10 Cast Game the Movie
Vol.3 @岡山
カヌーのお別れ興行に岡山まで遠征の釣り
2008-07-05～06
その2
一夜明けた6日（日）は8時集合だったはずがすっかり朝寝坊してしまい、9時に出発する有様です。大塚Ａくんを待たせてしまいました。ごめんなさい。
今日はどこに行こうか？と相談のうえ、明治池へ向かいます。
明治池はカヌーやフロートチューブが出しやすい、とても足場の良いところでした。今日は大塚Ａくんとケンイチくんでカヌーに、僕はフロートチューブで釣りを始めます。
フライかルアーかでとても悩んだのですが、先週の和歌山遠征のために調達した5ftロッドとコンピュータ制御リールを使ってみたかったので、ルアーでやることにしました。
石垣の向こうが駐車場になっています
奥行きのある長細い池でした
船を出した辺りは風下で、木の葉などのゴミが溜まっていました。釣りにくそうだったので思い切って池の奥までバタバタ漕いでいきました。若干の風はあるものの晴れて日差しが強く、結構な暑さになりました。
ようやく先行していたカヌー組に追いつくと釣れないとの返事です。カヌーが水に浮かんでいる写真はこれまであまり撮ったことが無かったので、この機会にと記念撮影です。
カヌーの雄姿も見納めが近いのね…
雨後の濁りが少し残念かな
一気に奥の方まで漕いできたので、そろそろ釣りを始めます。岸際ではへらぶなかコイかと思われる魚が時折バシャっと跳ねてます。ハタいてるのかな？
ルアーはズィールのテラーやサーブ・プロップなどを使いました。一番使い慣れているサイズですが、慣れないタックルに1年半振りのフロートチューブでなかなかキャストが思うようになりません。
が、そこはさすがSHIMANO。メタニウムMgDC7は投げるとウィーンと音がして、コンピュータ制御が効いてる感じがします。もちろんバックラッシュは無し。この音を聞きながら現代の技術って凄いなぁと感心していたのも、ストレス無く釣りができた理由ですね。
さっきの写真の突きあたりから出船場所を望む
道具の使用感は良好なのですが、バスからのご挨拶はありません。大塚Ａくんがワームで1匹釣ったというだけです。急に濁ってしまったことが影響しているのか…。
お昼近くになり、カヌー組の二人はこの池はもう見切ったと終了を決めてしまいました。ゆっくりのんびり釣りながら帰ることを考えて、いきなり遠くまで来た僕には、ちょっとツラい距離が待っています。
そこでカヌー組が先に上がって、近くの上陸できるところまで車で迎えに来てくれることになりました。ラッキー。
左奥はこんな感じ
その間、最後の悪あがきをします。池の奥を確認したものの、あまり遠くまで行ってはまたもや移動だけで疲れてしまうので、上陸予定地の脇をしっかりじっくり探ることにしました。
しかし小さいブルーギルがチラホラ見える程度で、全然アタリも無し。残念ながら終了となってしまいました。
後片付けをして車に乗って、昼食を食べに行くことにしました。ケンイチくんの熱いリクエストでうどん屋さんへ。のんびりまったり話をして過ごしました。
このままでは終われないなぁ～と話していると、ケンイチくんが岡山空港の駐車場脇の安部倉ダム貯水池の情報をくれました。アルミボートが出てると言いますから結構大きい池のようです。
翌日仕事があるケンイチくん、大塚Ａくんとはここでお別れです。このまま大阪に帰るだけでは芸がないので僕一人でリベンジマッチです。
安部倉ダム貯水池に着いた頃には既に17時になってしまいました。19時過ぎに暗くなることを考えると、2時間ほどしかやれません。駐車スペースと岸へのアプローチの都合からフロートチューブ＆ルアーで出撃することにしました。何と言っても新しいタックルに魂を入れねば。
安部倉ダムを水面から。
高さが14mなのでダムではなく、実は堰堤なんだそうです。
先行者はフロートチューブが1人にジョンボートが1隻でした
道路側の岸は影になっているので、こちら側で釣りたいな、と見ると、フロートチューブの人がこちらに向かって流しています。ブチ当たるのもなんですので、彼を追い越すまでバタバタと漕いでいき、自作シングルスウィッシャーを結んで釣り開始です。
木の脇に落ちるといきなりバシャ！と着水バイトです。残念ながらフッキングできませんでしたが、1投めからこの調子なら期待が持てそうです。
池の奥の方（駐車場入口方向）へ
ところがその後が続きません。さっぱり魚が出てこないので自作ダーターに替えても、アタリ無し。次第に陽が傾いてきましたし、時間だけが過ぎていきます。やばい！
薄暗くなってきたので、少し明るいめの色のルアーを…とダイビングタイプの自作ペンシルベイトに変更します。これは引っ張ると少し潜ってポコン！と浮き上がる動きが特徴のルアーです。この動きにバスが興味を示したようです。待望のバイトが3発あったのですが、いずれもバラしてしまいます。時間が無いってのに～。焦り過ぎ。
フロートチューブのバッグに入れた携帯がブルブル鳴って、メールが届いたことを知らせます。あれ？誰からかな？と思った瞬間、殺気が消えたのかバシャ！とバスが水面に飛び出ました。今度こそ！と巻いてくると小さいながらもようやくゲットです。良かった～。
やっと釣れた～
今回始めて使ったブルーダー＆メタニウムMgDC7と記念撮影
なんとかもう一本、なんとか…！と思いつつ、すっかり暗くなってしまった20時まで池に浮かんでしまいました。もうルアーが見えないし、投げても岸の草むらに引っ掛かってしまって釣りになりません。今日使った自作のシングルスウィッシャー・ダーター・ペンシルベイトの3つを失くしてしまって、うなだれて引き上げることとなりました。残念。
まっくらになった池で後片付けをして、大阪の実家へトボトボとドライブです。21時頃出発したものの、途中休憩をとったので深夜1時過ぎに到着しました。それでも通常なら3時間は掛からないでしょう。岡山も随分近くなりました。
さすがにさいたままでのドライブは大変ですので、翌7日（月）に休暇をとり移動にあてました。ゆっくり時間をとったおかげで無事自宅へ戻ってきました。疲れたけど楽しい旅でした。
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