歩いて歩いてタコジグを落とします
昨年、東京湾はマダコ好漁に湧いたので、大阪湾でのスタイルを持ち込んでマダコを探したところ、望外の釣果を得ることができました。これに味をしめて、今夏もマダコを探すことにしました。
事前の情報収集ではタコの期待はあまりできそうにない、チヌが上向き、アジが回ってきているとのこと。チヌが上向きと聞いたものの、まさか東京湾で落とし込みをやるとは思ってなかったので、道具は実家に置いたままです。残念ながらタコを狙うより他に手だてがありません。
朝6時の渡船に乗船しようと船着場へ行く途中、シューティングバスケットを持ったお客さんが居ます。え?こんなところでフライフィッシング?と声を掛けてみると、まさしくええ、フライですとの回答でした。シンキングのシューティングヘッドを使ったシステムでカサゴを狙うそうで、カサゴ向けフライや回ってきているアジ向けのフライも見せて頂きました。
船中、海フライのお話で盛り上がっているうちに、沖堤防に到着しました。僕は一番端の赤堤防脇にあがり、ここから延々タコを狙っていく作戦にしました。早速準備を始めます。
上陸後の風景です
いつものごとくシンプルな道具立てで、壁際にタコジグを落として誘っていきます。風が沖から陸へ吹いていたので、一段高い沖側に上ると風が当たって涼しいです。以降、風が遮られる内向きに降りて釣りする気にはなれませんでした。
12時過ぎの迎えの船が来るまで延々歩いて落とし揺すって誘ってを繰り返しましたが、カサゴが2匹背掛かりで引っかかり、ガザミ(ワタリガニ)が一回引っかかって水面でポロッと外れただけでした。
今日の感触次第では、来週末11日(金)山の日からの三連休は、お盆絡みで道路も混雑して遠出も難しいだろうからタコ探索三昧にしようかな?とも思っていたのですが、この分では玉砕確実です。今年はもうやりません。
帰りの船の中で、声を掛けたフライフィッシャー氏と同船になりました。釣果を聞くとアジをたくさん釣っておられました。
フライフィッシャー氏の釣果です
さらに続けて聞くと隣でアジング(ルアーでのアジ釣り)していた人は尺近いの混じりで30本とのことです。沖向きに向かい風で投げるのは大変でしょう?と訊ねたら、ほとんど投げずに足元で釣っていたみたいですとの観察結果。さらにあまりに釣るので話掛けてルアーを見たらナス型オモリが付いていましたとの気になる情報を聞きました。もしかしてバチコン?
ルアーはともかく、フライフィッシングでのアジ釣りは興味津々ですね。一度やってみたいなと思います。群れが回ってきている今のうちがチャンスでしょうが、冷凍庫にアジのストックがあるんですよね(笑)どうしようかな?
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