トップ釣行記

福島バスバギング遠征

成人用紙おむつの威力を身体を張って試してみた

2008-11-02

その1 巻頭言

 今年も福島の木戸川・請戸川でサケ釣りにチャレンジする季節がやってきましたが、残念ながら抽選に申し込むのを忘れていました。昨年は抽選に外れたものの新潟・荒川でのサケ釣りの機会があったので、サケ釣り自体は釣行の機会に恵まれましたが、今年のサケ釣りはまるで無しになりました。
 そこで今年はこれまでサケ釣りのオマケだった溜池でのフロートチューブでバスバギングを本命に昇格し、じっくりたっぷり堪能すべく行ってまいりました。
 前回の釣行は一昨年。短時間でしたが、自己タイ記録となる48cmを釣ることができましたので、今年こそ自己記録更新といきたいところです。

 今回は新しいアイテムを投入します。それはずばり成人用紙おむつ。以前からの懸案事項であった成人用紙おむつはフロートチューブ使用時の小用問題を克服できるのかを実験検証してみたいと思います。

 ご存知の通り、フロートチューブはチェストハイウェーダーを履いて浮き輪に乗って水に入り、水上を移動して釣りをすることができる便利な道具です。
 しかしながら浸水を防ぐウェーダーを着用しているため、尿意を催した際にはウェーダーを脱いで小用を足さねばならず上陸を余儀なくされます。ここで近くに上陸できる地点がない場合には、上陸地点への移動がはるか彼方を目指して気の遠くなるような尿意との闘いとなるのです。
 もちろん早めの休憩や水分補給を控えるなど策を講じてはいるのですが、フロートチューブフィッシングを心置きなく楽しむためには後顧の憂いを除いてしまうのが一番です。

 まずは近所の大型薬局に赴き、実験対象を選定します。選定基準には安心の大容量運動を妨げない形状・製法横モレ防止性能を掲げて、店頭での徹底比較を繰り返します。
 長考の末、決定したのはユニチャーム社のライフリー・リハビリパンツでした。

これに決定!
今回の実験対象

 さてこれをいきなり現地実験に導入する程、無茶なワタクシではありません。自宅での事前実験を経なければ、とても怖くて持ち出せません。
 事前実験は尿意を催したら全て脱衣した後成人用紙おむつを装着し、そのまま浴室へ駆け込んで全てをシャワーで洗い流せるように準備を整えるところから始めました。
 そして恐る恐る、しかしかつ、おもむろに排尿します。紙おむつに暖かい感触が広がるものの、即時に高分子吸収体が水分子を取り込み、尿が足をつたって流れることはありませんでした。ベタベタしたりジメっとすることもなく、感触もサラサラとしたものでした。素晴らしい!

 事前の実験結果としては非常に良好です。難点があるとすれば高分子吸収体が尿を吸収した後が重い!のです。尿が消えて無くなるわけではないので、排出した量が200ccであればおよそ200gの重量がこの紙おむつに掛かるわけであります。
 排尿時に泌尿器が左を向いていれば紙おむつの左側に偏って吸収されるため、重さが偏り非常に違和感を感じます。さりとて紙おむつを装着していれば手で掴めないため、排尿時における泌尿器の向きを修正することは不可能です。この点は現地実験運用時の課題となるでしょう。

その2へ続く

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