和竿を持って用水路へ
先週、バッテリーの充電後、寄り道して覗いてみた用水路へお散歩釣ーリングに行きます。埼玉県春日部市にあるかすかべ湯元温泉の脇を流れる用水路は、温泉の排水が流れ出ているため水温が高く、小鮒がウキを動かしてくれる冬の好釣り場と一部マニアの間で有名な小場所です。
さりとて冬の寒い時季には違いありませんので、天気予報を睨みつつ、微風晴天と予報が出た1月19日(日)に出掛けることにしました。ところが当日起きたのが10時半と寝坊、慌てて準備を整えます。
荷物の積載に取り掛かります。荷台の左側に釣り道具を入れたカメラバッグ(ビリンガム)をぶら下げ、ランチセットを入れたピクニックバスケットを荷台に乗せました。気分は、お散歩というかピクニックというか(笑)。
出発前のメーターです
出発したのは正午頃でした。贅沢にも外環道から東北道で岩槻ICまで高速道路を使います。16号線を走ってやってきたのは上州屋春日部店です。ここで小鮒用の仕掛けを一つ、アカムシを一袋買いました。
上州屋春日部店です
購入したら直ちに出発し、かすかべ湯元温泉にやってきました。入口へ続く道の脇に停めさせて貰って、荷物を下ろします。どこの釣り座が良いのかは皆目見当が付きませんから、日向の方へと歩いていきます。
今日の釣り場です
ふと見ると小さな土管からチョロチョロ水が出ているところがあったので、椅子を組み立てて釣り座を構えました。
これは…アヤしい
釣り座を決めたら準備を始めます。竿は東作の小鮒竿、9尺、11本継に買ってきたシモリ浮き仕掛けを繋ぎます。
シモリウキ仕掛けです
これにゴハンと調理器具を入れてきました
ウキ下を調整して、えさのアカムシを付けて投げ込んだら置き竿にして、早速お昼ゴハンにします。今回は昨日のうちに買っておいたおでんのパックです。コッフェルにあけたらアルコールストーブで温めます。
真冬の野外で火力が足りるかな?と心配していましたが、途中でフツフツという音が聞こえてきました。これなら大丈夫かな?と釣りに夢中で気が付いたら、いつの間にか火が消えていました。
蓋を開けてかぶり付いたら、ちょうど頃合いの温度で、美味しく頂きました。外で食べるゴハンってどうして簡単なものでも美味しいんでしょうね?
お腹が膨れたところで人心地が付きました。釣りの方は、ウキがさっぱり動きません。右へ左へと振り込む場所を変えて探ると、右側の枝が被っている辺りで、待望のアタリが出ました。
これ幸いというか、ようやくというか、三脚とビデオを出して久しぶりに撮影します。
ウキの動きを撮ってみた(46sec)
Click to Play
Mac : MP4(10MB)
Win : WMV(14MB)
あげてみるとイナっこ(ボラの幼魚)でした。意外なゲストです。海と川を行き来する魚とはいえ、海から遠く離れた春日部の用水路で釣れるとは思ってもみませんでした。
その後、何度かアタリが出たものの、釣りあげることができず、太陽が傾いてきた15時頃、納竿しました。
帰り道にページワン春日部などに寄り道して、19時前、自宅に戻ってきました。
帰宅後のトリップメーターです
走行距離は67.8kmでした。
冬場にのんびりと過ごせるところとしては手近で良いですね。もうちょっとウキが動くかと思っていたので、本命の小鮒が釣れるまで、再び挑戦したいなと思っています。
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