七色ダムへ行ってきました
同級生の武部くんとブラックバス釣りたいね~と話が盛り上がり、いつの間にやら昔行きたかったところへ行ってみたいねと七色ダム湖へ行くことになりました。
テーマはずばりオトナの中2病です。中学2年の頃行きたかったところに行くのですから、あの頃持っていた道具を引っ張り出し、必要(欲望?)によっては、あの頃欲しかったルアーなどを買い足し、懐古趣味の赴くままに釣りをするのです。
とはいえ遠征となりますので、よいオトナたるもの相応の準備というものがございます。レンタルボートひさやに免許不要艇2馬力を、ペンションながいに宿泊の予約を早々に入れたのでした。
さて、前日夜に帰阪した僕は、実家の車に宅急便で事前に送っておいた道具を詰め込み、七色ダム湖へ向けて約3時間のドライブです。早朝5時の集合に向け、夜半過ぎに出発しました。
天気予報通り、強い雨が降る中を走り、待ち合わせの時刻にレンタルボートひさやに着いたものの、武部くんが居ません。おかしいな?と思うも、携帯の電波が入らないため連絡が取れません。
6時半頃まで待って、電波が入るという近くのコンビニまで走ると、駐車場で雨やみ待ちをしていた彼を発見。LINEにコンビニの駐車場で待ってるコメントを入れて安心していたようですが、釣り場で携帯の電波の届かないのは普通です。ヌルい釣りしかしてないんだろ?
無事落ち合ったので、レンタルボートの受付を済ませ、ボート屋のご主人に行ける範囲や操作の注意を受けます。すると今週はJBプロトーナメントのTOP50をやってます。本流の北山川が会場で、こちらの支流(大又川)には入ってこないけどとのこと。状況を伺うとここは産卵の時期が長くてGWくらいから7月末くらいまで。今はサイトをやるにはもうネストが少なく辛い時期という話です。意外に季節の進行が遅いなぁという感じです。
釣りの準備を始めます。今回は厳選の結果、4本のタックルを組みました。
この竿とリールを使いたくて行くようなものです。引っ張り出したのは10数年ぶり?リールのベアリング交換をしてみましたが、却って回転が悪くなってしまった気がします。
ベアリング交換したものの…(7sec)
Click to Play
macintosh : mp4(8,606KB)
windows : wmv(1,943KB)
糸に関しては黄色いストレーンあたりが気分なのですが、古い糸を探して使うのもアレなので、現行で蛍光イエローをラインナップしているデュエルのアーマードにしました。コーティングPEは強く細い糸が使えるので0.8号を採用し飛距離を稼ぎます。比重が1.0なのでナイロン感覚で使えるでしょう。そう考えるとこの糸はこれまでのナイロンから全とっかえできる?くらいの可能性を感じます。
ディープクランクやスピナーベイトなど引き抵抗の重いルアー用に、ライトジギング用の竿を引っ張り出しました。ローライダーガイドを使っているので飛距離は?ですが、パシフィックベイ社のバスロッドのブランクで作っているのでイケるはず。もともと1/2~1ozのテキサスやラバージグを使う竿だと思います。
こちらはナイロンの16lbを巻きました。基本カバー周りになるでしょうからトラブルを避けるため、信頼と実績で。
最近気になっているのがジョインテッドクローです。使ってみたくなり、この竿を中古ショップで見つけた折に購入しました。少し小さいジョインテッドクロー改148用の竿ですが無理をしなければイケます。ジョインテッドクローのラインはナイロンかフロロか意見が分かれるところです。水面に近いところで勝負したいので比重が軽めのアーマードにしました。もちろん細糸でも強度を稼ぎつつ飛距離を出す目論見です。
スピニングも一本準備しました。もちろんガウディを使いますが今回はトップに拘りません。軽いルアー全般に対応します。こちらの糸もアーマード。軽量ミノーやノーシンカーワームなどを使うことを考えれば、スピニングは細い程メリットが出てきます。
タックルを組んだものの、雨がどんどん強くなってきました。少し弱まるのを待とうかね?と、休憩所で釣り談義をします。ようやく雨が弱まったのは11時頃でした。
雨のやみ間に出船
バウ(船首)側に武部くんに乗ってもらって、嬉し恥ずかしフットコンエレキ初体験です。スターン(船尾)側の僕は2馬力ながらエンジン担当。中学生の頃には憧れでしか無かった動力船も、昨今じゃ免許不要で乗れちゃう。いい時代になったものです(笑)
出船後は大又川を上流に遡るように左に折れました。目に見える良さげなところからスタートです。
最初はドリンカー(ダイワ)でスタートしました。これで釣りたい、バスの写真を撮りたい、と投げるのですが、反応がありません。ならばとジョインテッドクローZEPROと組み合わせながら、水面に魚が出てこないか期待しますが小バスの姿も見えません。梅雨時の雨なら魚も浮いてきそうなものなのに…。やはり産卵後の回復が進んでいないのかな?
この日の相方、武部くん
次第にレンジを下げていく方向で探ります。スピニングタックルでラパラのF11金黒を投げて、ジャークで探っていきますがダメ。アーマード0.6号の細糸の効果あって意外と飛びます。これ、いいなぁ。
大阪で生まれ育ったこともあって湖にボートで出てルアー(ラパラ)でマスを釣るというのは縁遠く、これまでやったコトが無いのですが、一回やってみたいものですね。
次にファントムでシャッドラップSR-7を引いてみますが、これもダメです。透明度が高く、泳ぐ姿が見えるので、追ってくれば目視できると思うのですが気配がありません。昔、琵琶湖で釣った頃は、時折底に当たるくらいの引き方だったような記憶が…。
ならばもっと深く?とハスティー3をライトジギング竿でブン投げます。飛距離が心配でしたが、釣りにならないほどじゃない。ローライダーガイドでもあまり問題はなさそうです。
ところがやっぱり底には当たりません。相当急深になっているのでしょうね。クランクを引くなら岸と平行に近い角度かな?
鬱蒼とした木立が覆います
湖上に覆い被さる木の下にバスが浮いている…という状況ではないようです。それを狙った梅雨時の設定だったのですが、アテが外れました。産卵の回復前となると一段深いところ…と予想されますが、そんなところを釣る技量はありません。岸際のブッシュをゆっくり狙う方向に転換です。
ここでネコリグに初挑戦します。ワームはジョウテックのワッキーワーム。ワッキーリグならこれなんでしょ?という発想は20年前から止まったまま(笑)です。1.8gのネイルシンカーを頭にブッ込んで、二股のあたりにフックをセット。こんなもんかな~と揺すります。
アチコチ回ってみたのですが、結局、魚の姿を見ることなく、17時に上がってきました。う~ん、明日どうしよう?
宿に帰ってくると、一息ついたところで晩ゴハンの時間となりました。ちょうどTOP50の第3戦に参加している選手も泊まっているようで、食堂で沢村プロを見かけました。
宿の晩ゴハンは豪勢ではないけれど量がたっぷり、味も満足でした。合宿客が多いようですが、釣りにもぴったりですね。
晩ゴハンの後は、近くにある日帰り温泉のきなりの湯へ行って、汗を流します。その帰りにカーブの店というヤマザキショップに寄って、明日の食糧を調達します。明日の朝ゴハンは宿でおにぎりを作ってくれているのですが、お昼ゴハンも確保しないとね。
ここにはルアーも置いてあったので、バークレイのガルプ!マイクロクローラー3インチとネイルシンカーを購入しました。私論ですがワームって賞味期限があると思いませんか?そんなワケで流行りモノに頼ります(笑)。
宿に戻って縁側で一服していると下野プロが通り掛かりました。こんばんは~と声を掛けるとこんばんは~と返してくれました。ホントは釣り方を質問したいトコ(笑)だけど、TOP50の激闘の最中ですからね。
部屋に戻って布団を敷いたら早々に寝ました。3分もしないで撃沈だったと思います。
その2へ続く
Copyright (C) びぃ,2016-09-07,All-Rights Reserved.