憧れのSAGEを作ろう
最初の作業はグリップの購入です。リールシート部分はウッドのスペーサー、アップロックスクリュー(フードを埋め込むコルクリング付き)の金具がブランクとセットでしたので、そのまま使います。
グリップはコルクのハーフウェル。SAGEの低番手と言えば、フード埋め込み型のリールシートと合わせて、これがド定番のイメージがあります。ヤフオクで整形済みのグリップを購入しました。785円と激安です。
到着したものを見ると、なかなか品質も良く、良い買い物であったと充分満足です。
2016年3月26日、部品を持ってアトリエに行き、フル先生に相談に乗って貰いました。
リールシートはウレタン塗装でピカピカにしようかな…?と思っていたのですが、傷が付くと結構汚れて見えちゃうよ?というアドバイスを受けて、ウレタンコートはやめました。メーカーメイドもウレタンコートは採用していなかった記憶があるし。
SAGEのワインディングチェックは黒いゴムが多いんですよね。あれこれ調べてみると、SLTやXPなんかは銀色の金属のチェックを見かけましたが、僕の持っていた1290-RPLはゴムでした。高い竿でも質実剛健なのかしら…と話しているとニッケルで作ってあげるとのこと。これ幸いとシンプルな形でとお願いしました。
相談と世間話で製作の時間が尽きてしまったので、グリップ、リールシートの接着、ワインディングチェックの製作までフル先生が請け負ってくれました。ありがとうございます。
グリップです
ワインディングチェックです
SAGEのサイトには、自分で組み立てる人のためにガイドチャートが掲載されています。昔からブランクでの提供に力を入れているメーカーだけに自作派にも優しいです。いいですね、このサービス。
ところがあまりに古い竿のためか、RPL 490-4のデータは無く、RPL+ 490-4になっていました。まぁ変わらないでしょう、ということで、このチャートを採用します。
SAGE RPL+ 490-4のガイドチャート
No. | Size | Inch | cm |
---|---|---|---|
1 | 1 | 4 | 10.16 |
2 | 1 | 8-3/8 | 21.27 |
3 | 1 | 13-5/8 | 34.61 |
4 | 1 | 19-11/16 | 50.01 |
5 | 2 | 27-11/16 | 70.33 |
6 | 2 | 36-1/8 | 91.76 |
7 | 2 | 45-1/8 | 114.62 |
8 | 3 | 54-5/8 | 138.75 |
9 | 4 | 65-15/16 | 167.48 |
10 | 12 | 77-1/2 | 196.85 |
このチャートとフル先生に接着してもらったブランクを持って、佐々野釣具店にパーツを買い出しに行きました。スネークガイドはPacific BayのハードクロームXSNG。やや太めの銀色がイメージです。トップガイドも同じくハードクロームXFT。ストリッピングガイドは12番とやや大きめの指定です。これはスチールロッドのPalを作った際に余った手持ちのSAYMOのSiCガイドの12番を使います。
フックキーパーは普段使わないので、付けるかどうか悩みましたが、付けないことにしました。
ラッピングスレッドもRPLのデザインに合わせた色のものをサバロで相談に乗って貰いながら購入しました。PROWRAPのSIZE-Aで本巻き用にナイロンのRNSでカラーコード740とトリム用にCOLOR FAST(色が暗くならない)CFSでカラーコード722です。各432円(税込)でした。
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