彼女を丹生湖にお誘いしました
毎年、桜の咲く頃に、彼女をお花見にお誘いしています。残念ながら昨年は行けなかったのですが、一昨年までのホームグラウンドとも言える道満河岸へら鮒釣り場を離れて、今年は丹生湖にお誘いしてみました。
10時頃、彼女と待ち合わせして、関越道を走ります。途中高坂SAでお昼ゴハンを購入して、のんびりお昼前に丹生湖に到着しました。
丹生湖の堤防の上には桜の木が並んでいるのですが、3分から5分咲きと言ったところでしょうか。満開には3日早かったかな?
ログハウスっぽい事務所に行って、入漁券を購入します。事務員の方は随分遅い到着に驚いていましたが、お花見釣行ではいつものことです。ちょっと強い風の向きを見ながら、親切に釣り座の相談に乗ってくれました。
桟橋を少し歩いて、近くの12番の釣り座にしました。ここは工事中の桟橋の根元から少し離れたところで、水深が3mほどと教えて貰ったところです。彼女にはあまり長い竿は扱い切れないし、あんまり桟橋を進むと、桜の木から離れてしまうので。
早速、折り畳み椅子を取り出して釣り座の準備に掛かります。
何はさておき、お昼ゴハンです。お花見にやってきたのですから、桜を見ながらお弁当を食べなければ始まりません。
今回のお花見弁当は関越道の高坂SAで販売している彩の国まるごと弁当です。
埼玉県の特産品を集めて作ったお弁当で、NEXCO東日本が展開するどら弁当の一つです。圏央道の狭山PA(外回り)でも販売しているそうですが、土・日・祝日のみの販売というのが限定感を煽ります
いただきま~す
たいへん美味しく頂きました。量も質も満足です。一年でこの時期だけの桜を見ながら外ゴハンイベントは、これだけで成功と言えましょう。
とはいえ、当然釣りもやります。春は底のセオリー通り、底釣りをします。桜の時期は底釣りがやりたくなるのです。
竿はダイワの抱月12尺、道糸0.8号、ハリス0.4号30-37cm、上ハリはバラサ5号、下ハリはバラサ3号です。ウキは美春の赤帯(底釣)5号を付けました。
水深を測ってみると、ウキ1本程度残しで底が取れます。バラケえさは真底:バラケマッハ:ダンゴの底釣り冬:水を50cc:50cc:50cc:70ccで作り、食わせえさはグルテンα21:水を50cc:75ccで作りました。
彼女に目の前に落としてごらんと、釣り始めてもらいます。竿先の真下へ落とし込むだけなので、振り込みは楽にこなせます。
ところが、さっぱりサワリが出ません。途中で糸ズレのような大きなウキの動きがあったのですが、釣れるようなウキの動きになりません。
バラケに手水を打って、柔らかくして寄せ効果を狙ってみますが、一向にウキが動きません。えさ打ちのペースが遅いせいかしら?と選手交代して、バシバシとえさを打っていきます。
打つべし!打つべし!
ウキがウンともスンとも言わないまま、15時頃、雲が増えてきて、風が冷たく感じられるようになってきました。このままでは辛い修行になるだけと、早々に釣りを切り上げることにしました。
桟橋から引き上げて、駐車場周辺の桜の木を見て回ります。
暖かい缶コーヒーで冷えた手を温めながら、丹生湖を後にしました。ここは桜は良いんだけど、釣果が出ないなぁ。
まだまだ明るい時間帯とあって、帰り道に一之宮貫前神社にお参り兼お花見に寄ってみました。ここは名前の通り、上野国(こうずけのくに)一の宮で、大変古くからある神社だそうです。大通りに面した参道の桜が目に留まり、急遽寄り道したのでした。
貫前神社の参道は桜のトンネルでした
こちらの桜はまさに満開で、写真を撮る参拝客がいっぱいいました。急坂の参道を上った丘の頂上にある鳥居・総門から境内に入ると、今度は石段を下って本殿に参拝するというアップダウンの激しい変わった配置でした。結構疲れる(笑)。
静かな境内でやっぱり往きに素通りしちゃったから釣れなかったのかな?などと少しだけ畏まった心持ちになり、帰路に着いたのでした。
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