子供の頃の憧れだったチヌの落とし込み釣りに挑戦する
ライギョ探索の疲れもあって、17日は昼前まで実家でのんびり寝ました。従ってチヌ釣行は午後からとなりました。
日曜日の午後便は14時出船、18時沖揚がりになっています。実家を12時過ぎに出発し、13時30分頃丸高渡船に到着しました。
ここではえさの扱いが無いとのことなので、Tポートまで行き、えさのイワガニを購入しました。20匹で500円ナリ。
丸高渡船に戻り、準備を整えるともう出船の時間が迫っていました。慌てて料金1,900円を支払い、乗船名簿を書いて乗船します。
渡船に乗ってセル石へ渡ります。仕掛けを作ろうとしたら、船にえさ箱を忘れたことに気付きました。一緒に渡ったおじさんが携帯電話で連絡をしてくれて、渡船が帰り道に寄ってくれて事なきを得ましたが、とんだ大失態です。おじさん、ありがとうございました。
天気は雲が多く、風がやや強くて、真夏の真昼にしては涼しく過ごし易い良好な条件でした。お客さんはそれほど多くなくて、すれ違った人は5人くらいだったでしょうか。
仕掛けは竿3.9m、リールがダイワのチヌ駒200X、道糸2号、全長約3mの自作目印仕掛けに、ハリスがフロロの1.5号を矢引き分です。ハリはガマカツのカニ専用落とし込みチヌ3号にガン玉2Bを打ちました。
まずはえさをつけて落とし込んでみます。仕掛けがどんな感じで落ちていき、どう流れるのか確認してみます。
意外に沈むのが早いなぁという感想で、仕掛けはほとんど流されません。何度か岸壁際に落とし込んでみますが、果たしてこれで良いのかどうだかさっぱり分かりません。
ポイントを探してすれ違う釣り人がどうですか?と声を掛けてくれました。これ幸いとすみません。ちょっと仕掛け落としてみて貰えます?落とし込み初挑戦なので、どんなモンだか分からないんですとお願いしてみます。その方は笑いながら目の前に仕掛けを落として実演してくれました。
実際見てみると、仕掛けの落ちるスピードが僕よりややゆっくりでした。今日は波っけがあるから、あまり落ちないねと言ってましたので、あまり問題ないのかな?
今は干潮だから見えるけど、岸壁の下は窪んでいるから、奥まで送り込むように落とし込むんですよとアドバイスを頂きました。
ヨコから見た図
教わった通り奥まで奥までと呪文のように呟きながら落とし込んでいくと、早々にえさが取られてしまいました。え?ウソ?全然アタリ分からなかった。
えさが落ちていく最中にチヌが食っても、チヌが動き出さなければ糸に付けた目印はほとんど動かず、落ちていくスピードが遅くなるとか止まるだけです。僅かなアタリが落とし込み釣りが難しいとされる所以です。この微かな変化を見逃さず、ハッシ!とあわせなければチヌは釣れません。むむ~なかなか手ごわいぞ。
夕方の18時まで歩いては落とし込みを繰り返し、アタリが取れずにえさだけ取られたのが3回。仕掛けを引き上げる時に、手元にガガッ!と感触が伝わったのが1回きりでした。難しい~!
今日はやや風も強かったし、最初からうまくいくほど甘くはない、と覚悟していましたので、まぁ今日はこのへんにしといたろ!とお約束の捨て台詞とともに、セル石を後にします。
とはいえ船の中では今日の一番は10枚も釣ったらしい。えさはフジツボらしいよと聞いて、かなりガッカリです。そんなに釣れているなら僕にも1枚くらい…。
悔しい思いを胸に、明日再び挑戦します。なんとか1枚でもチヌを釣りたい!浪速っ子の憧れを明日こそ果たさんかな!
その3へ続く
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