カヌーのお別れ興行に岡山まで遠征の釣り
やがて北海道に旅立ってしまう予定のカヌーのお別れ興行として、ケンイチくんと大塚Aくんの住む岡山へ遠征に行って来ました。しばらく乗れなくなるであろうカヌーを満喫して10 Cast Game the Movieに挑戦します。
quiet funkというルアーで知られるビルダー久保田氏が提唱するブラックバスのサーフェスゲームを楽しむ趣向です。
2人以上で同船し、10キャストごと(制限時間15分)に釣り人を交代します。釣りをしない人は操船、観覧、撮影を担当します。
ポイントの選定、キャストへの集中、バイトへの期待など釣りの濃密感を高めるのが、このルール設定の目的です。
同船者は随時募集中です。一緒に楽しんでみませんか?私は好きなフライフィッシングを取り入れてますが、勿論ルアーのみでもフライのみでも大歓迎です。
4日(金)の仕事が終わると、そのまま東京駅から新幹線に乗って大阪の実家に向かいました。実家に到着したのは23時頃。仮眠をとってから先週の和歌山遠征の帰りに停めておいた車に乗って、岡山を目指します。
集合時間となった5日(土)朝6時、ケンイチくんの家に到着しました。久しぶりの再会の挨拶もそこそこに、早速荷物を積み込み備中湖(新成羽川ダム)に向かいます。
現地に到着すると随分奥行きのある広い湖です。大塚Aくんは現地で集合なのですが、携帯電話も圏外だし、湖上に浮かぶ我々を見つけるのは難しそう。大丈夫かな?
湖岸沿いを車で走ると、エンジンを付けた船が進むのが見えます。そろそろ我々も釣りたいねぇ、とカヌーを降ろせるところをアレコレと探します。
ケンイチくんが道端から湖岸に下りられる場所を探しあてたのは8時を過ぎていました。道具を準備し、いざカヌーを降ろそうと道端を見ると、キイチゴがなっています。へぇ~珍しい。
出船の準備を整えると、ケンイチくんがカヌーの前席を譲ってくれました。体重の重い僕は普段前席に座ることはほぼありません。漕いでもスピードが出ない、一旦曲がると慣性が付いてしまうなど、船においてトップヘビー(船首が重い)は避けるべき悪条件ですから。
でも遥々やって来た僕のために譲ってくれたのだろう…と、ご好意に甘えることにしました。
さて、早速ケンイチくんに10 Cast Gameをやりませんか?とお誘いしたところ、ちょっと待って、最初は普通に釣りしよう。まずは様子を見てからとの返事が返ってきました。ところが結局このまま最後までずっと普通の釣りになってしまって、ほとんど撮影しませんでした。
様子見で…と釣りを始めた早々に、僕の投げたオリザラに初バスがご挨拶に来てくれました。
ケンイチくんはホッツィートッツィーorgを投げていきます。ついつい自分の釣りに夢中になっていたものですから、初バスのバイトシーンを撮り損ねてしまいました。ファイトの途中になってしまいましたが、ケンイチくんの笑顔が素敵です。
ケンイチくん、バスゲット!編 1min52sec
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Macintosh : QT(11,463KB)
Windows : WMV(25,545KB)
MPEG2 : MPEG2(85,862KB)
その後、橋の方へと進みますが、フロートチューブの先行者が二人いたので、引き返して別の場所へ廻ります。広い湖ですとあまり先行者が気にならないのでいいですね。大きめのルアーでいっぱい探っていこう、という気になるのは、精神的にも良いことです。
別の川筋に入っていくと、奥にはオイルフェンスがありました。ここにはバスが付いていたようで、好ポイントでした。ケンイチくんも僕もフライを投げてみます。
フライでバス編 2min44sec
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MPEG2 : MPEG2(127,054KB)
チビギルがつつきました編 54sec
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Macintosh : QT(5,524KB)
Windows : WMV(16,802KB)
MPEG2 : MPEG2(40,454KB)
このオイルフェンス付近で釣りをしていると、遅れてやってきた大塚Aくんが湖岸の道路から我々のカヌーを見つけてくれました。見つけられるかな?無理じゃない?と話していただけに良かった良かった。
この場所でひとしきり楽しんだ後、カヌーを下ろしたポイントに戻り、大塚Aくんとの久しぶりの再会です。ちょうどお昼になっていたので、お昼ゴハンを食べたり、のんびりして休憩しました。
午後はどうしようか?と話していたところ、大塚Aくんはへらぶな釣りをやる、と言い出しました。この備中湖はデカいへらぶなでも有名なんだそうです。僕とケンイチくんは再びカヌーに乗って後半戦と相成りました。
再び出船した後は反対側へ進みます。船を下ろした近くには謎の水流攪拌装置が聳え立っていました。実はケンイチくんのお仕事関係の設備で、ちょうど先週この湖に仕事で来たばかり。釣りができなかったので今週行ってみたい、ということだったようです。
もちろんこれだけの巨大構造物ですからバスも付いているんじゃないかな?ぜひルアーを投げようと行ったのですが、ケンイチくんは仕事を思い出してしまうせいか、2・3投で早々にパドルを漕ぎ始めてしまいました。
おいおい!もっとやろうよという僕の意見は聞き入れられず。そりゃ気持ちは分からんでもないけどさ…。
昼過ぎから風が吹き出し、カヌーが流されながらの釣りになりましたが、この日の傾向を見ると、土の斜面は魚が出ないようで、岩盤と風で枝や木の葉、ゴミが吹き寄せられる風下の浅場が良かったようです。
とはいえ広い湖面を渡る風に押されてしまい、岩盤を探して大移動するのは大変です。岬の岩盤周りから風に流され風下の浅場狙いがなかなか好感触です。
この日の釣りは集中力が切れそうになる頃、思い出したようにバスが水面を割って出ると撮影に不向きな状況でした。しかも僕のルアーには1回バスが出ると、その後バスが出てこないという不思議な呪いが掛けられてしまいました(笑)。ただ辛抱が足りないだけかも知れませんけど。
キャッチできたのは、庚辰、バスバグ、改造アワビ張りマイケル、ビッグラッシュ、クレイジーペンシル、ジャイアントドッグX。計7匹釣れました。
バラしたりハリ掛かりしなかったりで、キャッチできなかったのはO.S.PバズZERO ONE、オリザラウッド、ビッグバド。イワイミノーにはあと3cmのところまでバスが寄ってきたのですが、食ってくれませんでした。
10回以上魚とのコンタクトがあったので、久しぶりにたくさんの魚に遊んでもらった気がします。こうして振り返ると、もっと撮影しとけば良かったですね。ケンイチくんもすっかりバスバギングに夢中になっていましたから、辛抱して撮影すれば…とちょっぴり反省です。
夕方に用事があるという大塚Aくんは先に上がって一旦帰宅し、残った我々は釣りに夢中になっていると、あっというまに時間が過ぎて、たちまち19時になってしまいました。今日の釣りはこれにて終了です。35~40cm過ぎの一番元気のあるバスが結構出てくれたので、釣って楽しい充実した一日でした。
岡山市内で再び大塚Aくんと落ち合って、3人での夕食は焼肉で元気を付けました。明日は8時に集合と打ち合わせをして、今晩はケンイチくん宅に泊めてもらいます。さて明日も釣れるといいなぁ。
その2へ続く
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