹事長で、18尺タナ1mのペレ宙で63.5kgとのことでした。ペレットで喰う地合だったようですので、えさの着目点は悪くなかったかも知れません。
終盤、集中力が切れてしまったこともありますが、結構掴みどころの無い地合、という感想でした。同行のO氏が良いアタリが出るのにハリ掛かりしない。カラツンばかりでどうにかしたかったと悔しがっていました。僕はジャミや小べらが邪魔していると割り切ってしまいましたが、さりとて決め手に繋がる対応方法も見つからず、今日もトップの半分は釣れず。厳しいなぁ。
参加賞を頂きました
参加賞は東京都北区の十条菓子店舗むさしやさんの十条ブッセ。ふわっふわのスポンジケーキに甘過ぎないチーズクリームが優しい味わい。大変おいしく頂きました。
いただきま~す
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