やればやるほど闇の中です
来週11日に武蔵の池で行われる道満へら鮒会7月例会に向けて試釣に行ってきました。当初は4日に別の予定があるから…と先週28日(日)に行ってきたばかりですが、この予定が流れたので今週も試釣となりました。
例会本番となる来週を含めると3週連続で通い詰めることになります。これで釣果も少し上向いてくれれば、修行の甲斐があるというものです(笑)。
この日はへらむぎさんも試釣するとのことでご一緒させて頂きました。6時前に到着すると武蔵の池の土曜大会にぶつかってしまい、結構な人が来ています。
この大会には参加しませんでしたので大会参加者より先に入場、へらむぎさんと検討した結果、中央桟橋の東向き事務所寄りの114番に釣り座を決めました。
この日は道満へら鮒会の会員の人も結構来ていて、みんなで並んで釣りました。10人を超えたのではないかと思います。
先週は8尺ヒゲ天をやってみましたが、午後から釣果が伸びたものの午前中は大苦戦でした。今日はメーター両ダンゴをやってみます。
というのもさすがに梅雨時だけあって先週は雨や曇が続きました。この日も朝からたまに微小な雨粒が腕に当たることがあるという曇天で日照時間が少な過ぎるはずです。今日は雨は降り出さないと天気予報では言っていますが、曇天の先週でさえ午前中は一向に釣れず浅いタナの方がいいのかも?と思ったくらいです。
仕掛けは竿シマノ慶匠8尺、道糸1号、ハリス0.5号20-27cm、ハリ改良ヤラズ5号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用7号です。
えさはガッテン:GTS:粘力:水を200cc:200cc:スプーン半分:100ccで作りました。水面直下のへらぶなを避けるにはハリスを短くすれば良いのですが、それではアタリが出ないことが考えられます。そのためハリス寸はアタリの出る長さを保ちつつ、えさを硬くする、あるいは粘りをもたせるなどして、タナまでもつように調整します。
釣り開始は土曜大会の開始と同じ6時半頃になっていました。えさを打ち始めると、ウキのトップがなじみません。えさをしっかり付けてやるとようやくトップが沈むようになり、早々にサワリがでています。
浅いタナに魚がいるようだな…と思っていると、スコン!とアタリが出て、初モノが釣れました。
ところが案の定というかお決まりというか、その後が続きません。水面近くに魚がワラワラと寄ってくるのですが、1メートルのタナに少ないようで、ウキには弱いサワリしか出ません。
えさを1ボウル打ったところで粘力を抜いたり、3杯めは重いえさをとガッテン:ダンゴの底釣り夏:水を3:1:1で作ったり、と試しますが、一匹追加したのみです。
どうにも釣れません。10時30分になり釣り開始から4時間が経つのに2枚です。新たな手を使って釣れる方法を探っておこうと13尺を繋ぎます。
道糸1号、ハリス0.5号20-27cm、ハリ上下とも改良ヤラズ5号です。
ウキは 先週の釣行で8尺ヒゲ天用のウキが壊れてしまいました。そのため新しいウキを北浦和のシバタ釣具店で買ってきました。
ルアー・フライのウェアではPazdesignブランドでお馴染みのザップ社から(その後釣工房たけうちになりました)武州ブランドで発売されているへらうき阿吽の深宙パイプトップの11番です。来週に出番があるかも知れないので、事前に使用感を確かめておきます。
えさをペレ道:白べら:軽麩:浅ダナ一本:水を各100ccで作ったペレ宙です。これを一生懸命打ち返していきますが、1ボウル打っても2回モヤッと触っただけで全然ダメです。タナを2mまで下げて試してもダメでした。
沖のペレ宙は無いと見切りを付けて、底チョイ切りのチョウチンを試してみます。
ハリス0.5号50-65cm、ハリ上下とも改良ヤラズ6号、ウキはそのまま。底取りゴムで軽く水深を測って、ハリが底から上約30cmくらいにくるよう調整します。
えさはガッテン:浅ダナ一本:ペレ道:水を2:1:1:1(単位100cc)で作ってみました。
沖がダメなら深いところ…とえさを打ってみると、こちらは3投めにサワリが出てきます。ペレ宙より断然いい感じです。
ツン!と小さいながらも鋭いアタリが出て久しぶりの3枚めが釣れました。その後もポツポツ釣れるのですが、型が小さいです。
ウキがなじむ途中にサワリが出るものの、えさがブラ下がってからしかアタリません。しかもアタリが小さい。ハリスを上下とも5cmずつ詰めると幾分アタリが大きくなりましたが、目の覚めるようなアタリほどハリ掛かりしません。
アタリまで時間がかかることとへらのサイズが小さいのではこのタナでは勝負になりません。
13時を回り、へらむぎさんのヒゲ天やってみれば?の声に先週と同じ8尺ヒゲ天を試しておきます。左隣で釣っていた会の方は9尺ヒゲ天で順調に釣っていたのでカチ合うのですが、せっかく買ったウキがどんな感じが知りたいし。
えさ落ち目盛りの調整をしてデカいバラケを付けて振り込んでみると、トップが長い分浮力が強いようです。先週使ったかちどきのSPTオールマイティー6番と比較すると、背負うオモリが多いようです。
爆弾のようなバラケを打っていくと、さすがに3投めからサワり出し、早々にへらが釣れてきました。さすがに威力抜群ですが両隣はドン引きでした。
まさに爆撃のようなえさでゴッソリへらを寄せてしまうのですから、自分のへらも持って行かれたと感じても仕方ありません。
実際へらむぎさんは(僕がハリス交換などで)えさ打ちが止まっている間しかアタらないよ。来週は隣に座らないでねと仰り、右隣の方はイマイチ釣りきれない僕をみてまさに共倒れってヤツだと呟いておられました。
タナにはへらが寄るのですがバラケへの攻撃が多いようで、小さいアタリがカラツンになります。さりとて大きく強いアタリは待っても出てきません。アタリが小さいのは先週と同じか…困ったなぁ。
あっという間に15時になり、釣り終了となりました。この日の釣果は11匹、5.4kgでした。先週より釣れてません…あれこれ探ったからなぁ。
この日の結果です
やはり混雑の影響があったのでしょう。土曜大会の参加者もほとんど竿が立っていませんでしたし、釣り場の大会途中経過の放送でも釣果が伸びていませんが頑張ってくださいとの異例の激励がありました。
へらむぎさんはトロロの方が型が良いと感想をもらしていました。僕も同様の感想を持ちました。
来週の例会は武蔵の池愛好会とカチ合っているので予約が既になんと80人!今日より食い渋るのは必至です。さてはていったいどうやって釣ろうかなぁ。頭が痛いです。
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