今年も野田幸手園でスタート
僕が所属する道満へら鮒会の1月例会が野田幸手園で行われましたので行ってきました。毎年ここで始まる1年間、今年こそ良い思いをしたいものです(泣笑)。
その願いを叶えるべく先週には試釣にきました。その際には桟橋最奥の突端に入り、昼前までに1kg超級ばかりを7枚あげたものの、その後はさっぱり魚っけが無くなる極端な釣果でした。しかも間違えて、本日使用しない桟橋にて釣りをする、というイマイチ決め手に欠けるもの。参考になるようなならないような…。
どこに入ろうか、どういう釣りをしようかと悩みつつ、幹事長と話していると年末は桟橋奥で新べらが釣れていたらしいという先週の僕の試釣と合致する情報を聞きました。やっぱり博打っぽいが、あの1kg超級が来る魅力は麻薬のようでもあります。結局A桟橋の突端まで歩いていき、一番奥に釣り座を構えました。
もうここに座っちゃった以上、両グルテンの底釣りです。デカい新べらが居ついていることを信じて撃ち抜くしかありません。
竿は征興の弧弦 輝水(かがやき)16尺、道糸は0.8号、ハリス0.4号40-47cm、ハリは上下ともオーナーのアクト5号、ウキはリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ底釣り用14番を付けました。水深を測ってみると1mちょっと。先週の釣り座より少し浅いようですが、右の岸に向かって少しずつ浅くなるのは同じです。
えさはグルテンα21:いもグルテン:水を25cc:25cc:50ccで作りました。こちらも先週と同じです。
えさを打ち始めると、やっぱり眩しいです。ちょうど正面から太陽が昇ってくるので、16尺の底釣りではウキが見えません。それを克服するために偏光サングラスと双眼鏡を駆使してウキを睨みつけます。モヤモヤとウキが動くのは分かるのですが、明確なアタリが出てくれません。
ウキ下をマメに調節していくうちに、穂先を見るとキラキラと光っています。何だろう?マジョーラ塗装で派手な竿ではあるけれど…とよく見ると、竿に付いた水滴が凍って光を反射していたのでした。うひゃー!
そんなこんなでウキ下を探っているうちにちょうどウキが逆光に入って黒い一本棒にしか見えないという最悪な状況になってしまいました。
他の釣り人もウキが見えないこの時間帯にウハウハになりたい!というのが、偏光サングラスと双眼鏡を使う助平根性なのですから、ウキが見えなければお話にならん!ということで、面倒でもウキをへきしゅう水凪の10号に替えます。このウキは通常緑で塗ってある部分が塗装されていない逆光仕様なのです。
ウキを変更すると、塗装されていない部分が透けるので、目盛りの代わりになります。これでモヤモヤとしたサワリが分かるようになったのですが、アワせるようなハッキリとしたアタリが出ません。アヤしい動きは片っ端からアワせていくのですが、ハリ掛かりしないまま太陽が昇ってきたので、再びさみだれハイテクトップ底釣り用14番に戻しました。
ここまで黒い一本棒になってしまったのは、この釣り座で釣ったこの日が初めてでした。ウキを変えるとオモリも変えなければならないし、へきしゅう水凪はセルのトップがやや太めなので、もう少し細い物でも良いような気がしました。できれば同じオモリ負荷量のウキでトップの色が違うものがあれば交換もスムーズなんだけどなぁ、と思いました。さみだれのトップを塗り直してみようかしら?
ウキを戻してすっかり日が昇っちゃったなぁ。僕だけウハウハは叶わなかったか…と思った頃、ようやくモヤッと押さえ込むようなサワリのような動きをあわせてハリ掛かりしました。
ヨシヨシ、と寄せてくるとあまり暴れません。ただ重いだけで口が水面に出てきて、魚に元気がないなぁと思っていたら、ピッと音がしてハリが外れてしまいました。えー!
魚も何があったか分からないまま水面にしばらくぼーっと浮かんでいたのですが、気がついたようにゆっくりと潜っていきます。あぁ、タモで掬ってしまいたかった…(泣)。
例会の貴重な一枚が…と気落ちしていたのですが、ようやく魚がハリ掛かりするようになってきたので、気を取り直してえさを振り込んでいきます。しばらくして、やはりモヤッと押さえ込むような動きでハリ掛かりしました。
この魚もノソノソと身を捩る感じで寄ってきました。あまりに寒くて魚が動けないのかなぁ?
さぁここから!と続けてえさを振り込みます。モヤモヤとサワリが出るのですが、なかなか明確なアタリが出ません。モヤッと押さえ込むアタリをあわせるとハリ掛かりしました。今日はこんなアタリしか出ないのか?
もう少しハッキリしたアタリが出ないものか…とウキ下を調節するものの、却ってウキが動かなくなったり、とイマイチ後が続きません。あれこれ探ってようやく分かり易いアタリが出ました。
釣れ出しは先週よりも早かったのですが、この後サワリが出なくなって、魚っけが無くなるのも先週より早い気がします。10時になっていよいよ寂莫感(笑)が増してきたので、早めに手を打ちます。
先週も全く魚っけが無くなってしまった時間がやってきたので、この一週間、打開策を考えました。それは竿を伸ばして沖を狙うこと。単純なようですが、これくらいシンプルな方が案外効いたりします。
竿はダイワ五天聖18尺、仕掛けは16尺と同じで道糸は0.8号、ハリス0.4号40-47cm、ハリは上下ともオーナーのアクト5号、ウキも同じリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ底釣り用14番です。えさも変わらず、ただ竿を伸ばしただけです。
竿を伸ばしてみたらウキにモヤモヤとサワリが出ます。この沖合にならまだ魚は居る!と期待が高まります。ツッ!と入ったアタリをあわせると、へらがハリ掛かりしました。
これでまだまだ釣れるかと思いきや、サワリのある位置に差が出ます。正面から左側が深くなっていくのですが、そちらの反応が芳しくありません。右に振り込むとやや浅いのですが、そちらの方がサワリが出ます。カケアガリになっているようですが、魚の好む地形というか位置があるようです。
右の方がいいみたい、と集中して狙うと、モヤッと押さえ込まれました。
この後、やっぱり魚っけが無くなってしまいました。沖の魚は居なくなってしまったのか?
14時が近くなった頃、再び打開策を探して短竿の段底を試します。竿はシマノの慶匠11尺、道糸0.6号、上ハリス0.4号15cm、下ハリスはフロロ0.35号45cm、上ハリはバラサ5号、下ハリはタクマ3号で、ウキはへきしゅう水凪9号を付けました。
バラケえさはペレ匠50ccに水100ccを吸水させて、麩王100cc:鬼武者100cc:浅ダナ一本100ccで仕上げました。食わせえさは力玉です。
ウキ下を調節すると、ウキからオモリまでが1mあるのかな?という程度です。1m規定がある釣り場ですが、きちんと計るとややこしいことになりそうなので、きっと1mある!多分ある!と宣言して強行します(笑)。
ところがそんな無理矢理がいけなかったのか、やはり桟橋に近いところは水深が浅いせいか、一度もウキが動くことはなく、終了の15時を迎えてしまいました。
釣果は5枚で5.4kg。トップは同じA桟橋の中央やや奥寄りに入った幹事長で20kgでした。釣り方は12尺の段差の底釣り。やはり堅い釣りが強かったか。
その後は総会となりました。
皆勤賞を頂きました
年間は17位でした
毎年頂く舞茸は立派です
やはり今年も沖の魚を攻略できませんでした。回遊性が強いのか、居れば釣れるが、やがて居なくなる、といった感じで、かなりバクチっぽい釣りでした。まぁ大型狙いってそんなモンですが。
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