魚野川へ行ってきました
前日の柏崎ウキダンゴ釣りの続きは、魚野川で鮎釣りです。
前夜のうちに関越道の越後川口SAまで移動し車中泊しました。目が覚めるとすっかり明るくなった5時半頃でした。鮎釣りは朝一番でなくても構わない、というか気温水温が上がる頃からの方が良いのがありがたいです。
お腹が空いたので、まずは朝ゴハンを…とSA内を見渡しますが、パンやおにぎりといった軽食は6時からのようで、店が開いていません。とはいえ待つほど我慢ができないので、フードコートで魚沼いろ鶏丼を食べてしまいました。あ~朝から食べ過ぎだよ~。
ポップにはNEXCO東日本の第2回どんぶり王座決定戦で新潟・富山地区の代表に選ばれたと書いてあります。なんかこんなのばっかりですが、アチコチでコンテストが盛んに行われて全体的に食のレベルが上がるのは大歓迎です。昔のSAの食事なんて酷かったモンですから。
特製みそと塩麹で味付けした蒸し鶏と野菜がたっぷり入った結構ヘルシーな感じです。丼といえば肉類の一点豪華主義、濃い目の味付け、インパクト勝負が目立つ中で、これはなかなか良いです。うん。旨かった。
食事を終えてもまだ鮎釣りには早い時間です。のんびり食休みを取ってから出発します。魚野川と言っても流程が長く、たくさんのポイントがあります。9月末とシーズンも後期ですので、あまり上流はどうだろう?と目星を付けたのは小出地区です。
関越道の小出ICで降りて市街地へ向かい、お昼ゴハンなどの買出しを済ませて、川見をします。参考にしたのはつり人社の関東甲信越「いい川」アユ釣り場です。
ホームリバーを持たないアユ釣り初心者には、こういった情報誌はたいへん助かります。僕みたいにあちこちに行く場合には本当に何も分からないので、ザックリとした情報でも手づるになります。
それでもやっぱり実際に行って自身の目で確かめることが重要です。川沿いの道をふらふら走って、川の様子を確認します。
水量や地形などの川自体の様子は当然ですが、先行してどれだけの人が入っているのか?車を停めるスペースがあるのか?川にアプローチするルートがあるのか?など、周辺に目を配らないといけない点が多いのが頭の痛いところです。
各種釣りメディアのまだまだ不満な点はオトリ屋さん自体の情報がイマイチなこと。申し訳程度に電話番号だけというのが多いです。アユ釣りはオトリアユを購入しなければ始まらないのでオトリ屋さんがどこにあるか?の情報がとても重要です。入門書によく書いてあるオトリ屋さんの持ってる情報が重要なので訊けより前の段階です。今はスマホ、カーナビで電話番号を入れれば地図上に表示してくれるから良くなりましたが、それでもやっぱり川原で営業だと本当に分かりません(アユ釣りならでは?)。まだまだ改善の余地はあると思うし、ビジネスチャンスも転がっていると思うのですがねぇ。
ふらふらしながらオトリアユ購入に飛び込んだのは、マウンテンクリークハウスという釣具店でした。新柳生橋の上流側左岸沿い、道路にノボリが立っていてとても分かり易かったです。
入ってみると、渓流、湖のマス釣りを対象にしたルアーの品揃えが充実していました。ロシアの釣りツアーにも力を入れているそうな。行ってみたいなぁ。
ご主人は生憎不在、奥さんが対応してくれて、オトリアユを2尾購入しました。川の裏手がすぐ堤防で、上がって川を見ると新柳生橋上流の対岸で竿を出している人が見えます。
この辺りも前掲関東甲信越「いい川」アユ釣り場によると良い場所のようですが、なんとなく釣る場所が絞れなかったので、釣り場を探して移動します。
やってきたのは只見線鉄橋付近。通称駅裏です。事前に見ていた魚野川漁協のサイトの小出郷エリアの釣果情報はほとんどが駅裏です。ピンポイントでここなのかは分かりませんが、せっかくの平日釣行なのですから、人気ポイントに入るべきでしょう。
写真の右手がちょうど中州の終わりで、写真は分けられた流れが合流する辺りになっています。この辺りがなんとなく釣れそうな予感がしたので、釣りの準備をします。
少し上流の一番良さそうに見えるところから入って、丹念に時間を掛けて探ります。橋の下流でダブルハンドのフライロッドを振っている人がいます。さすが魚野川。釣り下って邪魔になる手前で、一旦川から上がります。
お昼ゴハンを食べて休憩してから、もう一度同じルートでさらってみます。するとやっぱり一番良さそう…と思っていた流れで一匹掛かりました。
やれやれ。何とか掛かりましたが、次が続きません。どこかに居ないか?とアレコレ探るも掛かり鮎はすっかりくたびれて選手交代です。さらには釣れるどころか根掛かりで一匹オトリを失くしてしまいました。
再び鉄橋の辺りまで釣り下ると、今度はフライフィッシャーにお話を聞いてみることにしました。やはりたまに大きいヤマメやイワナが釣れるんだそうです。キャストの練習と笑っておられましたが、昔から魚野川は大ヤマメで有名ですからねぇ。
話を終えて戻ってくると、僕が入川した辺りに地元の人と思われる鮎釣り師が入りました。下流で釣りながら様子を窺っていると、サクッと一匹釣り上げてました。う~ん、やっぱり僕の見立ては悪くなかったんだな?さらに上流に1人、対岸に1人鮎釣り師の姿が見えます。やはり昼過ぎから夕方までが地合なんだろうか?地元の方はこのタイミングで入るんですね。
こちらは今日帰って、明日の仕事に備えなければなりません。これをシオに終了としました。釣果は1匹。オトリが掛かり鮎に変わってお持ち帰りは2匹です。
この2匹は開いて干物にしました。
これを焙って食べ比べてみます。
食べてみると少し硬くて、干し過ぎ&焼き過ぎだったようです。頭からバリボリいっちゃったんですが、片方の味が濃い感じでした。これが掛かりアユではないかと。
もうちょっと干し方&焼き方を精進して、旨い干物を追求したいですね。
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