兎谷津HCで場所選択の重要性を知る
兎谷津へら鮒センターで行われた道満へら鮒会6月例会に参加してきました。
5時に集合すると、天気は曇りで雨は降らなさそうです。釣り座は中央桟橋奥、大池を背にして、右隣にO氏、左隣がへらむぎさんの間に入れて頂きました。
先週の試釣の感想から浅ダナの両ダンゴから始めます。竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、ハリス0.4号15-20cm、ハリ改良ヤラズ4号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ7号です。
えさはガッテン:水を4:1(単位は100cc)で作りました。
隣のへらむぎさん、O氏ともに両ダンゴです。パッと見たところ、へらむぎさんが一番ウキ下が浅く50cmくらい。O氏が80cmくらいとみて、僕は1mほどとって最後に釣り開始です。もう6時になっていたと思います。
ところがへらむぎさん、O氏ともにウキが動かないと早くも大ピンチを告げます。僕のウキもえさをボウル半分打っても同様に動きません。竿を延ばして沖目を攻めるか…?どうしよう?と誰ともなく打開策を話し始めたところで、へらむぎさん、O氏が偵察に出ます。
背後の大池とを分ける道路から出ている桟橋に入った会員が結構竿を絞っているように見え、3人でチラチラ後ろを見ていたのです。
その間僕は一人残ってえさを打ちます。二人がえさ打ちを休んでウキが動くなら、人災(混雑による食い渋り)と判断できます。
二人が戻ってくるとあっちは別世界だよ。移動しようと明らかに様子が異なるようです。一方こちらは相変わらずウキが動き出すことが無かったので、早速移動に取り掛かります。
ま後ろの一番奥の桟橋はちょうど人がいませんので、ここへ移動しました。へらむぎさんは右隣(事務所寄り)の桟橋、O氏は3つ事務所寄りの桟橋に移動し、これまで釣っていた人の隣に入れてもらって再び釣り開始です。
仕掛けやえさなどそのまま同じで振り込むとなんと2投めにウキが動き始めます。こんなに違うとは!
4投めにはツン!というはっきりしたアタリが出て、本日第1号が釣れました。
その後1時間は時折サワリが飛ぶくらいの程々のペースで6枚釣れました。トイレに立った時にO氏に状況を話すとそれはえさ打ちが足りないんですよとアドバイスを頂きました。
席に戻って頑張ってえさを打つとペースが上がってきました。サワリが途切れなくなって、良いアタリが出るようになりました。
魚の寄りが良くなってきたようなのですが、先週と同じくカラツンになります。えさ付けを小さく柔らかくしますが、やはりサワリやアタリが出ません。少し大きめに付けた方が良いようです。
アタリ返しを待って狙うとややハリ掛かりの確率が上がったような気がします。先週試釣に来ておいて良かったです。
先週よりもう少し活性があるのかえさがもちません。ガッテン:浅ダナ一本:水を4:0.5:1(単位は100cc)で作ったものを使いました。
11時を回ると、えさ落ちまで待っても明確なアタリが出なくなり、食いが渋くなってきました。アタリが出るのを待つと再び寄せ不足になりますので、トロ掛けを試してみます。
まずは仕掛けは変えず、下ハリにトロロを掛けるだけで様子をみます。すると意外にカラツンが止まりません。ダンゴへの興味はあるが、吸い込みきれないのか?とみて、仕掛けを変更します。
えさを大きく付けられるように上ハリを改良ヤラズ6号にします。上ハリスを10cmに詰めてダンゴへのアタックを減らし、トロロを掛ける下ハリスを15cmにします。
さらにガッテン:白べら:水を4:0.5:1のブレンドに替えて、よりバラけて麩えさの粒子が漂う感じを狙ってみました。
27枚を釣ったところでフラシ交換をします。ちょうど8kgだと思っていたら、記念に撮った写真を後からみると8kg無いっぽいなぁ(笑)。
フラシ交換の後はアタリが飛んでしまい、次の28枚めが釣れるまでに30分掛かりました。やっぱり再放流は気を付けなければいけませんね。
13時過ぎ、左隣の桟橋に入っていた人が帰ると、水面のジャミに混じってへらぶなのもじりが出てきました。どうやら活性があがってきた?そうなるとダンゴへのアタックが増えるようで、カラツンが増えてきました。
えさのガッテンが無くなってしまいましたので、GTS:特S:白べら:水を2:2:1:1に替えます。ちょい固めでバラける感じを狙ってみました。
えさを替えた影響というよりは寄りがキツくなって、トロ掛けでは釣り切れない感じでした。時折両ダンゴに替えたらポロッと釣れたり、上ハリに掛かったり。
枚数は伸びていきますが小さい魚が多く、重量は伸びていきません。小さければ数がもっとペース良く釣れてほしいところですが、カラツンが多く、いまいちストレスを感じてしまいます。
ちょうどえさを打ち切ってしまって15時前に釣り終了です。検量すると3.2kgでしたので、1枚めと合わせると39枚、11.2kgでした。枚数としては自己2番目の記録なんですが、重量は先月の道祖土園を下回ってしまい、物足りない感じが残ってしまいました。
参加賞はタンゴールでした
優勝は24.6kg、中央桟橋をさらに超えた向こう岸で釣っていた方でした。9尺のカッツケ両ダンゴとのことです。またもや半分釣れなかったなぁ。
この日は中央桟橋の状況が極端に悪く、両岸が良かったようです。向こう岸は人気が無く、入った人も2・3人だったようですから、気難しいへらを相手にすることなく釣れたのかも知れません。
今回ほど場所の差が大きく出たのも珍しい経験です。野釣りではポイント差が大きく出ることが珍しくないと聞きますが、管理釣り場でもポイントを見る目を養わなければいけませんね。
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