八千穂レイクでフロートチューブ
近年、夏になると出掛ける八千穂レイクは標高が約1,500mと高いので、避暑に最適です。かねてよりやりたいと思っていたロードホッパーで釣り&一泊キャンプの釣ーリングの行先にと、白羽の矢を立てました。
昨年は八千穂レイクの近くにある駒出池キャンプ場に宿泊しましたが、お風呂は車で松原湖高原キャンプ場の隣にある日帰り温泉八峰(ヤッホー)の湯まで行ったので、次回は最初から松原湖でいいじゃん?と考えていました。
今年は1日(日)にテント泊して、2日(月)に夏休みを一日とって嬉し恥ずかし平日釣行とします。これならキャンプ場の混雑や八千穂レイクのフロートチューブの空きも心配ありません。
1日(日)の朝6時半に起床し、荷物の積載作業に取り掛かります。
1.荷台の右側にRSB306 スポーツスリムサイドバッグ.40(RSタイチ)の左用を逆付け。キャンプ用品を収納。
2.荷台の左側にマルチレインバッグNB-12-BK(デグナー)をぶら下げ。釣り道具全般とキャンプ用品を収納。
3.荷台シート寄りに防水バッグを載せる。シュラフ、着替え、釣竿、テーブル等を収納。
4.防水バッグとともにテント、コットを荷台に積載しROKストラップでまとめて固定する。
積載が完了して出発したのは8時になってしまいました。
出発前のメーターです
戸田西ICから外環道に乗り、大泉JCTから関越道を走って三芳PAに着いたのは9時頃でした。売店を見るとデカい爆弾おにぎりが並んでいたので、これを朝ゴハンに頂きます。
みそだれ豚カルビです
一個食べたらもう満腹満足でした。ガソリンタンクとエマージェンシーボトルに給油してもらって、再び出発します。鶴ヶ島JCTで圏央道に入り、八王子JCTから中央道を走って談合坂SAで休憩しました。
一服中、恰好良いカフェレーサーが入ってきたなぁと見ていたら、僕のバイクの右隣に停めました。ヘルメットを脱ぐと栗色のロングヘアがなびく女性。あらビックリ。バーチカルツインのエンジンだからトライアンフかしら?と思って近づいたらタンクにKAWASAKIとあります。
ミラーを見ながらブラシで髪を梳かしている女性にWですか?恰好良いですねと声を掛けたら、はい。恰好良いバイクに惹かれて隣に停めちゃいましたと嬉しいコトを言って下さる。ロケットカウル、セパレートハンドル、ソロシートには川崎重工業のリバーマーク(この会話で教わりました)がプリントしてあるフルカスタムの車両でした。写真撮らせてもらえば良かった。
ひとしきりお話ししてたら、逆の隣に停めてあったZ1000(カワサキ)は彼氏のバイクで、ここで待ち合わせて河口湖へ行きますとのこと。何だ、彼氏のバイクの隣に停めただけじゃん!(笑)と返しましたが、どれが本当か分かりませんね。女性独りのバイク乗りとあって、多分頻繁に男性から声を掛けられるんでしょう。うまくあしらうくらいでないと大変です。
談合坂SAで給油して走り出し、釈迦堂PAに停まってコロプラのお土産甲州ワインを狙ったのですが、取れませんでした。売店をみると桔梗信玄餅の関連商品がたくさんあります。さすが本場。
これは…
幟に信玄ソフトとあったので、食べてみます。
信玄ソフト
既にこの頃11時と寄り道ばかりでなかなか先に進めません。双葉SAで給油し、中央道を韮崎ICで下りて、一般道を山道を登っていきます。最初の目的地であるハイジの村(北杜市)に着いたのは12時半頃でした。ここでコロプラのお土産ひまわりをゲットしました。
実はここハイジの村ではセグウェイの乗車体験ができるのです。是非一度乗ってみたい!と思っていたのですが、予定が大幅に遅れてしまったのでパスします。ちなみに講習&園内ツアー45分コースで料金は3,300円、受付時間は10時~16時です。また今度。
ハイジの村の周辺にはひまわり畑が広がっているのですが、9月に入ってしまっては、さすがにひまわりも終わってました。
ひまわり畑ももう終わり
次の目的地を目指して走り出し、北杜市大泉にあるコロカ店の八ヶ岳パイ工房にやってきたのは、13時過ぎでした。ここは以前彼女と来た時に、営業時間内に間に合わなかったという悔しい思いをしたコロカ店です。
店内に入ると、色んなパイが並んでいます。オープンタイプのパイは季節の果物を使っていて美味しそう。だけど一人で食べるにはちょっと大きい。これは発送不可なので、お客さんにも人気があるんだとか。これは二人で来ないといけないなぁ(苦笑)。
季節の果物を使った人気のパイ達
お昼ごはんの前のオヤツ(笑)なので、結局カットのアップルパイを食べ、彼女の家へアップルパイ詰め合わせの発送をお願いし、コロカをゲットしました。
コロカをゲット
セブンイレブンで地図を見ながらお昼ゴハンをどうしようか悩み、まきばレストランに行こうと決心したところ、カスタムハーレーが駐車場に入ってきて、僕の右隣に停めました。
見ると、リジッドフレームにショベルヘッドエンジンを積んで、ホワイトリボンの16インチワイドタイヤを履いたオールトスクールです。スプリンガーフォークから直接出ているラビットハンドルにジョッキーシフトは僕の好みにストライク。ピカピカのメッキにゴールドのパーツをアクセントにあしらった、とてもセンスの良い車体です。しまった。写真撮らせてもらえばよかった(二度目)。
声を掛けてお話しを聞かせてもらったら、神奈川のお住まいだけど群馬のショップで作ってもらったんだとか。
フットクラッチはノンロッカー(車と同じようにペダルが戻ってくる)で、ジョッキーシフトは慣れですね、クラッチレバーが無いのはラクと言ってました。ウチのコはVPクラッチ入りとはいえ、渋滞ではキツくなってくるほどにはレバーがまだ重いから気になる存在です。
やはりカスタムはお金も時間も掛かって際限が無い。ショベルは壊れるし、リジッドは80km/hでもう腰がキツいと苦笑いされてました。そう聞くと僕の場合ロードホッパーにしたのは正解かな?と思います。このスタイルには文句の付け所が無いくらい気に入ってるし、カスタムのために入庫して乗れない期間ってのは無いし、プロトご自慢のしなるリジッドフレームは高速道路での100km/h巡航も腰がキツいと嘆くほどではありません(僕が気付いてないだけ?)。
ひとしきりお話しさせてもらったら、まきばレストランにやってきました。バイク駐輪場に停めたら、R1-Z(ヤマハ)が停まってました。懐かしい!
オーナーが歩いてきたので少しお話ししたら、ご自分でレストアしたんだとか。2ストエンジンマニアはそんな形でしか生き延びられない世の中になっちゃいましたね。
まきばレストランはジャンボハンバーガーが有名らしいのですが、とても食べきれないと、表のまきばCafeで普通のまきばバーガーにしました。それでも十分大きかったです。
まきばバーガー
まきばレストラン脇のお土産ものコーナーにてベーコンブロック(肩)100gを見つけたので、晩ごはんに炙って食べたい!と買いました。
まきばレストランを後にして、16時頃、八峰の湯にやってきて、入口脇にある別荘管理センターで松原湖高原キャンプ場の受付をします。キャンプサイトは予約が不要、バイクは一人一台一張り1,000円でした。
注意事項を受けると、サイトはバイクの乗り入れが可能、焚火は直火可ですが火の扱いには注意、ゴミ袋が5枚だったかな?手渡され、ゴミ置き場に分別して捨てます。八峰の湯の営業時間は10時から21時ですが20時が最終受付です。
焚き火をしようかと思って薪を一束購入しました。700円。受付が17時に終わるので、荷降ろしが間に合わないかも?と入口脇に置いといてもらうことにしました。説明された松原湖高原キャンプ場へは、少し走ると着きました。
地図を見ながら考えていたのですが、どうせ明日は月曜日、他のお客さんなんてロクに居ないから、トイレと道路にほど近い第3サイトの小径脇にテントを張りました。普段は人通りの少ない奥を選ぶことが多いです。
薪を別途運ばないといけないので、バイクから荷物を下ろす作業を優先しながら、サイト設営作業を行います。
グラウンドシートを敷いて、ライダーズワンタッチテント(DOD)を立てたら、コットをテントの中に入れて組み立てます。
サイドバッグをバイクから下ろすと、車体右側に付けていたスポーツスリムサイドバッグ.40(RSタイチ)の接続用ベルトが一本切れていました。
想定外の使い方ばっかりだったからなぁ
荷物を降ろしたら、ROKストラップを持って事務所へロードホッパーで走り、玄関脇に置いてもらっていた薪を荷台に積載して持ってきました。
ROKストラップは本当に優秀!
サイトへ戻ってきて、薪をテント脇に運んだら、テーブルと椅子を組み立てます。ここまでやったらキャンプ道具、釣り道具をテントの中に放り込んで、マルチレインバッグの中身を空にして、買い出しに出掛けます。
買い物の前にGoogle Mapで見つけたガソリンスタンで給油してから、ナナーズ小海店というスーパーへ入りました。
売り場をフラフラと眺めたところ、味付き焼肉パックが無く、家族向け300gのジンギスカンしか見当たらなかったので、ソーセージ3本入りパックにしました。野菜炒めパックも無かったので、お惣菜コーナーで選んだパック入りサラダと、缶つまシリーズのかき燻製油漬けを追加しました。
他にはビール350ml、炭酸水500ml、紙コップ付きインスタントコーヒー、水500mlペット1本です。保冷用氷はサービスだったのでビニール袋に入れて保冷バッグで持ち帰ります。
キャンプ場へ帰ってきたのは19時頃になっていました。早速、ランタンとヘッドライトを取り出し点灯します。
この段階で、薪が太いまま一束転がっています。お風呂に入る前に薪割りをしたいところですが、嵩張らないのが一番!と全長30cm、刃渡りで13cmとコンパクトなナタを持ってきました。これがまるで歯が立ちません。このナタでは割れない、手に負えないので焚火は無し!と割り切りました。
お腹が空いてきたので、受付20時迄のお風呂は諦めて、晩ゴハンに取り掛かります。コンパクト焚き火グリル B-6君(笑's)にエコココロゴスを入れて着火し、買ってきたベーコンとソーセージを炙ります。
まきばレストランで買ったベーコンです
焼けるまでの間、前菜(?)にサラダを食べます
焼けてきたところでビールを開け、モグモグ、グビッとやると極楽でした
肉とビールが空いたら、缶つまのカキ燻製油漬けを温めながら、スキットルに入れてきたウイスキーをソーダで食べたら、これも極楽でした。
このシリーズ、旨いですよね
今回はツインアルプス(マルス酒造)
エコココロゴスの火が消えた頃には酔いも回ってきたのでテントに入ります。22時頃だったでしょうか。
テントの中で着替えて、シュラフに入らずコットにゴロリと転がったらスコンと寝てしまいました。さすがに標高1000m超だけあって夜半過ぎの冷え込みで目が覚めたので、改めてシュラフに潜り込みました。用心のためダウンハガー800の#3(モンベル)を持ってきましたが、ちょうどピッタリでした。やっぱり高地は冷えますね。
その2へ続く
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