メーター両ダンゴ強化月間の成果を椎の木湖で
道満へら鮒会8月例会が埼玉県羽生市にある椎の木湖で開催されましたので参加してきました。
この日のために先月の例会以降、メーター両ダンゴ強化月間と銘打って特訓を行ったのですが、肝心の一週間前は寝坊してしまい、試釣ができませんでした。こんなことでいったいどれだけ釣れることやら…。
今回はO氏の友人がゲスト参加するとのことで、車に同乗させて頂きました。車中でいろんな話を聞かせて頂いてとても勉強になります。
朝食後、集合時間の4時30分に集合すると、釣り人で賑わっていますが、いつもに比べればちょっと少ないみたい…。
初めに事務所の2階で受付及びミーティングです。今回は本大会ということで参加費が高めな分、商品が豪華になります。いわばお祭りですから新しい試みとしてハンデキャップが導入されました。
これは昨年8月の椎の木湖例会と先月の釣果を参考に、実績が及んでいない会員には最大30kgまでのハンデキャップが与えられ、今月の釣果に加算されるというものです。年間競争の重量には加算されない本大会だけのルールは誰もが上位に入賞できる可能性があり、頑張って商品を目指してね、という工夫です。
ちなみに僕のハンデキャップは20kgでした。昨年、先月と釣ってませんから、実力から見れば30kgでも不思議では無いところです。まだ若手の部類ですから暑さを乗り切れる体力だけはあると割り引かれたかしら…?
さて、当会の釣り場への入場は2組めと比較的釣り座選択に余裕があるのですが、今日は2号・3号桟橋が指定です。みんなでワイワイと相談しながら入場し、釣り座は2号桟橋の西向き、渡り桟橋より事務所寄りの219番にしました。いつも入場が遅いため、こんなに事務所に近いところでやるのは初めてです。左隣がM氏、右隣がへらむぎさん、さらに右に行ってO氏、ゲスト参加のお二人の順です。
釣り方はここのところ特訓を繰り返したメーター両ダンゴです。
仕掛けは竿がシマノ慶匠8尺、道糸1号、ハリス0.5号15-20cm、ハリ上下とも改良ヤラズ5号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれ浅ダナ用ハイテクトップ7号です。
えさはガッテン:天々:水:バラケマッハを2:2:1:1で作りました。
釣り開始は6時頃になっていました。早速えさを打っていきますが、打てどもウキが動きません。桟橋下にはいつもはあまり姿の見えないブルーギルが泳いでいます。何かがおかしい。
ようやくツン!と入ったアタリを合わせると、ブルーギルが弱々しい抵抗を見せました。あれれ…?
並びで釣っている人達もウキが動かないと違和感を感じているようです。えさを打てばへらぶながブルーギルを押しのけるから…と思っていたら、ハッキリしたアタリが出て、正真正銘の第1号がきました。
ところがその後が芳しくありません。6時51分に2枚め、7時1分に3枚めを釣った後、穴が空いてしまって7時31分に4枚め、41分に5枚め。
どうも釣れる時と釣れない時に偏りがあります。これはやはりえさ合わせがうまくいってないんだと思います。なかなかウキが動かないのでアレコレいじるのですが、たまたまうまくいった時だけ釣れて、すぐ釣れなくなってしまいます。
O氏が5連釣であげてデカいえさにすると釣れるとアドバイスをくれました。約40分、間があいていたので早速試してみると、8時23分に6枚め、26分に7枚め、29分に8枚めの3連釣。ますますえさ合わせの難しさを感じます。
デカいえさが効くということは、えさ打ちの量が足りずに寄せ切れていないのでしょうか?そもそも魚が薄いような気がします。
僕がハリスのトラブルなどでえさ打ちの手を止めると、左のМ氏の絶好調に拍車がかかり、М氏の手が止まると僕に分け前が回ってきているような…。どうも魚の引っ張り合いになっているような気がします。
様子を見にきた人のウドンがいいらしいよとの情報も気になります。そもそもがかなり渋い時合で、えさ調整の手管が少ない僕には、アタリはおろかサワリすら無い時間が続きます。
9時を回ったところでこれではとても無理!と決心してとうとう両ダンゴを見限ります。
事務所へ行ってパワーXと粒戦、感嘆を手に取ってお代を払おうとすると、窓枠にオカユポンプが置いてあるのを発見しました。それと同じ物は売ってないですか?と訊くとお貸ししますよとのお言葉を頂きました。まさに渡りに船です。ありがとうございました。
釣り座に戻って仕掛けを作ります。竿・道糸は同じ。上ハリス0.6号8cm、下ハリス0.4号35cm。両ダンゴに寄せ負けしないようデカいバラケを打つことを念頭に、上ハリは改良ヤラズ8号、下同3号です。ウキは1番手落とした6号です。
バラケえさは粒戦:水を0.5:1で吸水させてから、パワーX:特Sを3:2(単位は100cc)を配合します。食わせえさは感嘆。粉20ccに水30ccで作りました。
えさをぎゅっと押しつけてウキのトップを一目盛り残しでなじむように、と振り込むと、4投めでウキがズボッと消し込みました。これこれ~!
ところがウドンセットでも後が続きません。久しぶりでえさ付けが甘いのか、ウキのなじみがなかなか出ないのです。
ようやくツ抜けに漕ぎ着けた10枚めは10時6分。ここでウドンセットはバラケのタッチが命と思い出し、丁寧にアタリの傾向とバラケのタッチを探ることに集中します。
やや大きめのえさで構わないのでボソッとしたタッチにすることが肝要でした。誘いの直後にアタリが出たのは、バラケが落ちたと分かった直後の1回きりで、基本的にはバラケが残っているうちにアタってきます。
よ~し少し分かってきた…と感じた10時台は20分、32分、40分、56分と釣って、1時間に5枚とどうにかペースを戻せました。
11時までに14枚まで釣りましたが、次第にバラケえさが乾いてハリ付けしにくくなってきます。手水を打ってハリ付けしやすくするのですが、後から振り返ると麩えさの目が詰まってバラケなくなっていたようで、釣果が止まってしまいました。
えさが無くなってイチから作るとサワリもアタリも復活し、11時23分、26分に2連続ヒットするのですが、また釣果が止まります。特Sを追い足してまとまりをよくしようと試みるのですが、ポツポツ拾える程度のペースでしかありませんでした。
13時頃、雨がパラッと降ってきて、へらの活性が上がったような気がする瞬間がありました。20枚めを釣った後、残り2時間を再び両ダンゴで挑戦!と再び仕掛けを替えます。けれども結果は雨が続かず1枚きりでした。
一ボウルえさを打ちきった14時、もうあがってしまおうかな?と思ったのですが、再びウドンセットに戻して粘ることにしました。
残りの1時間はポツリポツリと4枚拾って15時になり釣り終了です。釣果は25枚、19.2kgでした。トップが66枚、53.9kgでしたから、去年に引き続き千切られてしまいました…(T_T)。
いや去年は早退でしたから低釣果もやむなしですが、今年はバッチリ15時まで釣ってこの結果ですから、さらに酷くなったというべきです。とはいえ25枚でも椎の木湖での自己最高記録です。まだまだ精進せねばなぁ。
ハンデキャップを含めると39.2kg、順位は18番でした。参加者の感想は概ね良好。年に一度のお祭りなんだから、こういうのも面白いよね、という意見が多かったように見受けられました。
順調に釣果をのばしていた左隣のМ氏が3位に入られました。当人はハンデのおかげだから…とおっしゃっていましたが、いえいえどうして、結構なペースで釣られておられました。
僕の隣は結構上位入賞者が出るんですよねぇ…?ハッ!もしかして僕、カモになってる…?今月もO氏から指摘を受けたえさ打ちのスピードと回数が足りないってのがココに出てる?
参加賞その2 川越匠屋本店の草加せんべい
この日の参加賞は計3点、コーヒージャンキーの僕を狙ったかのような組み合わせです。ええ。一人暮らしでも全然消費できますとも(笑)。
さて。表彰式の際に8月30日に野田幸手園で行われる大会に応募してしまいました。9月例会も野田幸手園ですので、どうせ試釣に行こうと思っていた(前夜にメバル釣りの予定がありますが)ところです。
それまでは充分メーター両ダンゴが活躍するシーズンですので、引き続き強化月間として特訓を続けてまいります。やれやれ、一体何時になったらトップの半分釣れるのかなぁ?
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