トップ創作日誌

4pcsフライロッド製作記

憧れのSAGEを作ろう

2016-03-26~

その1

 2007年1月14日に行われたffmediaの懇親会での持ち寄りオークションに参加しました。その際に酒に酔った勢いでSAGEの490-4RPLBというブランク(竿の棒部分)を落札してしまいました。

 それまで僕の持っている4番指定の竿は2006年の夏のイエローストーン釣行の記念に購入したECHOのみでした。
 そもそもがマルチピース好き、そして唯一持っていたSAGEの1290-RPLXは2006年のモルディブ遠征で折れてしまったとあって、購入したのですが、酔った勢いで気が大きくなっていたことは否めません。その後、7フィート4番の竿を2本入手したこともあって、購入後、製作に至らず放置していました。

ずっとこのままでした
ブランクとリールシートです

 この竿は1980年代に製作されていた竿のようです。SAGEのour-storyのサイトを見ると、85年にはこのRPLシリーズが高い評価を受けていた、と記されてあります。もはや30年以上も前の竿になるのですね。
 一方で、手持ちのフライの雑誌35号(1996年)のとあるショップの広告を見ると、販売リストにRPLが載っているので、随分息の長いモデルだったようです。当時、貧乏学生だった僕はなんて高い竿なんだろう、どんなに凄いのかな?と憧れを持って見ていたわけです。

 その後、前掲の通り99年には中古で1290-RPLXを購入します。この竿は折れてしまい、さらには、近年フライの釣行が減ったため、ずっと放置していました。
 ところが、2016年3月に静岡県芝川、兵庫県市川に釣行した際に、特別区に濃密放流されるニジマスは大型が中心という現状(小型魚を成魚放流すると川鵜に食われてしまう)を目の当たりにして、C&R区間のシビアな大型魚を獲るために、長めのパンチのある竿があるといいかも?と思い当たったわけです。本当は手持ちの5番で事足りるとは思う(笑)のですが、昔から憧れていたSAGEを作って、今一度使ってみたいのです。

 製作の方針は普通に作るです。メーカーが製作して販売していた竿のデザインを踏襲しようと思います。

その2へ続く

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