トップ釣行記

イエローストーンへ行ってきた

ライズの釣りに入門するためアメリカへ

2006-09-09

その1

 2005年12月にあったフライフィッシングフェスタでWatersの河合さんからチラシを貰いました。河合さんはアメリカ・モンタナ州のリビングストンでフライフィッシングのガイド&コーディネイトをされていて、お話を聞いているうちにとても行ってみたくなりました。

 特に気になったのが初心者や経験の少ない方にこそ是非来て欲しいんです。素晴らしい釣り場こそスキルアップに最高なんですよ。釣り人の良いところ悪いところを全部魚が教えてくれるんです。といった言葉でした。
 これまでフライフィッシングの聖地と言われるイエローストーン国立公園およびその周辺、ヘンリーズフォークやマディソン川、ギャラティン川といった銘川は凄腕の人達が遠征するところと思っていましたが、この言葉はとても心強く感じられました。
 フライフィッシングのキャリアとしては異端(?)の道を歩んできた僕もそろそろライズの釣りに入門してみたいと思っていたところに、この言葉で昔Anglingなどで故芦澤一洋氏が紹介していた記事を読んで長らく憧れていたイエローストーンとが交わった気がしました。

 その後アメリカ遠征へ向けていろいろと調べてみると幸運が重なり、7月にはどうやら実現可能な状況になってきました。これは行くべし!と河合さんに改めて連絡をとり相談したところ、夏の暑さと観光客を避けて9月9日から17日の日程と決めました。

 日程が決まれば現地の情報を集めたり必要な道具を購入してウキウキ気分で準備です。とはいえいつもの通り直前にならないと何もしない性格が災いし、前日は徹夜作業でフライを巻いたり、パッキングをしたり。結構ドタバタになったのですが、9日の16時半には成田から出発しました。
 日付変更線を越えるので当日の18時くらいの時刻にボウズマン(Bozeman)空港に到着しました。これはお得な気がしますが、およそ15時間ほどのフライトと歯磨き粉まで取り上げる空港のチェックには閉口しました。

 空港で荷物を待っていると河合さんが声を掛けてくれました。フェスタ以来約半年ぶりの再会です。ここから宿泊するモーテルのあるウエストイエローストーンの街まで約2時間のドライブです。
 助手席で初めての右側通行に違和感を感じていると、時折動物が飛び出してくるからあまり飛ばせないんですと怖いことを仰る。案の定、ギャラティン川沿いの道でいきなり鹿が飛び出してきて、大変びっくりしました。やはりアメリカの道は注意が必要だ、と同時にガイドをお願いしてよかったと早々に感じたのでした。

 見るもの聞くことあれこれに驚きながら、ウエストイエローストーンのモーテルに到着し、時差ボケを感じる間もなく早々に就寝しました。

ごめんなさい
イエローストーン周辺図
ソースは忘れてしまいました。無断借用です。ごめんなさい。

その2へ続く

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