トップ釣行記

今度こそDHフライロッドデビュー

ようやくまともに釣りになりました

2004-05-04

その3

 4日は寝坊しまして起きると6時になってました。夜半過ぎから雨が降り出し、起きた時もまだ降り続いていました。
 川に着いて準備をすると2人組が丁度上がってきたところで様子を聞いてみると「釣れそうな雰囲気だけどダメだった」とのことでした。場所を変えるようでした。

 続いて組合の監視員の方が来たので昨日の様子を聞いてみると上流の中州の方でフライで1本釣れたとのことでした。時間は15時頃でちょうど僕は寝ていました。
 やっぱり投げなきゃ釣れないのね…と思いつつ、今日も同じポイントへ向かいました。

 川を見ると昨夜からの雨でやや増水しています。この増水では昨日釣れたという上流の中洲の方は入れないかも知れません。
 その思惑もあってポイントを変えなかったのですが、この雨で新しい桜鱒が下流から入ってくれればいいなぁ、と期待も膨らみます。

 川を渡り、昨日と同じ中州へ着くと川の中には1人しかいませんでした。この方の上流から川に入ってフライを流して行きます。

 キャストなどは随分慣れてきて致命的なミスは無くなってきました。流芯脇のカケアガリになってるんじゃないかな~という辺りを重点的に流していきますが、やっぱり桜鱒の音沙汰はありませんでした。

 後から思えばずーっとtype2ラインを使っていましたのでtype3に変えてみるなどしてみても良かったかも知れません。状況に合わせて他の道具を試してみる、といった工夫も今後の課題ですね。

 途中休憩を入れつつも川を流すこと3回目の11時前、風が急に強くなり、風向きが変わってこれまでの追い風から向かい風になりました。
 まだキャストに自信がありませんので岸にあがり、風が止むのを待つことにしました。

 早めの昼食をとっているとスペイキャスターがやってきて川に入って釣りを始めました。なかなか見事なキャストですが、やはり向かい風に苦戦しているようです。
 やがて川から上がってこちらにやってきたので「全然ダメですねぇ。この風ツラいですねぇ。」などと話していると、一緒に諦めムードになってしまい、川から上がることにしました。

 帰り道はさらに水位が上がっており、昨日の夕方から比べれば約20cmほど上がっていました。雨も弱まる気配が無いし、このペースで水位が上がれば夕方以降から明日はもう釣りにならないだろうと判断して予定より1日早いのですが帰途につくことにしました。

 今回はルアーを一回も投げませんでした。前回までのストレスもあって目一杯フライをやってみたかったという思いは満たされました。やってみて始めてわかることも多く、ダブルハンドの釣りに愛着も出てきました。

 桜鱒を釣るにはルアーの方が満足な攻め方もできますし、ポイントの制約もないのですが、とにかくこのGWの間、フライにこだわってやってみたのはなかなか楽しい経験でした。

Copyright (C) びぃ,2005-01-17,All-Rights Reserved.