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例会の試釣に行ってきました

野田幸手園へ行ってきました

2013-01-06

 来週12日には野田幸手園で1月例会が開かれます。この日は13時頃まで時間ができたので、試釣に行ってきました。

 昨年も例会前の試釣を行ったのですが、その時は当会の使用するA、B、C桟橋が貸し切りになっていて、桜桟橋に入ったため、厳密な意味での試釣とならない事態になりました。そんな記憶から、事務所で料金を支払う際に混んでますか?と尋ねたら、そんなに入ってないですねとの返事です。あれ?今年は寒いから人気が無いのかな?

 昨年の例会では18尺竿による両グルテンの底釣りに期待を寄せたのですが、思った程は数が釣れず、撃沈の憂き目に遭いました。さりとて、この釣りはデカい新べらが釣れるので、斬って捨ててしまうには惜しいものがあります。そこで、昨年とは釣り座を大きく変えてみることにしました。
 桟橋に入ってズンズンと奥へ進み、桟橋突端まで進むと、その釣り座には支柱がありますので、ちょっと邪魔です。奥から2番目の釣り座に入ることにしました。

右手に仕切り網が見えます
釣り座からの風景です

 写真を見て気付いた方もおられるかも知れません。この釣り座はさつき桟橋の突端です。僕は釣り終わるまでA桟橋と勘違いしていました。またもや厳密な意味での試釣になっていません(笑)。

 釣りの準備を始めます。竿は征興弧弦 輝水(かがやき)16尺です。雑誌等でこの釣りをしている記事を見ると、どうも16尺が多いので、このラインに何かがあるのかも?と思っての選択です。
 道糸は0.8号、ハリス0.4号40-47cm、ハリは上下ともオーナーのアクト5号、ウキはリコーサーバンスさみだれハイテクトップ底釣り用14番を付けました。水深を測ってみると1.5mといったところでしょうか。右の岸に向かって少しずつ浅くなります。

 えさはグルテンα21:いもグルテン:水を25cc:25cc:50ccで作りました。ごそっと硬く開かない仕上がりなので、状況に応じて手水を打って軟らかくします。

 準備を進めていると、左側に1席空けて2人(+子供が一人)の釣り人が入りました。どんな釣りをするのかな?と思ってみていると、随分と長い竿を出しています。尋ねると21尺です。沖の方が魚が素直だからとの返事です。確かにこの釣り場こは上限がないので長い分にはOKですが、当会は21尺までにしています。

 僕はお決まりの偏光サングラスと双眼鏡を取り出して、えさ打ちを始めます。お隣さんはうきが見えないと困っているようです。どうせ朝イチは釣れないから。来週の例会の準備だと思ってますと笑っていますが、この時期の沖撃ちは逆光対策が必須です。むやみに長くしても釣りになりません。
 例会の策略としては、どうせ朝イチは釣れないから、とみんなが沖撃ちを諦めているこの時間帯に一人占めしたいのです。僕だけウハウハになりたいのです(笑)。
 しかしこの日も朝イチにウハウハになることはありませんでした。えさを打つとサワリが出るのですが、食いアタリが出ません。初物が釣れたのは太陽が昇ってウキが見易くなった9時過ぎでした。

デカっ!
初物釣れました(9:05)

 しかしながらサイズは狙っていたド級サイズの新べらです。どうみても1kg超なので、これが揃ったら…と考えると、麻薬のような魅力があります。
 とにかく早めに底釣りのセッティングを出すコトだよね…9時過ぎに初物じゃ出足が遅過ぎる…と続けてえさを振り込むと、まだサワリが出ます。小さい動きにも積極的にあわせていきます。

キター!2枚め
またもやド級の新べらが!(9:21)

 もう片手ではとても寄せられません。ズシン!と重さが掛かってノシノシと泳ぐ様はいよっ!関取!と声を掛けたくなるほどです。タマ置きの中で暴れられるとハリスは切れるし、タマ置きが壊れないかと本気で心配になります。

病気なのかしら?
3枚目は傷だらけでした(9:42)

 中には重いだけですんなり寄ってくる魚もいました。元気が無いのは病気なのかしら?それとも寒さでグロッキーなのかしら?何といっても竿に付いた水滴が凍ってキラキラ光っているくらいですから(笑)。

いいペースです
4枚めもデカい(9:54)

 ペースがあがってウハウハちっくになってきました。明日、右腕の上腕二頭筋が筋肉痛になりそうな予感さえします(笑)。左隣の人は21尺でほとんど釣れていないので、やはり16尺の沖の位置には魚が居る何かがあるような気がします。

ヨッシャー!
5枚めです(10:18)

 左の方が両グルテンですか?と尋ねてきたので、はい。いもとアルファの半々ですと答え、こんな硬いえさでやってますとえさ玉を渡すとびっくりされてました。開かない方がいいんですかね?と仰られたので、たすきで振りたいからでもあるんですとネタばらしをしました。
 実は16尺の送り込みでは左右に外れてしまうので、たすきで振って真正面にウキが立つようにしていたのでした。この冷え込みでは上ずりなど起こるまい、と踏んで、振り込みのコントロールを重視しました。

ガンガン釣れ!
6枚めです(10:34)

これもデカい
7枚め!(11:14)

 7枚まで釣った後、サワリが全く出なくなってしまいました。えさに手水を打って軟らかくして寄せようと試みても効果がありません。新べらの居場所が変わっていなくなったか?と思うくらいの無反応ぶりです。
 昨年から当会の例会終了時刻は15時となりましたので、お昼前に食い渋り、あるいは群れの大移動が起こってしまったら、次の手がありません。特に桟橋一番奥は浅いので、手前で釣れる可能性は薄いです。

 さらには後ろから緩やかな風が吹いてきて、送り込みでも楽にえさが振り込めるようになりました。しかしながらウキが沖へ流されているのか、サワリも出ません。
 次第に左の方の21尺にも釣果が出るようになってきました。どうも魚の居る場所が変わってきたな…と感じられます。

 結局後が続かないまま13時が近くなり、早揚がりとしました。当初の予定通りの終了時刻なのですが、尻すぼみになってしまいました。
 来週の例会も同様の傾向になるのであれば、16尺の沖で魚っけが無くなった時にどうするか?を考えねばなりません。新べらが固まって居てくれれば、ウハウハになれる爆発力があることが分かっただけに悩ましいところですね。

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