フロートチューブに乗って
撮ってみた
暑さを避けて長野へ行ってきました
2012-08-19
暑い夏はどこか涼しいところへ行きたくなります。夏の旅行の計画を立てる際に、以前より暖めていたネタを彼女に提案しました。標高の高い所にある涼しい湖に行ってフロートチューブに乗って釣りしませんか？と。
長野県佐久穂町にある八千穂レイクは、小規模な湖にマスを放流している管理釣り場でフロートチューブを貸し出しています。
去る2009年9月21日、三島湖でフロートチューブに乗ってブラックバスを狙ったものの、釣れずに残念な思いをしました。しかし魚を放流している管理釣り場なら釣果が得られそうと期待を持ってくれました。さらにかねてより行きたかったあのお店やこんなお店にも行けるので一石二鳥と気に行って貰えたようでした。
そんなこんなで寄り道を経て、いざ八千穂レイクへ。営業開始が8時30分からと遅いので、到着も9時頃と遅かったのですが、標高約1500ｍだけあってヒンヤリと涼しいです。管理棟に行って釣り券を購入し、フロートチューブを2そう借りました。自分のものを持ってきていたのですが、受付の女性の方が既に準備してくれましたし、後片付けが楽かと思って。
エプロンだけ自分のフロートチューブから持ってきて換装し、水際へ荷物を運びます。
八千穂レイクの湖畔から
八千穂レイクの湖畔から
彼女はルアーで挑戦します
ROD:フルさん作バンブー 4ft
REEL:シマノ バイオマスター1000MgS
LINE:ベリーライン ナイロン5lb
この竿はうちに来てから長く出番が無かったので、今回がデビュー戦です。無事魚を引っ張ってこれるのか？
一方の僕はフライでやります。
ROD:フィリプソン EF-80 8ft #6-7
REEL:キラク エスティーム3
LINE:SA マスタリー WF-7-F BBT
LEADER:アクロン スタンダード 4X 9ft
TIPPET:バリバス 4X 2ft
8月11日の椎の木湖例会の帰りにタックルベリー浦和美園店で見つけて衝動買いしてしまった竿です。相方がまだ無いのでとりあえずうちにあったリールを持ってきました。
ただいま準備中デス
上の写真でおや？と思われた人が居るかもしれません。携帯ビデオカメラGoProを頭に装着して動画撮影に挑戦してみます。
陸で準備を整えたら、さっそく入水です。静止画（写真）撮影担当の彼女は先に入ってどんどん沖に進んでいきます。
八千穂レイクの湖上から
気持ちのよい空の青でした
湖の西岸が岸釣りのできない森林エリアになっています。沖合いから近づいて岸へとアプローチします。
岸へと近づきます
プカプカ気持ちいい
暑い夏といえば、岸に向かってテレストリアル（陸生昆虫）を投げるのが雰囲気ですので、フライはフォームでバッタを模したピンクプーキーを使います。大きめのドライフライにガバッと出てくるところを撮りたいですし、撮影にも向いているでしょう。
撮影は基本的にスイッチを入れて撮りっぱなしにします。移動するなどフライを投げない時はスイッチを切りますが。ズーム機能がありませんし、そもそも両手を使って釣っているので操作などできません。撮影した画面は湖上で確認できないので、ちゃんと撮れてるかどうかは家に帰らないと分らないという一発勝負です（笑）。
動画
その1 ファーストヒット！(30sec)
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さっそく魚がご挨拶してくれて、一旦掛かったのにバラしてしまいました。あ～残念。
好調な出足に気をよくしていたら、彼女に初物が釣れました。いつも僕より早くたくさん釣ります。
フロートチューブで初ヒット！(11:06)
初物釣れました
僕にもようやく釣れました。ちゃんと撮影できているか不安だったのですが、ちゃんと撮れてました。
動画
その2 初物釣れました(58sec)
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きたきた(11:22)
初物釣れました
楽しませてくれました
なんとか無事釣れました。新しく買った竿にも魂が入ったし、ボウズも免れたし、まずは一安心です。
釣果もさることながら、景色も良くて、撮った写真を見たら抜けるような空でビックリしました。彼女もあれこれ景色などを撮って楽しんでいたようです。
樹の上に鳥（サギ？）を見つけたようです(11:30)
釣りもあれこれ試していたようで、彼女も2匹めを釣りました。
2匹め釣れました(12:11)
ニジマスです
彼女の3匹めはとても小さいウグイでした。
おチビちゃんでした(12:32)
しかしこの頃、岸際に魚が多いようだ。奥まで投げて、藻やブッシュを通して抜けた辺りが良いらしいと見立てを付けて、僕に教えてくれました。む～ん、スプーンの反応でそこまで見立てるとは…センスあるなぁ。
その観察が効いたのか、彼女の4匹めは良いサイズでした。
大きいのが釣れました(12:45)
この魚は40cmくらいあったでしょうか
彼女も大きい魚が釣れたと喜んでいました。フルさん作のバンブーロッドは渓流でのヤマメ・イワナ釣りを前提にしたショートロッドなのですが、特にパワー不足を感じることも無かった、というのが彼女の感想です。フロートチューブの上では手を伸ばすとティップに届くこの長さが非常にヨイ、とご満悦でした。
僕の方はというと、魚はたくさんフライに飛びついてくるのですが、釣果に繋がりません。
動画
その3 出るけど釣れない…そのワケは(3min19sec)
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岸際に小さいウグイが居るようで、この子達が頻繁に出てくれるのです。しかし当然ハリ掛かりしません。たくさん相手をしてくれるので楽しいです。
時折出てくる肝心のマスを掛けないと釣果に繋がらないのですが、これがバラしまくりで、結局、最初のニジマス一匹しか釣れませんでした。グラスの年代物の竿のせいではなくて、そもそもフォームホッパーというのはフッキング率が悪いもの。リーダー＆ティペットも若干長かったかもしれません。
6-7番ライン指定の竿で、7番のバスバグテーパーを使いましたが、特に竿が負けている感じはなく、ショートキャストが多いフロートチューブの釣りではちょうど良いと思います。もっと空気抵抗の大きい4～6番フックに巻いたバスバグがぴったりでしょう。
高原の湖で気持ち良かったです
13時過ぎ、次第に風が強くなってきたこともあって、終了としました。帰り道の渋滞も心配ですので、早めに帰路に着きたいからです。結局3時間もやっていないと思うのですが、足腰が冷えてしまうし、普段あまり釣りをしない女性のレクリエーションとしては、この程度が妥当な線だと思います。フロートチューブに乗って初めて魚を釣り上げた彼女は、とても楽しかったと喜んでくれました。良かった。良かった。
帰り道にアイスクリームを買ってました
Copyright (C) びぃ,2012-09-26,All-Rights Reserved.