ホームツーリング

グランドスラムに再挑戦

一日に四種の魚を釣りあげる

2019-05-02

 さる2018年6月17日に群馬県前橋市にある宮城アングラーズビレッジに釣行しました。ここはブラックバスが放流されている管理釣り場で、その他にニジマス・ストライプドバス・アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)が入っています。
 この時アメリカナマズだけは釣りあげることができず、グランドスラム(この釣り場ではブラックバス・ストライプドバス・アメリカナマズの三種)認定を受けることができませんでした。
 前回果たせなかった宮城AV版グランドスラムを、そして個人的にはニジマスを加えた四種(一般的にグランドスラムは四種)を釣って達成したいのです。

 リベンジマッチを挑むのは、10連休GWで混雑する2019年5月2日としました。冷水性の魚種であるニジマスと温水性の魚種であるブラックバス・アメリカナマズの活性が共に良いであろう時期を狙うためです。

 7時頃自宅を出て、近所のパン屋さんで朝ゴハンを頂きます。

お気に入りの店です
カレーパンです

 腹拵えをしたら、出発は7時半過ぎになってました。

出発前のメーターです
出発前のメーターです

 外環道から東北道を北へ向かいます。佐野SAで給油・休憩をして、岩舟JCTから北関東道へ入って西進し、伊勢崎iCで降りて、一般道を赤城山方向へ走ります。次第に坂を登り始めたところあたりに、宮城アングラーズビレッジがあります。

やって来たぜ~
到着しました(11:00)

 釣り具を詰めたウエストバッグを装着し、フライロッドを準備して、事務所に向かいます。

もはや定番
この日の道具です

ROD: Frequet Flyer 905-7 9ft #5 7pcs(ORVIS)
REEL: Evotec clw-c 2-six(LOOP)
LINE: GPX WF-5F(Scientific Angler's)
LEADER: VARIVAS Perfecton 3X 9ft

 受付で15時までのひだまり券(3,150円)を購入し場内に進むと、さすがにGWだけあってお客さんがたくさん入っています。これでフライラインを振り回すと危ないなぁ…と、前回同様、一番奥にある山池に向かいます。

よろしく頼むよ?
前回の殊勲選手、エビフライ

 インジケーターを付けて、エビを模した毛ばり(称してエビフライ)を落とし込んでブラックバスを狙う作戦です。前回は2投目でゲットしました。今回もサクッと釣りあげる目算でいたのですが、ウィードが少ない!
 チョロチョロと見えるウィードの際にエビフライを投げるのですが、魚からの反応がありません。時折吹く風が無情にインジケーターを流し始めます。

 こりゃダメだ、バスは後回しにしよう…と、一段下りた川池へ向かいます。ここは前回ストライプドバスを釣ったところです。
 やってくると、こちらはお客さんが多いので、入れるところは事務所寄りの最下流部にしかありませんでした。ウーリーバガーを結んで引っ張ってみますが、アタりません。そのうち最上流部の端が空いたので、移動してみるとライズがあります。
 水面を見ていると、かなり小さい虫を食べているようなので、小さいフライを結んで流してみます。魚が浮かんできて様子を見るのですが、プイっと見切られました。む~、フライが合っていない?
 違うフライに変えると、すーっと浮いてきてパクっと食べてくれました。

結構セレクティブ?
ようやく初モノが釣れました(13:25)

 その後はどんどん反応が薄くなりました。頻繁にフライを変える必要があるのかな?キャスト時に水面に叩き付けるように投げると、高い確率で魚が様子を見に来るので、相当ペレットに馴れているようです。

 ようやくニジマスを釣ったところで14時になってしまいました。残り時間が少ないので、一番下の池に移動してアメリカナマズに挑戦します。

お客さんもね
中池。障害物が多いです

 以前来た時よりも、下池に杭が増えています。パイプを組んで障害物を設置して、ブラックバスの付き場を増やしているんですね。横方向への引っ張りの釣りは避けたいところです。
 インジケーターのシステムを組んで、トラウトガムを結びます。球状のウェイトが入っているので、ゆっくり沈んでいきます。パイプの障害物のそばに投げて、底まで沈めて待ち、時折跳ね上げて誘って、また待つ、という作戦です。

 遠くに投げても手前の障害物に引っかかるだけなので、他の人が多いことだし、と手前からロールキャストで投げていきます。バッキ(水の攪拌用水車)に近いところに投げると、フライが沈んでいく途中でインジケーターがピコッと動き、ブラウントラウトが釣れました。まさかの中層攻略?!

聞いてなかったなぁ
ブラウントラウトもいるんですね(14:26)

喫煙所から
下池。バッキが見えます

 いよいよ終了時間が近付いてきました。もしかしたら水流に流されて、フライが底に付いていないのかな?と考え、最後の悪足掻きと、もっと重いフライであるシュリクラに結び替えます。これは浜名湖でチヌを釣る時に使うもので、重めのダンベルアイが付いており、底をズルズル引っ張って使います。

****
シュリクラです

 その時、池のスタッフさんが釣れましたか?と声を掛けてきました。2匹だけ。ナマズは攻略できていませんと答えると、ペレットを撒いてくれました。撒いた辺りにフライを投げ入れて、ティペット、リーダーが沈んでいくのを確認します。
 インジケーターがなじむのを見て、二人とも底に付きましたねと声が出ます。すると程なくスーッとゆっくり引き込まれ、やっぱり二人でこれは…食ってるっぽい?と口をついたところでアワせると、ドスン!と重さが掛かりました。

 強いヒキを見て、スタッフの方はやりましたね。ナマズですよと確信した模様です。何度も竿を絞るのでリールファイトに移行しながら、糸が8ポンドくらいなんですよ。ゆっくりやっていいですか?と断ります(だってもう終了時間なんだもん)。
 パイプ組みの障害物に潜られそうになるとそっちはヤバいです!頑張ってとアドバイスを貰い、辛抱強く竿で堪えて、ようやく浮かしてきたら、あら良い型じゃない?捕ってもらっていいですか?と網で取り込んでもらったら、おめでとうございますとお祝いを頂きました。

撮って頂きました
釣れました(15:02)

 スタッフさん、サービス満点でフライを魚から外すことまでやってくれました。するとあの~、バーブ(カエシ)付きのハリは使用禁止なんですよ。気を付けて下さいねと仰る。しまった。せめて最後の一投だけと焦って結んだものだから、カエシを潰すの忘れてました。トラウトガムが初めからカエシの無いハリだったし、チェックが漏れちゃいました。反省です。
 カエシを潰すまでもなく、糸を切ってフライを外して釣り終了です。

 釣りの後は宮城アングラーズビレッジ名物の炭火串焼きを頂きます。これを食べなきゃ何のためにやってきたのか(笑)。今回は全ての素材が味わえるスペシャル串を注文しました。焼きあがるまで、一服しながらのんびり待つのも楽しみのうち。

旨そう~
スペシャル串ですっ(15:31)

ガブ~
かぶりつきますっ

 美味しかったです。ごちそうさまでした。

 帰りはライコランド伊勢崎店に寄り道し、そこから帰路に付こうとすると東北道が大渋滞との情報です。駒形ICから北関東道に乗ったものの、到着予定時間が変わらないなら一般道の方がいいや、と太田桐生ICで降りて、国道122号線を走りました。
 お腹が空いたので途中のコンビニに入り、イートインスペースでおにぎりを食べると、さすがに疲れてきたな…と自覚します。申し訳ないけど…と思いつつ、座ったまま少し仮眠します。食事+仮眠で一時間くらい居たでしょうか。眠い時や疲れた時は数分寝るだけでも集中が全然違うので、僕は結構寝ちゃいますね。
 館林ICから東北道を使って帰宅したら21時半でした。さすがに10連休のGW、帰りは随分な時間が掛かってしまいました。

結構走った
この日の走行距離

 この日の走行距離は267.2kmでした。高速だけならまだしも、結構一般道を走ったので疲れました。やっぱGWに遠出はイカンわ。

 今回はニジマスとアメリカナマズの二種に留まってしまいました。お客さんが多くて、アレコレ試す手管が絞られたとはいえ、短時間で達成できるほど甘くないよね…と反省です。手近な遊び場なので、また訪れて挑戦したいと思います。

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