八千穂レイクでフロートチューブ
朝は7時半に起きました。もっと寝たいところを頑張って起きたのですが寝坊です。
テントを出て朝ゴハンを食べます。ウチの彼女が作ってくれたフレンチトーストは、ジップロックに入れてきたので形が崩れてしまいました。タッパーか何かに入れたいですね。
スノーピークのアルミコッフェルのフライパンに乗せ、EPIのキャンピングストーブで焼きましたが、炎が中心に集まるので瞬く間に焦げ付きました。普段お湯を沸かすくらいしか使ってない30年モノは、焼き物、炒め物には不向きです。
お味はとても良かったです
8時半頃、釣り道具をマルチレインバッグに入れて、八千穂レイクへ出発します。平日朝の県道480号線(八ヶ岳ビューロード)と国道299号線(メルヘン街道)はヒンヤリとした空気の気持ちいいザ・高原の快走路で、運転しながらニヤニヤが止まりませんでした。
松原湖高原キャンプ場から八千穂レイクへ(18min32sec)
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のんびり高原の道を30分ほど堪能して9時頃に到着しました。8時開場なので遅刻ですが、まぁ気にしません(笑)。
受付へ行ってフロートチューブを貸して下さいと告げると、料金はフロートチューブのレンタル代1,000円、ラバーネットのレンタル代200円、一日券3,500円の計4,700円でした。一日券は17時半までとなっていますが、レンタル品の返却は16時までとのことですから、釣り場の営業終了時間いっぱいまでフロートチューブで釣るのはできません。そもそも最後まで粘る体力も無いので、良い魚を釣って早アガリが理想です(笑)。
八千穂レイクにて準備中
今回は釣ーリング(バイクで釣り)ですので、車で来ていたこれまでと道具を変えました。お気に入りの2本継のグラスロッドは持ってこれないので、お馴染みの7本継のパックロッドを使います。
また九州ツーリングから導入しているのですが、チェストハイウェーダーを薄く小さく収納できるミドルフォーク・パッカブルウェーダー(パタゴニア)へ変更し、シューズもエアリスタ・ウルトラライトウォーターサンダル(フォックスファイヤー)にしました。これで大幅にパッキングが楽になりました。
今日の道具
ROD: Frequent Flyer 905-7(ORVIS)
REEL: EVOTEC clw-c 2-six(LOOP)
LINE: GPX WF5F(Sceientific Angler's)
LEADER: VARIVAS Standard 4X 9ft(MORIS)
TIPPET: VARIVAS SuperTippet 4X 2ft(MORIS)
FLY: Pink Pookie
結んだフライはピンクプーキー。河合さん謹製のバッタです。ここで使いたくて2月のハンドクラフト展にお会いしに行ったのですヨ(笑)。
ピンクプーキー
フロートチューブを浮かべて沖に出たのは10時前になっていました。ゆるゆると沖へ進みだしたところで、ラバーネットを事務所に置き忘れたことに気が付きました。あちゃ~。せっかく借りたのに~。
どうせ釣れるかも分からないんだし…と、そのまま進み、ウェーディングエリアを過ぎたところで、岸際を狙ってフライを投げていきます。頭にセットしたGoProのスイッチを入れたものの、延々釣れなきゃバッテリーがもたないし…などと迷っていたら、思いのほか早く最初のご挨拶がありました。
どうして撮ってない時に出るかな?とアワせると、ハリ掛かりしてグイグイ引っ張ります。途中からですが、慌てて撮影を始めました。
初物が釣れました(1min58sec)
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うっかり写真を撮らずにリリースしてしまいました。やはりラバーネットが必要ですね。思ったよりも早く八千穂レイクの魚に会えて幸先が良いです。これでもうお帰りになっても悔いはありません(笑)。
さらに奥へとフロートチューブを進めて釣りを続けます。時折小さな魚のバイトがあるのですが、なかなかハリ掛かりしません。多分ウグイなのでしょう。ウグイが掛からないように大きめのフライを使っているのですが、なかなか積極果敢にアタックしてくれるので、ハリ掛かりしなくても心が癒されます。
ウグイが水飛沫を上げて猛烈につついてくる一方で、さっきのニジマスは水面の虫をつまむような、本気で食べにかかってる感じだったよね…と、思い返していると、フライが静かに吸い込まれました。すわ!とアワせるとグイグイと引っ張るニジマスのヒキです。そんなに静かに食べるんじゃ動画映えしないよ~。
2匹め釣れました(2min36sec)
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ラバーネットを忘れてきたので、取り込みに往生しました。水飛沫で左腕が濡れてしまいましたが、今度は記念写真をちゃんと撮りました(笑)
もはやホクホクです(笑)。記念写真をSNSにアップしたりと上機嫌で、湖のさらに奥へとフロートチューブを進めます。この後は岸に近いところを中心にフライを投げ込んでいったのですが、ウグイのアタックが多くなってきました。
ウグイのアタック7連発!(1min16sec)
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ウグイと戯れていたらGoProのバッテリーが切れてしまいました。替えのバッテリーをバイクのカバンに置いてきちゃった!。どうして肝心なものを忘れちゃうかな…(泣)。
用無しになったGoProのヘッドセットを外してカバンにしまい込み、首がラクになったところで釣りに集中します。
ここまでの釣りを振り返ってみると、2匹のニジマスは岸から少し離れた沖めで釣れました。岸近くはウグイばかりです。奥のワンドは気配が少なくウグイさえも少ない気がします。フロートチューブエリア中央が良さそうです。
エリア中央は結構沖まで浅いようで、岸から離れたところに藻が生えているのが偏光サングラスなしでも見えます。この藻の繁茂している固まりの沖側が狙い目なのでは?と推論を立てました。
そのココロは…
①藻の固まりが沖側で切れるってことは、底がカケアガリで深い可能性アリ。回遊ルートでは?
②普段、藻の固まりの中に潜んでいて、藻の沖側の切れ目の方を見ながらエサを待ってる?
足をバタバタさせて、左後ろから風を受けて藻の固まりの沖側を狙える位置にフロートチューブを移動させて、フライを投げて浮かべてみます。すると程なくドバン!と景気よく魚が水面を割って食ってきました。
すかさずアワせるとハリ掛かりしたようで、身を捩って抵抗する魚体がこれまでよりも断然大きいです。フロートチューブが引っ張られ、横に走ればクルクル回ってしまうあり様で、あ~れ~!とバカ殿にあしらわれる腰元(例えがオッサンだな)気分を味わいました。
ここでもラバーネットを忘れてきたのが痛恨の一撃です。じっくり時間を掛けて手元に寄せてきます。
いいように走られてます(16sec)
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魚の抵抗がようやく落ち着いてきたので、フロートチューブのエプロンにズリ上げました。エプロンに印刷された50cmのメジャーから頭と尻尾がはみ出しています。デカいよ?
念願の大きい魚が釣れましたので、これで満腹満足と釣りを終了します。帰り道は向かい風が強くなってきたので盛大に流されてしまいました。欲張って釣りを続けたら足がバカになって帰りの運転に障っていたかも知れません。
上陸してフロートチューブを返却したら予想外の早アガリに驚かれたようですが、上機嫌で片付けをしました。
八千穂レイクを出発し、キャンプ場へ帰る途中のレストハウスふるさとで遅いお昼ゴハンを食べます。山賊焼き定食と悩んだ末、ソースカツ丼にしました。
旨いんですが、ボリュームたっぷりのソースカツはそろそろキツいお年頃になってきたことを実感しました。山賊焼き定食の方が身の丈に合ってたかも知れません(苦笑)。
ここ、来る途中で絶対良い眺望なんだろうなと思ってたんです。想像通りでしたね。食べ過ぎたお腹を抱えて松原湖高原キャンプ場へ帰ってきたのは14時過ぎでした。
このキャンプ場はチェックアウト時間が特に決まっていないので、テントを立てたまま釣りに行ってもヨイのが素晴らしいです。のんびり帰ってきて、暗くなるまでに撤収作業に終えれば大丈夫ですが、昨晩お風呂に入れなかったので、八峰の湯でさっぱりしてから帰りたいので、さっさと撤収し、15時過ぎにキャンプ場を後にしました。
八峰(ヤッホー)の湯
八峰の湯でサッパリしたら帰路に着きます。まずは山を下りて国道141号線に出て、セブンイレブンに駆け込みました。ここから接続ベルトが一本切れたスポーツスリムサイドバッグを宅急便で自宅に送ります。高速道路で落としたりしたら大事故になりかねません。
国道141号線を北に進んで給油したら、八千穂高原ICから中部横断道を走ります。佐久小諸JCTから上信越道に入り、横川SAで休憩します。横川と言えば峠の釜めし(おぎのや)ということで晩ゴハンに頂きました。
峠の釜めし。なめこ汁セット
変わり種か定番か
ソフトクリームが二種類あってデザートに食べようかな…?と思っていたのですが、日が暮れて結構冷えてきたのでパスしました。走り出したら肌寒いくらいで、ソフトクリームを見送って正解でした。
藤岡JCTまでは延々下り坂で、平日の夜の関越道は車も少なく、制限速度の100km/hでスイスイ走れました。上里SAで給油をしたら結構燃費の良い走り方だったようです。
上里SAからも100km/h巡航で走ります。ICの流出入口の間になぜか道路の継ぎ目があったり、外環道の和光北ICの付近に窪みがあったりと、若干気をつけるところはありましたが、21時頃、無事帰ってきました。
帰宅後のメーターです
走行距離は522kmでした。
一泊するキャンプ釣ーリングとなると、荷物が多くなって積載できるか心配でしたが、何とかやれました。八千穂レイクはこれまでの経験から使う釣り道具を相当絞り込むことができたのが幸いしました。フロートチューブ&フライでの鱒釣りは結構珍しいと思いますが、バイクでキャンプツーリングのアクティビティにしちゃうというのも、何とも欲張りなプランにしたものだ…と我ながら呆れています(笑)。
何と言っても、ドライフライに50cmUPのニジマスが出てくれて、フロートチューブを引きずり回すヒキをみせてくれるのですから堪りません。楽しい釣り方で良い魚が相手をしてくれるのですから、避暑だけでは勿体ない、釣ーリングの恒例コースにしようと心に決めました。
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