トップモノ語り

折れると一番困る竿

何は無くともこれを使っちゃうんです
CombatStick "TheTomCat" GCSC-55TL 5'8" : EVERGREEN
Metaniun MgDC7 : SHIMANO

一番使う組み合わせ
TomCat と Metaniun MgDC7

 もう10年くらいバスを釣る際にはトップウォーターばかりになっているのですが、最近最もよく使っている竿がコンバットスティックのトムキャットです。はっきり言って折れると一番困る竿です。

 購入したのは多分98か99年頃。近所にバスのプロショップができて中古品を扱っていました。そこで見つけた物です。

 この竿はコンバットスティックの第1世代、初期に発売された物で、その中でも異色の存在であります。というのもずばり柔らかい

 5'8"という全長に短いハンドル。少し胴にまで入って曲がる柔らかいティップ。やや反発力のある素材。まるでフロートチューブでの使用を念頭において開発されたかのような仕様なのですが、これが僕のスタイルにピッタリ合うんです。

 特に僕はカヌーでの釣りが多いのです。風に流されるので慌ててパドリングすることが多く、喫水が低く窮屈な姿勢での釣りを強いられ、ショートキャストでオーバーハングの下への投げ込む釣りが多い、これらの点から取り回しの良さが一番重要になるのです。

 この竿に出会うまではズィールのプッシュウォーター オールラウンダーを使っていました。則さんや道楽のユルユルポトンのスタイルでは無いんです。ビシビシ投げてチョイチョイって動かすタイプの釣りなんです。

 この竿のように短くて少し胴にまで入って曲がる柔らかい竿で、かつグリップが短い竿ってほとんど無いんです。大体がセミダブルのグリップだし、先調子過ぎるんです。

 イイ線いってるのがダイコーのカリスマスティックのトップ用2機種。触ってみたいかな?って思うのがメガバスのトップ用。しかしどっちも6feetあってグリップが長いんです。微妙なトコだけどダメなんです。

 渡辺釣具店のThe Customのショートロッドはイケそうかな?と最後の期待を掛けています。もし折れちゃったら改造するか自作するかしか無いかな?っていうくらいピッタリの代わりが見当たらないんです。

 この竿を使う時はPEラインを使います。だいたい1.5~2号です。浮いて伸びが少なくて、強いPEラインがピッタリ合う釣り方なんです。

tomcat1
TomCat & Calcutta 201XT

 組み合わせているリールはカルカッタ201XTです。実はちょっと大きいです。101XTの方がこの竿と自分には合っているんじゃないかと思っています。遠心ブレーキの調整もシビアで、バックラッシュが多いです。
 でも使うと大きな問題を感じないのでとりあえず使っちゃっています。なんか惰性でお付き合いしているような気になっていて、ホントのところは後ろめたさを感じています(笑)

 というわけで2005年1月4日にカルカッタ101XTを買ってしまいました。

calcutta
TomCat & Calcutta 101XT

 もう少し小さくなって握り具合も丁度いいです。やっぱりこのサイズの方が自分にあっているようです。

2016.5.30 追記

 近年出番が少なくなり、リールはカルカッタ101XTを処分して、50XTを組んだりしていましたが、2016年からは'08メタニウムMgDC7とコンビを組んで使っています。
 このリールは2008年に、和歌山カヌー遠征に備えて購入しました。以後、タチウオ、ショゴ、シーバスなどのライトジギングに使うことが多かったです。

SHIMANO Metanium MgDC7
メタニウムMgDC7

 このリールの最大の特徴はコンピュータによるブレーキ制御機能で、スプールの回転を随時読み取りブレーキを微調整してバックラッシュを防ぎます。ユーザーの調整は4段階。細かい設定は不要で逆風や遠投など実戦的なほとんどの状況をカバーします。

 現代のテクノロジーが投入されており、同年に発売されたばかりとあって、タックルベリー神田駅前店で中古で購入した際には44,800円(税込)とさすがのお値段でした。
 カタログスペックでは195gと軽量化も充分で疲れにくいし、7.0:1のハイスピードギアは投げて回収するトップの釣りではピッタリです。

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