成人用紙おむつの威力を身体を張って試してみた
2日(日)の夜中に自宅を出発し、常磐道を北上します。途中のコンビニで仮眠後、6時30分頃、目的の溜池に着きました。水際から眺めてみると、水位が随分下がっています。
先行者はありませんが、さすがに東北、気温が低く手がかじかむ程です。これじゃあ水面にバスが出てくれないんじゃないか?と不安な心持ちになってきます。
まずは釣り道具を準備し、フロートチューブを膨らませます。
次に服装の準備です。まず小用を済ませた後、脱衣後、成人用紙おむつを装着します。その上から冷え対策としてL.L.Beanのポーラーテック・ドライパンツを着用して、ネオプレーンウェーダーを履きます。
上半身には肌着としてmont-bellのジオライン・ミッドウェイトラウンドネックシャツを着用し、その上からシャツを着ます。
基本的に肌着で保温と放湿を稼ぎます。このような準備になるとサーフェスゲームも最終盤ですね…。
早速入水すると、やはり水温が低いようで、ネオプレーンウェーダーなのに冷えてきます。珍しく温度計を持ってきたので計ってみました。
反時計回りに池を回っていきます。岸際は減水の影響でブッシュ・オーバーハング・倒木などが少なく、バスバグを投げ込んでいく場所があまりありません。ゆるやかなスロープ状の地形ばかりで、岸際から1mは底が見える有様です。
ガマカツB10Sの#2フックで巻いたバスバグにはさっぱりバイトがないので、#4サイズのフライに替えても芳しくありません。唯一と言ってよさそうな沖まで倒木のあるポイントへやってきたところで、TMC8089の#6サイズのバスバグに変えます。
ここぞ!というところでバシャッ!と出たのですが、ハリ掛かりする感触はありませんでした。あ~あ。
どうにもフライで撃つ場所が少ないので、ルアーに変更することにしました。障害物の無いシャローを広く探るにはバスバグは向きません。一旦上陸しようと入水地点に向かう途中の8時11分、いよいよその時がやってきました。そう、尿意が襲い掛かってきたのです。
ちょうど池のド真ん中。慌てて上陸すると泥の斜面ではロクなコトになりません。ここはココロを決めて成人用紙おむつを試してみることにしました。
慎重にかつおもむろに排尿するとじんわりと紙おむつが暖かくなっていくのが分かります。じわじわと暖かい場所が広がっていきますが、紙おむつから外れたところにまでは広がっていかないようです。よし!
そのまま上陸し車の元へ戻ります。竿を替えるこの機会に、と紙おむつを脱いで確認したところ、横モレもしていないようで、肌はさらっとしたままです。うむ。これは使える。
最大5回の排尿を吸収することができる、とパッケージには書いてありますが、2度め3度めを試すにはあまりにもリスキーです。ここは素直に新しい紙おむつに履き替えます。
すっきりしたところで竿をルアーロッドに替え、ケースを入れ替えます。
これまでフロートチューブで騒がしくしたので場所を休めるべく、お隣の池へと移動したところ、少し風が吹いてきました。ここで棒引きルアーのパイオニアヒヨコブランドのダンガン・タイフーンを投入します。風に向かって進む時はスローの棒引きで、流されているときはネチネチと動かすという2本立てで攻めるのですが、さっぱり釣れません。
お昼に休憩をとったあと、最初の池に戻り、再びダンガン・タイフーンを投げるも魚の姿を見ることすらありませんでした。15時前に庚辰・ズィールのテラーを投入して、クイックな首振りアクションで広く探ってみましたが、こちらもウンともスンとも言いません。
やっぱり季節が進み過ぎたのかな?と辺りが暗くなる前の15時30分頃にあがりました。今夜はやっぱりお風呂に入りたいので、ホテル芳門という宿を取って休みました。
その3へ続く
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