七色ダムへ行ってきました
2日めの朝は、雲が多いですが雨は降らない雰囲気の空模様でした。5時過ぎにレンタルボートひさやに到着し、早速準備を始めます。
ボート屋のご主人は昨日かなり雨が降ったから上流は水温が下がっていると思うよとアドバイスをくれました。
桟橋を離れて下流方向へ舳先を向けるも、目の前に大きな岬があります。ここをやらない手は無いよね…、とめいめいルアーを投げ始めます。
武部くんはペンシルベイトのファンキーモンクを結んで投げています。岬の周りで小魚がちゃぱっと跳ねたようで、お!などと言っていたら、ドバーン!と大きな音を立てて、武部くんのルアーが襲われました。
トップでバスを釣ったことが無い武部くんですが、GTは山ほど釣っているので出た!と驚いている割には冷静(笑)。ウワサには聞いていたけどホントに出るんだね~くらいの感じでしょうか。スムーズに寄せてきたら、ちゃんと持ってきていたボガグリップで無事ランディングしました。
引きあげてみるとかなり良いサイズです。船上でメジャーをあててみると50㎝くらいかな?との返事。それなら桟橋も近いことだし、戻ってご主人に記念写真を撮ってもらおう、ボート屋さんの壁に張ってもらえるかもよ?といけすに水を満たして、早々に桟橋へ戻ります。
ボート屋さんのご主人にスケールで計測してもらったところ48㎝でした。記念撮影して壁に張り出すのは50㎝以上とのことで、残念ながら見せびらかすことは叶わなかったのですが、初めてトップのルアーで釣った魚としてはデキ過ぎと言ってよい程、立派な魚でした。おめでとう!
桟橋でリリースした後、再び出船します。先程釣れた岬の先から再開です。
今日は岬回りは重点的にやってみよう!と下流へ下りながら、めぼしいポイントを打っていきます。ところがやはり魚の姿が見当たりません。昨日の雨の影響か、小さな滝となって流れ込みが各地にありますが、こちらも魚の姿がありません。
本流筋となる北山川の合流点までやってきましたが、北山川はTOP50プロがプラクティスから打ちまくっているはずなので釣れる気がしない、というのが二人の合意(笑)です。折り返して遡っていきます。
久しぶりに使った中2の頃のタックルですが意外に使えます。竿が短いこともあって次第にコントロールも良くなってきたのでご機嫌だったのですが、追い風に乗って飛び過ぎたドリンカーが高い木の枝に引っかかってしまいました。バシバシ煽るも糸が切れて失くしてしまいました。あぁ残念。これで釣って記念撮影したかったのに。
昔使ってみたかったビッグクランクは、バグリーのDB3ロングキャストを岬周辺に投げてみます。ライトジギング竿でもストレスなく引っ張ることができました。ファントムではとても重くてやってられなかった釣りです。2本目の竿が買えなかったこと、ボートからで無いとできない釣りだったこともあって、琵琶湖爆釣伝説の頃に憧れていたのです。できれば、これをゴン!とひったくるアタリが欲しかったのですが、立木を厳しく攻めても魚は釣れませんでした。
ジョインテッドクローZEPROには魚が追い掛けてくる様子を見たいと期待を寄せたのですが、素通りするばかりでした。
他にもバンブルビーのタンデムウィローリーフブレードのスピナーベイトやホプキンスのショーティー1ozなども使ってみたいなぁと思っていましたが出番無しでした。まだまだたくさんあるんだけどなぁ、使いたいルアー。
一匹も釣れないでお帰りは悲しいので、何とか一匹を獲りに行くことにします。ここまでで岸から少し離れて沈んでいる立木がゴチャッと固まっているブッシュには、未成熟のバスの姿がどうにか見られます。バークレイのマイクロクローラー3インチにネイルシンカー2gを刺して、ネコリグをやります。
ややこしいブッシュに根掛かり覚悟でネコリグを投げヒョイヒョイと揺すると、何本かのワームを失くしながらも待望の一本が釣れました。
どうみても産卵には絡んでなさそうな未成熟の個体ですね(笑)。
このサイズなら入れ食いになるのかな?と思いきや、そんなに甘くありません。あちこちを探っていきますが、どこにでも居るというわけでもないようです。
沈んだ立木の密度が濃く、ごちゃっとしている程、魚を見かけたような気がします。少し沈めるとか沖側に落としてみても、サイズが大きくなる…という傾向は見られません。というか傾向を掴めるほど釣れませんでした。
武部くんの感想はえさになる小魚が少ない。広大な湖ですが、湖岸を流して小魚の姿が少なかったように感じます。元から少ないのか、湖岸に居ないタイミングなのか…。
大又川の支流に入っていくと、橋が架かっており、その袂のコンクリの基礎で陸っぱりバサ―が釣っていました。分かりやすいところにはいるねぇ、我々には食わせるテクが無いんだねぇ、とウラヤマシイ限りです。
この支流の中の立木でも一本釣れました。
マイクロクローラーのネコリグの欠点?は、魚が掛かるとほぼ間違いなくワームが外れてしまうことだと判明しました(笑)。ワームにシンカーを埋め込んでいるので、外れると沈んで回収できません。あんまりエコじゃないな…。何よりお財布に厳しいぞ(笑)。
最近バス釣りに復帰した武部くんは、手持ちのルアーがトップかシャロークランクです。投げるだけで楽しいとのことで、とっかえひっかえ試しています。
小魚が水面を跳ねた?ような音がして、ルアーが岸からかなり離れてボートに近づいてきたところで、パシャッ!と出ました。
天気はぐんぐんと回復し、日差しが眩しいくらいになってきました。時間はあっという間に過ぎて、正午を回り、お昼ゴハンにします。
お昼ゴハンもボリューム満点。おいしく頂きました。
お腹も膨れてまったりと大又川の上流を遡りながら釣って行きます。13時を過ぎて、盛大に流れ込んでいる滝がありました。
滝が見えます
こんな感じ
ここは小魚が多く溜まっていて、時折バスが泳ぐ姿も見たのですが、釣れませんでした。このポイントで30分ほど頑張ったのですが、見切って桟橋に戻るとちょうど14時。これにて終了としました。
帰り道をカーナビで検索すると、熊野周りのルートが30分増しとのこと。さる事情から遠回りして帰ることにしました。たいした渋滞にも掛からず無事帰ってきたので、実家近くのタックルベリーに寄り道します(笑)。
ファントムマグサーボSS-15AC
すると今回使ってまだまだ使えるなぁ~と見直したファントムマグサーボSS-15ACが置いてあるではありませんか。僕のモノより程度が良くて4,428円(笑)。これは部品取りに買っておいたら一生イケるんじゃないの?とお買い上げしてしまいました。アホや(笑)。
武部くんからはまた来年な!同じトコでもいいよと言ってもらったので、満足いく釣行だったようですが、トップの釣りが効くのは産卵から回復してえさを求めて魚が浮き出す頃。それから考えるとちょっと早かったかも?次回は琵琶湖がいいなぁと盛り上がってます(笑)。
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